文豪とアルケミスト舞台の順番を紹介!最新作は何番目?

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文豪転生シュミレーションゲーム『文豪とアルケミスト』(通称:文アル)の舞台シリーズ『文劇』

その高いメッセージ性や熱いストーリー展開から、多くのファンを集めています。

しかし、シリーズの作品数が多く、どの順番から見れば良いのか分からないという声も。

そこで、今回は『文劇』シリーズを全て観劇した筆者が、文アル舞台『文劇』の順番や内容、既作の無料配信の有無についてをご紹介します!

 

文アル舞台の順番!最新作は何番目?

疑問

文アルの舞台シリーズ、通称『文劇』は、過去5作品が上演されました。そして、2023年春に上演される最新作で6作目となります。

順番と時期は以下の通りです。

  1. 文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)201923
  2. 文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)201912月〜1
  3. 文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱(カノン)20209
  4. 文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱(アリア)20222
  5. 文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋(ロンド)20229
  6. 文豪とアルケミスト 戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)20232月〜3月上演予定

ここからは、それぞれを公演順に、文劇1、文劇2、などとナンバリングした呼称でご紹介していきます。

既作の5作を時系列順に並べると文劇3→文劇1→文劇2→文劇4→文劇5、となっています。

新作の6作目が、この時系列順のどこに位置するかは公演前の現段階では不明です。

織田作や安吾が出演していることから、少なくとも文劇2より後なのは確実ですが、文劇4、文劇5との関連は分かりません。

文劇6は原作ゲームにおいての追加実装文豪が多いのも気になるところ。

織田作之助・中野重治といった初期文豪のキャラクターも居ますが、坂口安吾・徳永直・草野心平・檀一雄は追加実装の文豪達です。

坂口安吾・徳永直はアプリ版リリース前に追加実装されたキャラクターなので、あまり「新キャラ」といったイメージは無いかもしれませんが、この新しい文豪達が、新作では何か意味を持つのかも知れませんね。

 

文アル舞台を見るならこの順番がおすすめ!

グッズ

文劇は公演順に観ることをおすすめします。

文劇1→文劇2→文劇3→文劇4→文劇5の順番です。

作中の時系列とは少し前後しますが、制作サイドは観客に公演順に観てもらえるようにシリーズを続けているので、素直に公演順に観るのが一番良いと思います。

次におすすめするのは、文劇4や文劇5から観て、その後文劇1→文劇2→文劇3の順番で観ることです。

文劇123は話が繋がっているのですが、文劇4と文劇5は文劇シリーズの第2シーズンの始まりのような作品で、あまり前作との繋がりを気にせずに単発の作品として楽しむことができるためです。

なので、文劇4か文劇5のどちらか好きなキャラクター・俳優さんが登場する作品から観始めるのも問題ないと思います。

また、1作品を2回以上観れるなら、文劇1→文劇2→文劇3→文劇1→文劇2→文劇4→文劇5という順番を一番おすすめします。

公演順に見たあと、作中の時系列を追いかけるという観方です。

文劇3は文劇1に繋がっており、文劇3を観てから文劇1を見返すと、全く観た時の心情が違うのです。

もしDVDなどを購入し、複数回観ることができる環境にあるのなら、是非文劇を1→2→3と公演順に観たあと、もう一度文劇1を観てほしいです。

 

文アル舞台の作品紹介

音楽

文劇はゲームの設定とは世界観が違うところが多々あります。

同レーベルから出ている作品『刀剣乱舞』や『艦隊これくしょん』の「とある本丸」「とある鎮守府」制度とはまた少し違い、ゲーム内に存在するメインストーリーごと、ゲーム『文アル』と文劇は違うので、その辺りを分かってから観たほうが良いでしょう。

しかし、どの作品もキャラクターやその関係性を舞台作品として、とても丁寧に描いてくれています。

ここでは、どの作品がどんなストーリーなのか、どんなキャラクターが出演するのかをご紹介します。

以下ご紹介する各作品の「あらすじ」は全て公式HPより引用しました。

文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌

上演時期:201923

主題歌:光の先へ

あらすじ

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。 親友たちとの再会、そして前世では ありえなかった出会いに喜ぶのもつかの間、 太宰のあこがれの人、芥川龍之介の作品が侵蝕される。 芥川先生の作品は俺が守る!と意気込み、 仲間を引き連れ潜書する太宰だったが——

キャラクター/キャスト

 

  • 太宰治/平野良
  • 織田作之助/陳内将
  • 坂口安吾/小坂涼太郎
  • 佐藤春夫/小南光司
  • 中原中也/深澤大河
  • 志賀直哉/谷佳樹
  • 武者小路実篤/杉江大志
  • 江戸川乱歩/和合真一
  • 芥川龍之介/久保田秀敏

文劇シリーズの第1作目です。太宰と芥川を主軸にしたストーリーで、演出家が「ラブストーリー」と自分で評価するほど、彼らの生、作品、文学にかける愛を形にした作品になります。

文劇シリーズ第1作目にふさわしい、「これが文劇だ」というのを見せつける作品です。

文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞

上演時期:201912月〜20201

主題歌:白き新しき世界へ

あらすじ

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。 侵蝕者との戦いは新しい仲間も加わりながらも続いていた。 そんなある日、有島武郎の作品『カインの末裔』が侵蝕される。 有島武郎と同じ白樺派である志賀直哉と武者小路実篤は、 仲間の作品を救うべく潜書するが——

キャラクター/キャスト

 

  • 志賀直哉/谷佳樹
  • 武者小路実篤/杉江大志
  • 有島武郎/杉山真宏(JBアナザーズ)
  • 坂口安吾/小坂涼太郎
  • 国木田独歩/斉藤秀翼
  • 島崎藤村/小西成弥
  • 萩原朔太郎/三津谷亮
  • 芥川龍之介/久保田秀敏

文劇1の続きのお話です。

テーマはとにかく「友情」で、白樺派、特に武者と志賀を主軸にした展開となっています。

しかし、同時に、それぞれの文豪達が友情とは何かを問うお話でもあります。

武者の真っ直ぐさ、人間を肯定した白樺派の彼らが繰り広げる「友情」の舞台は、上演当時、観客の感想を「エモい」の一言に染め上げました。

文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱

上演時期:20209

主題歌:魂となりて

あらすじ

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。 館長に導かれ、憧れの芥川龍之介と出会い、喜びに浸る太宰。 しかし、そんな平穏を壊すかのように、北原白秋の『からたちの花』が侵蝕され、作者本人が自身の作品に取り込まれるという、未曾有の事態に。 北原とその作品を救うべく、太宰ら文豪たちは潜書をするが——

キャラクター/キャスト

 

  • 太宰治/平野良
  • 北原白秋/佐藤永典
  • 萩原朔太郎/三津谷亮
  • 室生犀星/椎名鯛造
  • 中原中也/深澤大河
  • 江戸川乱歩/和合真一
  • 芥川龍之介/久保田秀敏
  • 館長/吉田メタル

文劇シリーズの中でも、かなり異色の作品です。文劇をシーズン分けするなら、第一部完は間違いなくこの作品でしょう。

他の文劇シリーズに登場する図書館とは別の図書館の話で、この『館長』もゲームに登場する館長とは別人です。

コロナ禍が始まったばかりの、不要不急だと芸術が淘汰されつつあった空気の中で上演された作品であったこともあり、かなり重たくて苦しく、そして辛いシナリオとなっています。

私は観劇後、3日ほどまともに食事をすることができませんでした。

しかし、文劇にとって、とても大切な一作であり、是非一度観て欲しい作品でもあります。

ラストシーンが文劇1の冒頭に繋がっており、文劇1を観ているのと観ていないのとでは感じ方が全く違うため、この作品は文劇1の視聴後に観ることをおすすめします。

全ての文劇シリーズのはじまりを描いた一作です。

文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱

上演時期:20222

主題歌:継木

あらすじ

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。尾崎一門が奇跡的な再会を果たし、皆それぞれが懐かしさに浸る中、どこか戸惑いを隠せない様子の徳田秋声。

ある日、徳田の師である尾崎紅葉の作品『金色夜叉』が突如侵蝕される事態が起こる。太宰治らの協力のもと無事作品に潜書し、侵蝕者にとどめを刺そうとするが——

キャラクター/キャスト

 

  • 徳田秋声/赤澤遼太郎
  • 泉鏡花/山﨑晶吾
  • 佐藤春夫/小南光司
  • 国木田独歩/斉藤秀翼
  • 川端康成/正木郁
  • 里見弴/澤邊寧央
  • 尾崎紅葉/玉城裕規
  • 太宰治/平野良

文劇をシーズン分けするなら、この作品は、第二部始まりの作品です。

また、太宰編完結の作品とも言えます。

尾崎一門、そして秋声・太宰をメインに、彼らが「今の自分達とは何か」を考えるお話です。

それぞれ図書館に転生し、前世と今の闘いと生活を見つめ、成長していく物語が軸になっています。

原作ゲームをプレイしている人にとっては、古参ではない秋声というのが中々新鮮で面白いのではないでしょうか。

文劇13と主役を張っていた太宰の変化も見所な作品です。

文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋

上演時期:20229

主題歌:滅ぼせ我が身を

あらすじ

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。幾度となく侵蝕者と戦ってきた芥川龍之介は、同じ新思潮で親友の菊池寛らと再会。

喜びもつかの間。なんと彼の師である夏目漱石の『こころ』が侵蝕される事態に。一刻も早く潜書し、侵蝕を食い止めなければならない。しかし同じ夏目門下である久米正雄が芥川との協力を拒み、散り散りで潜書することとなる。

敬愛する師の作品に足を踏み入れてもなお、手を取り合えない二人。菊池や江戸川乱歩の応戦もかなわず侵蝕者によって窮地に追い込まれるがエドガー・アラン・ポーとハワード・P・ラヴクラフトの活躍により浄化成功。図書館で待つ、室生犀星と夏目の元に帰還する。

海外文豪らの武勇を称え、生前の作品について花を咲かす面々を横目にかつての同志であった芥川らだけでなく、異国の文化を持つ海外文豪らを受け入れられない久米と周囲との軋轢は大きくなるばかり

そんな最中、突然姿を消した久米。時を同じくして『破船』が侵蝕された。とてつもない負に抗いながら、潜書を試みるも久米の意思を形にしたかのような結界に拒まれ——

キャラクター/キャスト

 

  • 芥川龍之介/久保田秀敏
  • 菊池寛/岩城直弥
  • 江戸川乱歩/和合真一
  • 室生犀星/椎名鯛造
  • エドガー・アラン・ポー/鷲尾修斗
  • ハワード・P・ラヴクラフト/小林涼
  • 夏目漱石/寿里
  • 久米正雄/安里勇哉(TOKYO流星群)

文劇4が太宰編の完結なら、こちらは芥川編の完結と言える作品です。

久米と芥川を中心にしながら、海外文豪も巻き込んで、「文学とはどうあるべきか」というストーリーが展開していきます。

今まで年長として、やや霞みがかったようなポジションで芥川は文劇に登場していましたが、この作品の彼は、師や友人達に囲まれ、ただ1人の文学を志す青年に引き戻されていたのが印象的でした。

それぞれの作家であり個人であるということへの苦悩、感情に、非常に胸が熱くなる作品です。

 

文アル舞台の配信スケジュールと予約方法

配信

今までの文劇シリーズは、一部配信で視聴することもできます。

ここでは、配信の視聴方法・スケジュールなどをご紹介します!

配信を見る方法

文劇シリーズのサブスク配信を行っているのは、DMMTVdアニメストア2つです。

DMMTV視聴ページはこちら

 

視聴可能作品:文劇1、文劇2、文劇3

 

料金:月額550

dアニメストア視聴ページはこちら

 

視聴可能作品:文劇1、文劇2

 

料金:月額440円(20233月より月550円)

文劇4と文劇5のサブスク配信は、いずれの配信サービスでもありません。

dアニメストアの方が料金は安いですが、後々値上げすることが決まっています。

DMMTVの方が観られる作品数が多いので、DMMTVをおすすめします。

また、DMMTVでは、新作の公開直前に一挙無料配信を行う可能性が高いです。

過去には文劇5、文劇4の公開前にDMMTV(旧:DMM動画)で無料一挙放送が行われました。

 

今回の最新作、文劇6の公開前にも、今までの作品の一挙配信がDMMTVで行われるかもしれません。

配信スケジュール

サブスク配信では、DMMTVdアニメストアともに、収録作品の公開期限は202212月段階では無期限となっています。

もし一挙配信がある場合、おおよそ一般チケット発売開始ごろに合わせて、2週間程度かけて一挙配信が行われると考えられます。

配信予約方法

もし一挙配信が今まで通りDMMTV(旧:DMM動画)で行われる場合、以下の手順が必要になります。

DMMのアカウントを作る

 

DMMTVにログイン、時間になったら当該作品を視聴(予約機能なし)

 

DMM動画時代は当該作品を0円で『購入』することが実質の予約でしたが、DMMTVに移行後は、無料配信の予約機能は無いようです。

もし一挙配信が決まったら、忘れないように自分でリマインドをしておきましょう。

 

文アル舞台の順番・最新作は何番目?無料配信はある?まとめ

図書館

今まで文アルの舞台シリーズ、通称『文劇』シリーズは5作上演されており、2023年春に上演される新作は6作目となっています。詳しい順番は以下の通りです。

  1. 文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)201923
  2. 文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)201912月〜1
  3. 文豪とアルケミスト綴リ人ノ輪唱(カノン)20209
  4. 文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱(アリア)20222
  5. 文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋(ロンド)20229
  6. 文豪とアルケミスト 戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)20232月〜3月上演予定

既作のサブスク配信はDMMTVdアニメストアで行われています。

無料配信の予定は現段階ではありませんが、新作の一般チケット発売時期に合わせて、既作の無料一挙配信が行われる可能性は高いです。

今まで素晴らしい作品を提供してきた『文劇』シリーズ。新作がどのようなお話になるか、楽しみですね!

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