猗窩座と恋雪の恋愛シーンは何巻何話?鬼になっても消えない恋雪への思い

猗窩座と恋雪の恋愛シーンは何巻の何話?技の名前に隠された秘密とは

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十二鬼月の“上弦の参”の猗窩座は、鬼として400年間生きています。

その強さは鬼の中でも精鋭で実力者です。

猗窩座は強い者には賛美と鬼になることを勧め、弱者に対しては見下したり等、自分だけでなく敵に対しても「強さ」を求めていましたよね。

その強さに執着する所が評価されて、無惨からの信頼も高いです。

猗窩座はなぜそんなに強さにこだわるのか、それは猗窩座が人間だった時の記憶に関係しているのでしょうか。

という訳で今回は、猗窩座の過去と猗窩座の血鬼術の名前に隠されているもの等を詳しく調べてみたいと思います。

 

猗窩座(あかざ)と恋雪の恋愛シーンは何巻の何話?

猗窩座(あかざ)と恋雪の出会い

猗窩座の人間だった頃の名前は「狛治」で病気の父親と貧しいながらも暮らしていました。

父親の薬を調達しようと狛治はスリを何回も繰り返し、捕まると懲罰で入れ墨を入れられていました。

そして狛治の入れ墨が6本になった日、狛治が家に帰ると遺言を残し父親が首を吊って自殺していました。

残された遺言には「真っ当に生きろ まだやり直せる 俺は人様から金品を奪ってまで生き永らえたくない 迷惑をかけて申し訳なかった」と書かれていました。

父親のためなら自分が死んだっていいとさえ思っていた狛治からすると父親の自殺はとても残酷で狛治がやさぐれてしまうのも頷ける気がしますよね。

 

やさぐれて喧嘩の毎日に明け暮れていた時に出会ったのが、「慶蔵」という素流の武術の師範でした。

後の狛治の恩師です。

慶蔵に喧嘩を仕掛けた狛治は完敗し、「娘の看病をしてくれ」と頼まれ道場に連れてこられました。

そこで狛治は恋雪と出会いました

 

猗窩座(あかざ)と恋雪と花火

病気の恋雪が自分の父親と重なり看病することにしました。

病気の恋雪の看病をしつつ、慶蔵に素流の稽古を付けてもらう日々に狛治の荒んだ心が穏やかになっていきました。

 

恋雪が狛治に「気分転換に 今夜は花火が上がるから見に行ってもいい」と告げると狛治は「目眩が治まっていたら背負って橋の手前まで行きましょうか」と恋雪のことも誘いました。

そして「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるからその時行けばいいですよ」と言い、その言葉に恋雪は涙を流し喜んでいました。

 

それから3年経ったある日、慶蔵から「この道場を継いでくれ」と言われたとき、父親が残した遺言を思い出し、やり直したいという気持ちと同時に二人を守るという想いを狛治は自分の心に誓いを立てました。

 

体調の良くなった恋雪と共に花火大会を見に行き、そこで「当たり前のように未来の話をしてくれた狛治さんがいいんです」「私と夫婦になってくれますか?」と逆プロポーズをされます。

 

狛治は「俺は誰よりも強くなって 一生あなたを守ります」と二人は花火の下で約束しました。

 

狛治がこの幸せな時が永遠に続くと思っていた矢先に、慶蔵と恋雪が毒殺されてしまったのです。

その知らせを聞いた狛治は、犯人達を素手で惨殺し、その後無惨と出会い鬼になってしまいました。

 

二人の恋愛シーンは何巻の何話で読める?

恋雪の登場シーンは18巻の153話の最後部分ですが、猗窩座と恋雪の恋愛シーンは18巻の154話から出てきます。

 

無惨城で炭治郎のもとに現れた猗窩座は「杏寿郎はあの夜死んでよかった」と炭治郎を挑発し、「弱者には虫唾が走る 反吐が出る 淘汰されるのは自然の摂理に他ならない」と述べています。

 

歪んだ価値観に対して炭治郎は「強い者は弱い者を助け守る そして弱い者は強くなり また自分よりも弱い者を助け守る これが自然の摂理だ」と言い、否定する姿に猗窩座は誰かの姿を見ますが、それを振り払って炭治郎に襲いかかってしまいます。

 

その後水柱・冨岡義勇も参戦し猗窩座の頚を斬ることに成功しますが、猗窩座は強さへの執念で無惨と同じ物に変化しようしたその時、「狛治さん、もうやめて」と猗窩座の腕を掴みながら涙を流す恋雪が登場します。

 

恋雪が登場したことによって猗窩座の回想シーンが始まります。

 

猗窩座(あかざ)鬼になっても消えない恋雪への思い

 猗窩座が使う血鬼術破壊殺羅針・術式展開」は9つ存在します。

技名 特徴
破壊殺・空式(くうしき) 乱打技。
破壊殺・乱式(らんしき) 広範囲の衝撃波が発生する技。
破壊殺・滅式(めっしき) 威力と速さがある技。
破壊殺・脚式 冠先割(かむろさきわり) 背後の敵を蹴り上げる技。掠っただけで出血。
破壊殺・流閃群光(りゅうせいぐんこう) 中断から上段への連続蹴り。
破壊殺・鬼芯八重芯(きしんやえしん) 左右四発の乱打
破壊殺・砕式 万葉閃柳(まんようせんやなぎ) 地面をたたき割れるくらいの威力のある技。
破壊殺・脚式 飛遊星千輪(ひゆうせいせんりん) 近距離から上に向かって蹴り上げる。
終式・青銀乱残光(あおぎんらんざんこう) 全方向に同時に百発の乱れ打ちを放つ。

破壊殺とは風水にある言葉です。

干支と反対の方位にあり、「命以外全て失う」という方位なんだそうです。

 

猗窩座の血鬼術「破壊殺羅針・術式展開」を繰り出す際には必ず猗窩座の足元に雪結晶の模様が出現します。

なぜ雪結晶なのか。

 

それは猗窩座の最愛の人恋雪」が関係しているのではないかと考えられます。

恋雪の名前の「」と恋雪はいつも雪模様の髪飾りを付けていたのでそれを意識していたのではないでしょうか。

 

他にも、猗窩座の使う技の名前は恋雪と一緒に見に行った花火の名前が付けられていました。

猗窩座は鬼になった時に人間だった頃の記憶を失っています。

 

それでもなお、恋雪に関するものが技の名前や技に反映されていることから記憶を失っても猗窩座の心に「恋雪」が刻み込まれているのではないかと思いました。

 

猗窩座と恋雪の恋愛シーンは何巻何話?鬼になっても消えない恋雪への思い記事まとめ

猗窩座が強さに執着するのは理由は、

  • 人間だった頃に自分が弱いせいで守りたい者を誰一人守ることが出来なかった
  • 弱い人間はいつも真っ向から勝負せず汚いやり方で相手に勝つ醜さ
  • 病気や怪我で弱いものはすぐ死ぬが強くなれば(鬼になれば)死ぬ事はない。

この3つではないかと考えられます。

最後の最後で人間だった頃の記憶を思い出し、父親・慶蔵・そして最愛の恋雪に会えて言いたかったことを伝えられた事は猗窩座の鬼になってからの人生で唯一の救いだったと信じたいですね。

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