鬼滅の刃のメインキャラクター嘴平伊之助は炭治郎達と同様に数々の名言・名シーンを残していますよね。
伊之助の場合迷言も多いですが…。
今回は数ある名言・名シーンの中から7つを厳選して紹介したいと思います。
野生味溢れた伊之助が人との繋がりを持ち、人に対してどう感じ、どういう風に成長していくのかを名言・名シーンと共に振り返ってみました。
嘴平伊之助のキャラクター紹介
まず、伊之助についてざっくり紹介したいと思います。
階級 | 癸→庚→丙 |
誕生日 | 4月22日 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 164cm |
体重 | 63kg |
出身地 | 東京府奥多摩郡大岳山の山育ち |
好物 | 天ぷら |
趣味 |
炭治郎に教えてもらった「ことろことろ」 「超高速羽子板」 |
声優 | 松岡禎丞 |
伊之助の名言や名セリフ
・「猪突猛進!!猪突猛進!!」
3巻の21話「鼓屋敷」で炭治郎が響凱と遭遇した時に、障子をぶち破って登場した時に言っていたセリフです。
この時、伊之助は人間の女の子(てる子)を足蹴にして炭治郎に投げ飛ばされますが反省の色はなく、逆に炭治郎に対して「いい投げ技だ」と褒め攻撃を仕掛けていました。
伊之助の代名詞とも言えるセリフですよね。
登場のしかたも野性的で人間味がまったくない感じでしたね。
・「意味のあるなしで言ったらお前の存在自体意味がねぇんだよ」
4巻の28話「緊急の呼び出し」で、那田蜘蛛山に到着し、その場にいた鬼殺隊員(村田さん)に現状を聞こうとしますが「なんで“柱”じゃないんだ…」「癸が何人来ようと意味が無い」と嘆いている村田さんの顔面を殴り、伊之助が言ったセリフです。
そのまま「さっさと状況を説明しやがれ弱味噌が」と脅してもいましたね。
強いもの以外に興味がない感じが伊之助らしいですよね。
・「ゴメンネ弱クッテ」
6巻の48話「蝶屋敷」で、那田蜘蛛山での戦いが終わり、蝶屋敷で伊之助が炭治郎に言ったセリフですね。
先の戦いで伊之助は鬼を倒すことができず、自分がまだ「弱い」という事実を知り、落ち込んでいる場面ですね。
これが伊之助の人生の中で初めての挫折だったのではないかと思います。
こんなにしおらしい伊之助は珍しいですよね。
・「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!なれるかなねれぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ!!死んだ生き物は土に還るだけなんだよ べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ 悔しくても泣くんじゃねぇ」
8巻の66話「黎明に散る」で無限列車で猗窩座と戦った炎柱・煉獄杏寿郎が死んでしまい、その場にいたのに何も出来なかった己の不甲斐なさに泣いていた炭治郎に向かって言ったセリフですね。
炭治郎に向かって言ったセリフも喝を入れているように聞こえるけど、自分に言い聞かせているようにも聞こえますよね。
煉獄さんがかまぼこ隊のみんなに残した言葉「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ 歯を食いしばって 前を向け」
この言葉が伊之助の心の奥深くに刻み込まれたのではないでしょうか。
・「謝意を述べるぜ 思い出させてくれたこと ただ頚を斬るだけじゃ足りねぇ!!テメェには地獄を見せてやる!!」
160話「重なる面影・蘇る記憶」で、上弦の弐である童磨が伊之助の母・琴葉について語ったおかげで母親との記憶を思い出した伊之助は自分の母親と仲間(蟲柱 胡蝶しのぶ)を殺して喰った童磨に対して言い放ったセリフです。
慕っていたしのぶだけでなく自分の本当の母親までも殺して喰われていたことを知った伊之助は、童磨に憎しみと激しい怒りを抱いたのではないかと考えられます。
このセリフから、伊之助は二人の仇である童磨をただ殺すのではなく、しのぶと母親のために地獄を見せてやるという意味が込められているのでは…と感じられました。
・「返せよ 足も手も命も 全部返せ それができないなら百万回死んで償え!!」
197話「執念」で無惨との最終決戦、夜明けが近付きその場から逃げだそうとした無惨の前に伊之助が立ちはだかり、無惨に言い放ったセリフです。
炭治郎達と一緒に旅をして人の「心」という物を知り、煉獄さんに仲間の大切を教わった伊之助が無惨に殺されていった隠の人たちと命を懸けて戦っている柱を見て激昂していますよね。
初登場の時の伊之助からは想像できないほどにとても人間らしくなったのではないかと思います。
このセリフを伊之助が言うことによって現状がどんなに悲惨なものなのか想像できますね。
・「お前にやられた傷なんか…たいした…こと…ねぇぜ……」
203話「数多の呼び水」で、無惨を倒すことに成功した矢先に、炭治郎が鬼になってしまい、人を殺してしまう前に炭治郎を殺そうとします。
ですが、珠世さんが作った「鬼を人間に戻す薬」のおかげで人間に戻ることができた炭治郎ですが、鬼になって暴走している時に禰豆子や伊之助などに怪我を負わせてしまったことに対して謝罪している時に伊之助が言ったセリフですね。
炭治郎が無事人間に戻って来れたとこに対して安堵していることが、このシーンでものすごく伝わってきますよね。
とても感動して読んでいてウルッと来ましたよ。
伊之助にまつわる名シーン
伊之助のかっこいいシーン・感動したシーンで厳選した4つを紹介したいと思います。
まず、一つ目がこのシーン。
159話のカナヲの刀を童磨から奪い返すシーンですね。
この時の伊之助ホントにかっこいいですよね。
二つめは、このシーンです。
163話で童磨を打ち、二人共に仇を討ちカナヲはしのぶとカナエを想い、伊之助は母・琴葉に想いを馳せているシーンですね。
このシーンは名シーン中の名シーンだと私は思っています。
3つめは202話のこのシーンです。
炭治郎が鬼になっていまい暴走している時に禰豆子に怪我させたことに対して、自我を失っている炭治郎に向かって「元に戻れ」と訴えかけているシーンです。
このシーンで伊之助は仲間思いで情が深いということも十分分かるシーンだと思いました。
最後はこのシーンですね。
204話で蝶屋敷で療養中の伊之助が台所につまみ食いしに来てアオイにバレるシーンですね。
バレた後に伊之助専用のおにぎりをもらいこの笑顔は反則級にかわいいですよね。
とてもほっこりしたシーンでした。
参考 伊之助とアオイの子孫が登場!2人の関係を出会いから204話で振り返る!トレンディ伝伝
伊之助の成長を振り返る
伊之助は初登場時は、野生味が溢れていましたが話が進むにつれ伊之助も心身共に成長しています。
那田蜘蛛山では初めての挫折を知り、無限列車では煉獄さんから仲間の大切さを教わり、遊郭での戦いで仲間と連係プレイで鬼を退治しましたね。
そして、無限城で母親からもらった愛情を思い出し、仲間のために怒り、涙する。
ちゃんと人間らしく成長していてとても微笑ましい感じです。
まとめ
伊之助は最初の頃とは違い、戦いの時に自分一人で突っ走らず、連携プレイに重きを置いて行動していたり、仲間のことを大切にしていることが名言・名シーンで感じられますね。
伊之助はもともと粗暴な性格だったけど、その中に隠れてとても情の深い男だったことが今回よく伝わったと思います。