猗窩座(あかざ)の過去が泣ける!強さに執着する理由も!

猗窩座アイキャッチ

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上弦の参 猗窩座 一体どんな鬼?

十二鬼月の中でも不動の実力を誇る上弦の鬼。

どの鬼も一癖も二癖もある奴らばかりですが、いったいどんな鬼がいるのでしょうか?

今回は猗窩座について解説していきますが、まずは導入です。

十二鬼月の中ではかなり古参の鬼で、人間時代に刑罰で入れられた刺青などから江戸時代にいきた人間であると推察できます。

100年以上、上弦の座を維持し続けている実力者です。

 

現に、炎柱の煉獄さんと死闘を繰り広げています。

切っても切っても再生し煉獄さんを追い詰めていく姿は圧倒されましたね。

最初に登場した上弦の鬼であり、その実力から読者を絶望に引き入れたのは間違いなく、この猗窩座と言えるでしょう。

そんな猗窩座ですが、一体どのような鬼なのでしょうか、それについて今回は言及してきます。

 

上弦の参・猗窩座(あかざ)

十二鬼月の中で唯一、血鬼術を含め武器や飛び道具を一切使わない珍しい鬼です。

その技の数々は、猗窩座が人間だった時代に覚えた武術が元となっており、強力なものばかりです。

炎柱の煉獄さんをも圧倒する武術は間違いなく鬼の中でも最強の武術と言えるでしょう。

また、技名や術式の模様は過去の思い出から来ています。

いったい過去に何があったのかは、記事の後半で解説していきたいと思います。

ただの脳筋ではない!

単に武術に特化したものだけでなく、血気術と合わせた技であり、破壊殺・羅針を初め、戦闘をより優位に持っていく技が多組みられます。

破壊殺・羅針では、術式展開で雪の結晶のような人を発生させ、敵の闘気を感知して相手の動きを読み取る技です。

ただ闘気を読み取るという技なので、武術自体は猗窩座の努力とセンスというわけですね。

 

ファンブックにも猗窩座は人を食う時間より、鍛錬の時間の方が長かったと記載されています。

また、人を喰うにも女性は食べないと、鬼の中でも色々と信念を持っている鬼と言えます。

他の鬼とは違い尊敬できる一面がありますね。

 

上弦の参・猗窩座(あかざ)の過去が泣ける

先ほど破壊殺・羅針に軽く触れましたが、この技では、雪の結晶のような陣が展開されます。

これは猗窩座が人間だった時に深く関係があります。

雪の結晶は、恋雪という、将来を誓った相手が身に付けていた髪飾の形からとっています。

羅針は、大切な人である恋雪との思い出からできた技なんですね。

猗窩座の強さは恋雪への思いからきていると言えますね。

誓いのシーンに関する猗窩座の技名

花火

また、単行本18巻で確認できた新たな技、脚式・冠先割、脚式・流閃群光、脚式・飛遊星千輪、砕式・万葉閃柳、鬼芯八重芯、終式・青銀乱残光のどの技も、由来は花火からきてきます。

これも恋雪との大切な思い出、恋雪に約束を交わしたシーンから来てるんですね。

>>猗窩座と恋雪の切ない恋愛物語はコチラ

恋雪との思い出があったからこそ作ることができた技となっています。

猗窩座の人間のときの名前は狛治

猗窩座狛治

そんな人情味あふれる猗窩座ですが、では人間として生きていた時はどのような人だったのでしょうか。

人の時の名前は狛治

父親の病気を治すために高額な薬等を買うため、何回も窃盗してお金を稼いでいました。盗んだ財布を持って逃げるためにも、返り討ちにあったとき、負けないためにも強くなければならないと考えていたのです。

ですがその度に捕まり幾度となく刑罰を喰らってきました。

そんな狛治に耐えきれず父親は自殺をしてしまいます。

 

そこで自暴自棄になっていた狛治のもとに素流という道場を開いていた武術家・慶蔵が狛治を抑え、師匠となります。

この素流が猗窩座の技の根幹となるわけです。

さらにこの慶蔵の娘が、猗窩座の大切な人である恋雪です。

猗窩座が鬼になった理由

慶蔵は病身の娘恋雪の看病のために狛治を拾ったのです。

病で苦しんでいる父親を看病し続けてきた狛治にとって、つきっきりで看病するのは苦ではありませんでした。恋雪の看病と道場での稽古、そんな日々が荒んでいた狛治の心を救います。

狛治が慶蔵の元に来て3年が経過し、恋雪の病状も良くなったころ、慶蔵は狛治に道場を継いでほしいと申し出ます。

恋雪も狛治のことが好きだったので婿入りしてほしいと言ったのです。罪人の証を腕に刻まれている狛治は、思ってもいなかった幸せな未来を前に必ずこの二人を守ると心に決めたのです。

 

そんなこんなで狛治は慶蔵と恋雪に出会い真っ当な人生を送っていたのですが、狛治が出かけている間に慶蔵と恋雪は近隣の剣術道場の跡取り息子が井戸に毒を流し殺されてしまいます。

狛治はその剣術道場の67人を殺し、その噂を聞きつけた無惨様に鬼にされてしまうんですね。

 

上弦の参・猗窩座(あかざ)が強さに執着する理由

猗窩座がこれほどまでに武術、そして強さにこだわる理由は猗窩座が鬼になる前の境遇に起因しています。

武に対する信念、強さへの過剰なまでの執着は、父親や恩人、恋人を守ることができなかった自分自身を責めている現れなんですね。

 

「なぜ強さを求めていたのか」 「なぜ弱い奴が嫌いだったのか」これは全て自分に置き換えていたのかもしれません。

また強者を勧誘するもの一緒に道場を守りたかったという思いが現れていたのではないでしょうか。

>>強さを求める猗窩座の名言が深イィ

 

まとめ

今回は十二鬼月の上弦の参、猗窩座についての記事でした。

他の鬼とは違い、自分の信念を貫き通す姿や、人間時代に師匠や恋人と築き上げてきたものを基盤に自らを鍛え続けている姿には鬼であっても尊敬できる部分が多くあることが伺えます。

最初に出てきたときは、強者を求めすぎ、弱者へ厳しい感じから、とっつきにくいと感じた人も多くいたかもしれませんが、猗窩座の悲しい過去や理由を知った今なら納得ですね。

>>猗窩座を倒した柱とは?猗窩座の結末に涙が止まらない

 

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