鬼滅の刃五大流派の歴史と起源!呼吸を派生元から一覧で紹介

鬼滅の刃呼吸法はいくつ

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この記事では鬼滅の刃で鬼を狩るにあたって外すことのできない呼吸についてまとめています。

鬼殺隊員は鬼に対抗するために特殊な呼吸法を駆使して戦います。その呼吸が全集中の呼吸と呼ばれています。さまざまな種類のある呼吸法と今明らかになっている呼吸の使い手について紹介してきます。

 

鬼滅の刃五大流派の歴史と起源

「鬼滅の刃」の世界は、その核心に五大流派の剣術が存在します。

これらの流派は、物語において重要な役割を果たし、各々が独自の歴史と起源を持っています。

五大流派は、主人公・炭治郎や他の登場人物たちの戦闘スタイルや精神的な成長を形作る上で、不可欠な要素なのです。

これらの流派は、実際の武術や日本の伝統的な剣術に着想を得ていることが見受けられます。

作者の吾峠呼世晴は、それぞれの流派が個性的でありながら、歴史的な背景や実際の武術の要素を織り交ぜて創造しました。

たとえば、水の呼吸は流麗で柔軟な動きを特徴とし、実際の剣術で見られる水のような流れを模倣しています。

一方、炎の呼吸は、力強さと攻撃的な動きで知られ、炎の勢いと熱を表現しています。

これらの流派は、単なる戦闘技術以上のものを表しています。

それぞれの流派は、使用者の性格、哲学、そして彼らの世界観を反映しています。

例えば、炭治郎が学ぶ水の呼吸は、彼の冷静さと柔軟性を象徴しており、彼の成長と共に進化していきます。

「鬼滅の刃」における五大流派の歴史と起源は、単なる架空の創作を超え、日本の文化や歴史に対する敬意と深い理解を示していると思います。

 

鬼滅の刃五大流派!各流派の独特な特徴

「鬼滅の刃」の世界において、五大流派はそれぞれ独特な特徴を持ち、物語に深みと色彩を与えています。

これらの流派は、各キャラクターの個性と戦闘スタイルを映し出し、彼らの内面と外見の両面に影響を及ぼしています。

水の呼吸は、流動的で柔軟な動きを特徴とし、対象との間の距離を保ちながら攻撃することを重視します。

この流派は、落ち着きと機敏さを必要とし、炭治郎のような冷静で思慮深い剣士に最適です。

炎の呼吸は、その名の通り、激しく熱い攻撃を特徴としています。

力強く直接的なこのスタイルは、情熱的で攻撃的な性格を持つ剣士に適しており、炎のように猛々しい攻撃を行います。

雷の呼吸は、速さと瞬発力に焦点を当てています。この流派の使い手は、迅速な動きと鋭い攻撃で敵を圧倒します。

特に、善逸のような敏捷性を持つキャラクターに適しています。

風の呼吸は、独特なリズムと動きの変化を持ち、予測不可能な攻撃を行います。

このスタイルは、常に変化し続ける風のように、敵を惑わせるのに長けています。

岩の呼吸は、その堅牢さと強靭さを特徴としています。

力強い打撃と防御力が特徴で、岩のように揺るぎない剣士に適しています。

これらの流派は、それぞれの剣士の戦闘スタイルを形成し、彼らの性格と深く結びついています。

これらの独特な特徴を通じて、「鬼滅の刃」のキャラクターたちは、それぞれの道を切り開いていくのです。

 

鬼滅の刃の呼吸とは

ひとえに呼吸と言っても多くの流派が存在します。

まず、始まりの剣士が使ったとされる日の呼吸が戦国の時代に生まれました。そこから基本となる炎・水・風・岩・雷が誕生しそこからさらに派生して行きとなど新しい呼吸が生まれました。

炭治郎の師匠である鱗滝曰く、新しい呼吸が生まれることは珍しいことではないと語っています。今後、新キャラが変わった呼吸法が生まれるというメタ発言とも取れますね。

また炎と水は特に歴史が古く、各時代において柱の使い手がいました。炎の呼吸は煉獄杏寿郎の実父である煉獄槇寿郎が水の呼吸は鱗滝左近次が柱として過去に活躍していました。

 

鬼滅の刃呼吸一覧

  • 全ての呼吸の源流:日の呼吸
  • 基本の5種:炎・水・風・岩・雷
  • 炎から派生した(※2)
  • 水から派生した蛇・花・蟲
  • 風から派生した霞・獣(※2)
  • 雷から派生した
  • その他:ヒノカミ神楽・月の呼吸

 

※2:元々存在した流派ではなく彼らが独自に編み出した流派であり、恋の呼吸は炎の呼吸が基になっていて、獣の呼吸は風の呼吸に近いもの。

それでは今現在出現している呼吸の特徴や使い手について紹介していきます。

 

炎の呼吸

脚を止め力強い踏み込みから、間合いを一気に詰めての強力な斬撃が多いのが特徴で、変幻自在の脚運びを主とする水の呼吸とは対称的。

五大流派の中では最も歴史が古く、いつの時代も“柱”が存在したと言われています。対応する日輪刀の色は赤。いわゆる王道の剣技。

使い手には『「炎」の呼吸は「火(ヒ)」の呼吸と呼んではならない』旨が強く伝えられています。これは後に紹介する日の呼吸を参照。

炎の呼吸 使い手

  • 煉獄槇寿郎
  • 煉獄杏寿郎

>>【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の炎の呼吸の型一覧!火の呼吸との違いは?

 

水の呼吸

水の呼吸の型は、その名の通りどんな形にもなれる水のように変幻自在な歩法が特徴であり、それによって如何なる敵にも対応できます。

また、後述でも説明するが(現在のところ)各流派の中で唯一鬼に苦痛を与えず安らかに死なせる技が存在しているのも大きな特徴です。対応する日輪刀は青。(炭治郎も元水柱である鱗滝の元で修行したので水の呼吸を使うが日輪刀は黒。これも後に紹介する日の呼吸と関係あり。)

技が基礎に沿ったものであるため派生した流派も多いとのことで、初心者にも易しく一番多くの剣士に使用されています。

水の呼吸 使い手

  • 鱗滝左近次
  • 冨岡義勇
  • 錆兎
  • 真菰
  • 竃門炭治郎
  • 村田

>>鬼滅の刃 水柱・富岡義勇の呼吸法や必殺技まとめ!凪が最強!

>>竈門炭治郎の呼吸法や技を画像と動画で紹介!戦闘シーンがかっこいい!

風の呼吸

暴風のように荒々しい動きから鎌鼬のように斬り刻みます。炎の呼吸と同じく攻撃に重きを置く呼吸ですが、こちらはどちらかというと範囲と速度が優れています。対応する日輪刀は緑色。

演出として発生する水や雷とは違い純粋な剣技によって起こした風がそのまま攻撃力を持って敵を攻撃します。 つまり風の呼吸の強みは技で実際に風を発生させ、風と剣技を組み合わせる広範囲にとてつもない速度で攻撃できる点です。

現状での使い手は実弥のみで風の呼吸全員が風を発生させれるかは不明。

風の呼吸 使い手

  • 不死川実弥

>>不死川実弥の呼吸や技・能力が強い!かっこいい戦闘シーンで強さを検証!

 

岩の呼吸

筋力に物を言わせた荒々しい戦闘法も特徴で、足さばきや体さばきによって技の威力を底上げする他の呼吸法と違い、筋力でゴリ押す単調であるがゆえに弱点が少なく防御にも優れているので生存能力も高めです。鉄球で無惨の頭をカチ割るぐらいの火力を出します。

現状最強の呼吸ではないかと思われます。

生まれ持って筋力に優れた人間ではないと使えない可能性が高いです。対応する日輪刀の色は灰色。

ですが悲嶋嶼は刀ではなく棘鉄球が鎖でつながれた手斧という特殊な武器を使います。他に岩の呼吸の使い手が登場していないため、他の岩の呼吸の使い手はどのような武器を使うかは不明。

岩の呼吸 使い手

  • 悲鳴嶼 行冥

>>【鬼滅の刃】岩柱悲鳴嶼行冥の呼吸法や必殺技まとめ!地味キャラが今やリーダーに

雷の呼吸

みんな大好き雷の呼吸ですね。居合特化という珍しい呼吸。呼吸による力を脚に集中させ、神速の踏み込みから雷光の如き速さの斬撃を繰り出します。基本型は全部で六つ。対応する日輪刀の色は黄色。

いつもうるさく楽しい善逸君は壱の型しか使えません。逆に兄弟子である獪岳は壱以外全て使えます。この使える型の違いで二人は悲惨な結果に辿り着きます。詳しくはコミック17巻で確認してみてください。

雷の呼吸 使い手

  • 桑島慈悟郎
  • 獪岳
  • 善逸

>>鬼滅の刃善逸の雷の呼吸漆ノ型がかっこいい!技名や読み方は?

ここまでの上記5つが基本形の呼吸です。

ここからは基本形から派生していった呼吸の紹介です。

 

恋の呼吸(炎から派生)

使い手である甘露寺は炎柱、煉獄の継子として修行していましたが彼女が生まれ持った身体能力と性格が独特なことも相待って炎の呼吸とは別物になったため独立、現在に至ります。

彼女だからこそ扱える鞭のようにしなる日輪刀と細い体からは想像出来ない筋力と女性らしい柔軟さがあるからこそ成立する呼吸です。

恋の呼吸 使い手

  • 甘露寺蜜璃

>>【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃の呼吸や技を紹介!読み方は?どんな技なの?

蛇の呼吸(水から派生)

蛇の名を冠するように斬撃が異様に曲がります。柱稽古の際に描写にもありましたが、狭い部屋で木材を交わしながら炭治郎に斬撃を当てていました。

現在、使用しているのは柱である伊黒だけですが極めて汎用性が高い呼吸ですね。

蛇の呼吸 使い手

  • 伊黒小芭内

>>【鬼滅の刃】伊黒小芭内の呼吸法や必殺技まとめ!ネチネチ性格の男は何柱?

 

花の呼吸(水から派生)

全ての型に花の名前が入っているのが特徴です。水派生の呼吸なため体幹を生かして斬撃を叩き込む技が多くみられます。

日輪刀は淡い桃色で、柄と鞘には梅の花があしらわれています。

花の呼吸 使い手

  • 胡蝶カナエ
  • 栗花落カナヲ

>>栗花落カナヲの呼吸の型や技を紹介!強さの秘密は視力!失明の理由も

蟲の呼吸(花から派生)

花の呼吸の使い手であった胡蝶カナエの妹、胡蝶しのぶが改良し生まれた呼吸です。この呼吸は鬼の頸を落すのではなくいかに毒を叩き込むかに特化しています。

それは胡蝶しのぶが鬼の頸を落とせるほどの筋力がないからです。華奢な体でいかに鬼を殺すかを考え生まれた呼吸です。

鬼にとって有毒な藤の花の毒を仕込み注入することで鬼を屠ってきました。しかも鬼に合わせて調合を変えることもできます。

蟲の呼吸 使い手

  • 胡蝶しのぶ

>>【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの呼吸法や技名を一覧で紹介!読み方が特殊?美しすぎる蟲柱!

 

音の呼吸(雷から派生)

音柱である宇髄天元が使用します。この呼吸も他とは大きく異なる特徴があります。まず武器が刀ではなく、大きな出刃包丁を鎖で繋いだ二刀です(素材は日輪刀と同じ)。しかも刃の部分に爆薬が仕込まれており、刃に爆発による推進力を乗せ技を放つのが基本の動きになるようです。

また爆発で相手の攻撃の威力を減衰させる使い方もあります。この爆発によって戦闘中には凄まじい音が鳴り響き、それが「音の呼吸」の名前の由来となっています。元は忍者であった彼らしい戦闘スタイルです。

音の呼吸 使い手

  • 宇髄天元

霞の呼吸(風から派生)

剣を握って立ったの2年で柱となった天才少年、時透無一郎が使う呼吸です。対応する日輪刀の色は白。霞という字の通り相手を視界を騙し、攻撃をかわしながら斬撃を放つのが得意な呼吸です。

霞の呼吸 使い手

  • 時透無一郎

>>【鬼滅の刃】霞柱時透無一郎の呼吸法や必殺技まとめ!最年少剣士が見せる美しくも強い技

 

獣の呼吸(風から派生)

炭治郎、善逸と任務をこなすようになった野生児の嘴平伊之助が使う呼吸。これは彼が鬼殺隊士から刀、技を奪い野生の本能で生み出した呼吸です。

故に理論的な技術などは組み込まれておあらず、まさしくケダモノの戦闘スタイルです。

性質的には“風の呼吸”に近いものとなっているらしいです。が、イマイチ共通点がわかりません。風は斬撃を飛ばす感じですが、こちらは物理ていに引き裂くという印象が強いです。

ちなみに中の人が某・黒の剣士と同じで二刀流であることから話題になっていました。

獣の呼吸 使い手

  • 嘴平伊之助

>>【鬼滅の刃】伊之助の呼吸法や必殺技まとめ!素顔は美少年だが猪の被り物つけ猪突猛進!

※ここからの記事は本編の重要なネタバレを含みます、閲覧する際はご注意ください。

日の呼吸(始まりの呼吸)

現在の全ての全集中の呼吸の源流。戦国の時代から大正に至るまで判明している使い手はただ一人、耳飾りの剣士こと継国縁壱です。

使用するときに日輪刀が赤き灼刀に変化するぐらいしかわかっておらず、覚醒方法は不明。しかしながら継国縁壱の日輪刀は黒色でした。

炭治郎も水の呼吸の使い手として修行を開始しましたが、日の呼吸ではなく酷似したヒノカミ神楽の呼吸を覚えました。

日の呼吸は唯一、鬼舞辻無惨を殺す寸前まで追いやった最強の呼吸であるため異様に警戒しています。故に黒い日輪刀を持つ又は使い手になりそうな隊士を優先的に十二鬼月に殺させため日の呼吸が途絶えたと考えられます。

なので本編冒頭で黒い日輪刀を持つ者は出世しないと炭治郎は言われたわけです(実際は出世できないのではなく、悪意を持ってみんな殺されていた)。

何故、ヒノカミと似ているのか?それは無惨に気付かれないように演舞という形で晩年の継国縁壱と交流があった竃門家が日の呼吸を密かに継承するためだったからです。

つまり日の呼吸≒ヒノカミ神楽ということです。

炭治郎が幼少からヒノカミの演舞を見ていたからか、最初から日の呼吸の才能があったから使えるかは分かりませんが、数百年という長い時間をかけて継国縁壱から継承される奇跡が起きました。

日の呼吸 使い手

  • 継国縁壱
  • 竈門炭十郎
  • 竈門炭治郎

 

月の呼吸

唯一、血鬼術と組み合わせて繰り出される呼吸。血気術と呼吸の融合から繰り出される技は即死級なのはもちろん、剣の軌道上に三日月のような模様が現れ斬撃が残るというチート級の性能を誇ります。

加えて月が満ち欠けするように効果範囲が不規則に変化するためこの設置型の罠を意識しながら放たれる技を処理することを要求します。勝ち筋が見えませんね…

流石、日と対をなすだけのことはありますね。

月の呼吸 使い手

  • 黒死牟

 

鬼滅の刃の全集中とは

全集中の呼吸は鬼との戦闘において必須です。これを使いこなせない者は間違いなく生き残れないので後方支援に回ります。負傷した炭治郎たちを救護している黒子の方達がそうですね。

全集中の呼吸は鬼との身体的なスペックを埋めるための特殊な呼吸です。

鍛錬により強化された心肺に大量の酸素を一気に取り込むことで瞬間的に身体能力を強化し、各流派の剣技を繰り出します。つまり全集中の呼吸とはブースト状態であり当然、身体に負荷が掛かりますがようやく鬼の頸を落とせる状態になるわけです。

全集中とは

血の中に大量の空気を取り込み、体中の血の巡りと心臓の鼓動を早くし、体温の上昇とともに骨や筋肉を強化すること

鍛錬を重ねることで、24時間に渡って全集中の状態を続けることも可能になり、基礎体力も向上します。この状態は「全集中・常中」と呼ばれています。

 

鬼滅の刃最強の呼吸法は?

これだけたくさんの呼吸法があることがわかりましたが、最強の呼吸法とは一体?やはり日の呼吸でしょう。

始まりの呼吸ともいわれ全ての呼吸の大元になった呼吸ですね。

ですが作中で日の呼吸を扱える剣士として登場したのはたったの3人。

あの鬼の始祖である鬼舞辻無惨が恐れる呼吸でもあるため、やはり最強の呼吸法といって過言ではないでしょう。

 

鬼滅の刃の呼吸の種類を派生元から一覧で紹介!最強の呼吸法は?まとめ

いかがでしたでしょうか?呼吸といっても偏にたくさんの呼吸があり、特性があります。得意な才能を持つ者が基本呼吸を学ぶことで新たな呼吸が生まれる傾向があるようです。

物語もいよいよ佳境に入りました。もう新たな呼吸は登場しないのでしょうか?何が起こるか全く想像できないのが鬼滅の刃なのでこれからも楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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