今回は冨岡義勇の羽織について書いていこうと思います。
冨岡義勇の羽織は左右の柄が違う珍しい羽織です。
羽織の名前や、柄が別々になっている理由が気になります。
義勇は、左右の袖の柄が異なっている羽織を着用し、無表情・冷静・沈着で、言葉少なく、周囲の出来事・人間にはあまり関心を持ちません。
この記事では『冨岡義勇の羽織が半々なのは意味があった?名前や柄に隠された秘密とは』と題しまして冨岡義勇の羽織に隠された秘密を調べていきたいと思います。
目次
冨岡義勇の羽織が半々なのはなぜ?
「鬼滅の刃」5巻、帯に秋本治描き下ろしの両さんが登場「心配で心配で」 https://t.co/TdrpmKyXoQ pic.twitter.com/qWYc2eR9a4
— コミックナタリー (@comic_natalie) March 4, 2017
冨岡義勇の着ている羽織は鬼殺隊士の中でも唯一左右異なる柄を組み合わせたデザインになっています。
この2つの柄が合わさった羽織に名前はあるのでしょうか?
この独特の羽織にはどのような意味があるのでしょうか?
義勇の羽織の右側は「葡萄色の無地」
「えびいろ」と呼びます。
何色なのか判断するのが難しいところではありますが、この色が一番近いのではないでしょうか?
1つの理由として姉の蔦子の『蔦』の意味ですが、
ブドウ科の落葉性の蔓 (つる) 植物。
ブドウを漢字で書くと葡萄。
葡萄色と書いて『えびいろ』。
これは冨岡義勇の姉の蔦子が着ていた着物です。
蔦子は祝言の前日に鬼に殺されてしまいます。
義勇の羽織の左側は「亀甲柄」
左側は緑やオレンジの立方体が連続していて、幾何学的な模様に見えますが、公式ファンブックP49の義勇の日輪刀の説明のところに「鍔は自身の羽織の柄と同じ亀甲形」とあります。
公式ファンブックに書かれているので間違いないでしょう!
亀甲柄は通常文字通り、六角形の亀の甲羅模様が「亀甲模様」の呼び名の由来のようです。
義勇の羽織は六角形よりも、幾何学的な立方体が集まっている印象を受けますね。
この羽織は鱗滝の元で一緒に修行していた錆兎が着ていたものです。
共に最終選別に臨みますが、そこで錆兎は死んでしまいます。
義勇の羽織が半々である理由
右は、
祝言直前に殺された姉・蔦子(つたこ)のもの・・・
左は
親友・錆兎(さびと)の着ていたもの・・・
この義勇にとって、何物にも代えがたい、この二人の人物は、鬼に殺されています。
義勇が二人の着物を羽織っているという意味は、彼らの思いを繋いでいく覚悟を表しているのではないでしょうか。
二人の形見の着物であることが公式ファンブックで解説されています。
冨岡義勇の羽織の名前は半々羽織?
羽織の名前は「半々羽織」と呼ばれています。
これは伊之助が義勇のことを「半々羽織」と呼んだことに起因しています。読者の間では半々羽織で定着しているようです^^
伊之助オリジナルの呼び方ではなく、実際の名前は何と言うのでしょうか?
着物業界では左右で異なる生地で着物を仕上げることを「片身替わり(かたみがわり)」と呼ぶのが一般的な名称です。
二人の形見を背負っている義勇さん!形見と片身をかけているのは、作者のこだわりかもしれません。
冨岡義勇の羽織が半々なのは意味があった?名前や柄に隠された秘密とはまとめ
冨岡義勇の半々羽織には、姉の蔦子と親友の錆兎の想いが詰まっているということがわかりました。
義勇は二人の想いを繋いで生きていくことを炭治郎のおかげで思い出すことができました。
ちなみに着物業界では半々羽織ではなく片身替わりと呼ばれていることもわかりましたね。
やはり 錆兎の羽織りでしたね。
姉の葡萄色は分かりませんでしたです。ありがとうございます➰
錆兎 義勇 炭次郎
水柱ですね。