ワノ国のエース伝説とは?ワノ国とDの意志の関係を考察

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鬼ヶ島の頂上で繰り広げられる赤鞘九人男とカイドウの決戦、そんな最中ルフィたちの討ち入りにビッグ・マム海賊団が徐々に介入を始めています。

激動のワノ国編ですが、昨今のワノ国に関して海軍大目付役の『センゴク』は、ロジャーや白ひげ、更に光月おでん等が度々ワノ国に絡んでいることに目を付けました。

「大物たちがワノ国に関わることは偶然には思えない」と明言し、その表情と台詞はワノ国の核心を突いているようにも思えます。

更に、ワノ国にはかつてロジャーが関わった他に、その息子のエースも一度ワノ国を訪れており、ワノ国には『エース伝説』と言うものまで存在しているんです!

今回はワノ国にで密かに囁かれているエース伝説について考察し、ロジャーやエース、そしてルフィも関わっていることからDの意志とワノ国の関係についても深く考察していきます!

尚、当記事の内容はあくまでも私個人の見解ですので、予めご了承下さい。

 

ワノ国のエース伝説

まず初めに、ワノ国で噂される『エース伝説』についての考察です。

エース伝説の概要について触れたあと、かつてお玉とエースがかわした将来またワノ国に戻ると言う約束についても改めて考察していきます。

ワノ国エース伝説とは

実は『エース伝説』と言う単語は原作では登場していません。

この言葉は2020年5月に放送されたアニメONE PIECEのタイトルで『必ず来るワノ国のエース伝説!』と銘打たれた際に使われました。

刀鍛冶の飛徹の口からもエースとお玉のエピソードは語られてもエース伝説に関して具体的な説明はありません。

エースが、

「また来たときはお腹いっぱい食べ物を食べられる国にする」

と述べていることから、エース伝説とは『ワノ国にエースが再び訪れたときワノ国は救われる』という事ではないかと思われます。

この背景にはかつてエースたちの食料を奪ったにも関わらず、おこぼれ町の町民にデザートまで振る舞おうとしたエースの最高の対応も影響しているかもしれません。

それまでのワノ国の人々にとって海賊といえば、『カイドウ率いる百獣海賊団』しかなかったのでしょう。

そのため、おこぼれ町の人々にとっても海賊とは大変恐ろしいイメージだったに違いありません。

そんな中でのエースの心優しい対応は、人々の中にある海賊のイメージからかけ離れたものだったのでしょう。

エース伝説とは、そんな優しいエースの人柄と対応、そして「今度はお腹いっぱい食べ物を食べられる国にする」と言う更なる心遣いに感銘を受けた人々が信じた伝説なのかもしれません。

エースとワノ国の約束

エースは前項で述べた約束の他に、お玉に対して、

「もし俺達がまたワノ国の来たときお前(お玉)が妖艶なくの一になっていたら一緒に連れていってやる」

とも約束しています。

お玉をワノ国にから連れ出すこと、そしておこぼれ町の人々がお腹いっぱい食べ物を食べられる国にすることの2つをエースは約束したのです。

 

一見心優しいエースとお玉の会話に見えますが、これらの約束には大変大きな意味が含まれていると私は考えます。

まずおこぼれ町を豊かにする約束ですが、これを成し遂げることはそれまでカイドウが強いていた体制の打破に繋がります。

次にお玉を連れていく約束は、ワノ国と言う閉ざされた国から外海へ1人の侍(くの一)に世界を見せることに繋がり、ロジャーや白ひげがかつて光月おでんを連れ出した場面を彷彿とさせるのではないでしょうか。

これら2つの約束が達成されたときに起こり得る現象を、皆さんは何だと思いますか?

私はワノ国の開国ではないかと考えます!

カイドウは黒炭オロチを通じ、ワノ国独特の入国の困難さを利用して強固な要塞のような国を築き上げました。

世界中を回る航海から戻った光月おでんはその事実を知り、オロチを引きずり下ろそうとしましたがカイドウの手により阻まれたのです。

白ひげやロジャーが光月をおでんを連れて航海し、世界を見せた頃から形は違えどワノ国には開国の兆候が見え隠れしていることがうかがえます!!

更にワノ国は鎖国国家でありながらも、ロジャーやカイドウ、白ひげやエース等海賊界の大物と関わりを持ち続けています。

ルフィたちが打倒カイドウ、そしてワノ国の開国の為に戦い、まさにワノ国は今や激動の時代のど真ん中にいると言っても過言ではないでしょう。

ワノ国とDの意志

海軍の大目付役であるセンゴクは「大物たちは何故こうもワノ国に関わるのか。とても偶然とは思えない。」と明言しています。

センゴクの読み通りロジャーやカイドウ、白ひげやエースとワノ国は古くからかなりの大物と関わってきており、ロジャー海賊団に当時見習いとしてシャンクスも居合わせたことを併せて考えるとその繋がりは更に深くなります。

2020年12月現在においてもその風潮は変わらず、2人の四皇と2人のDの意志がワノ国に関わっており、更には今最悪の世代の大半がワノ国にいるんです!!

ここからはそんな大物たちの中でもDの意志との関わりに注目していこうと思います!

Dの意志はワノ国と深い関係にある?

光月おでんが外海に飛び出した頃からワノ国はDの意志と関わりを持っていました。

おでんはゴール・D・ロジャーの仲間であったことは勿論、白ひげの船に居た頃には途中マーシャル・D・ティーチとも出会っています。

その後、お玉がポートガス・D・エースに会い、現在はモンキー・D・ルフィそしてトラファルガー・D・ワーテル・ローがワノ国で打倒カイドウを目指し奮闘中です。

因みに今まで登場したDを名に持つキャラクターは以下の10名です。

  • モンキー・D・ルフィ
  • モンキー・D・ガープ
  • モンキー・D・ドラゴン
  • ポートガス・D・ルージュ
  • ポートガス・D・エース
  • ゴール・D・ロジャー
  • ハグワール・D・サウロ
  • マーシャル・D・ティーチ
  • トラファルガー・D・ワーテル・ロー
  • ロックス・D・ジーベック

その内ワノ国に直接関わりを持ちそうにないガープやドラゴン、ルージュやサウロそしてジーベックを除くとどうでしょう。

何と残り5名全員とワノ国は関わりを持っているのです!

そしてその中でもロジャーはおでんに鎖国国家ワノ国の開国を決心させるきっかけを作り、エースやルフィ、そしてローはその鎖国体制打破に繋がりかねない程の関わりを見せているんです!

この事からワノ国が時代を越えてDの意志と繋がっているのが分かります。

ワノ国が歴史の本文(ポーネグリフ)を生み出した国であることを考えると、その繋がりはかなり深いものになるでしょう。

光月家とDの意志

『ワノ国が歴史の本文(ポーネグリフ)を生み出した』と前項で表現しましたが、厳密に言うと歴史の本文(ポーネグリフ)は光月家によって生み出されています。

中でも4つ存在する赤い石『ロードポーネグリフ』は、それらを読み解き地図にその地点を示すことで最後の島ラフテルの場所を知ることができる代物です!

Dの意志は度々目につくようになりましたが、ロジャーの本名は今でも『ゴールド・ロジャー』としばしばDを隠して表現されており、更にローは本名を述べるときDを隠し名と言っています。

ロジャーはおでんと共にポーネグリフを読み解きラフテルへ辿り着き、世界の全てを知りました。

ロジャーが海賊王になった後で船員は「今となってはDを隠したがる理由が分かる」と言っていることから、Dの意志とは世界的な禁忌に触れる物で、その禁忌は800年前も存在したのかもしれません。

おでんは航海日誌の後半で『ワノ国はかつて世界と接していた』と記しています。

『接していた』と言う表現は今はそうではないことを暗に意味しているように思えます。

しかも『繋がっていた』ではなく、『接していた』と表現していることから相当密接な関係にあったのかもしれません。

密接な繋がりがあったものがそうではなくなったと考えると、それは現在バラバラになっていると思われます。

これらを国や組織、集団で表すと『解体された』や『点在している』と言ったような言い方になるのではないでしょうか。

つまり組織自体は消えてもその一部は今もどこかで密かに存在してると言うことになります!

 

  • 世界政府がしきりにDの名を隠したがる傾向にあること
  • ローがDの名を隠していたこと
  • ポーネグリフの解読は重罪であること
  • ワノ国は光月家が治めていたこと

 

ここまでの考察と以上の3点から、私は光月家とはその昔Dの意志から独立した家系ではないかと考えます!

つまり光月家の歴史を遡るとDの意志の原点に行き着くのではないかと思うのです!

これまでの言い伝えから見るワノ国とDの意志

Dの意志については未だにその多くは語られていません。

しかし、Dの意志は人目のつかない所で脈々と受け継がれており、世界の一部地域ではDの意志に関する言い伝えや独自の考察もあります。

ロシナンテがローに教えた事は、これまでのONE PIECEの話の中でもかなり核心に迫るものがあったように感じるのは私だけでしょうか…。

彼のDに関する話は以下の様な内容です。

  • Dは神の天敵
  • Dはまた嵐を呼ぶ

ロシナンテは上述における神を天竜人と仮定して、「Dの一族は世界の破壊を目的にしているかもしれない」と彼なりの見解を披露しました。

一方で考古学の権威クローバー博士はポーネグリフの存在について以下の内容を述べました。

 

  • ポーネグリフを残した人々には敵がいた。
  • 空白の100年が明ける800年前に世界政府が設立された。
  • 昔巨大な王国が存在したが、その国の情報は揉み消されている。

 

ロシナンテは『神』と仮定した天竜人は現在世界を牛耳る程の力を持っており、Dの一族はその神と相反する思想を持っていると仮定しています。

そして、クローバー博士はかつて存在した王国の人々は彼らの思想を残そうとポーネグリフを作ったと考察しているんです。

ロシナンテとクローバー博士の見解は巨大な勢力とそれと敵対する勢力がいたと言う点で共通しています!

更にクローバー博士が仮説を立てた王国の存在は、前項における『光月家の歴史を遡ることで辿り着くであろうDの意志の原点』に繋がるのではないでしょうか。

しかしどれも不確定な事実であり、大切な部分が欠けています。

実際に、クローバー博士は王国の名を述べる直前に射殺されました。

しかし、点と点を結んで1つの線が出来るようにこれから判明する史実を繋げることでより明確になっていくでしょう。

ワノ国のエース伝説とは?ワノ国とDの意志の関係を考察記事まとめ

ワノ国におけるエース伝説と併せて今回はDの意志についても可能な限り深く考察させて頂きました。

もしカイドウを討ち、ロードポーネグリフをルフィたちが手に入れたら更にその関わりは深くなるでしょう。

またDの意志はアラバスタの砂漠でニコ・ロビンが言及した頃からその存在が度々目につくようになりました。

当記事ではロシナンテやクローバー博士、そしておでんの日誌の内容を基にその真意について見解を述べさせて頂きましたが、推測の域を脱していないため、他にも細かな所をつぶさに見て考えたり、観点を変えることで全く違った事実が見えてくる可能性もあります!

当記事を機に皆さんなりのDの意志とワノ国の繋がりを考えてみても面白いかもしれません。

 

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