縁壱の過去が悲しすぎる!兄上大好きな幼少期から妻子を失い鬼狩りになるまで

縁壱過去

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『鬼滅の刃』では登場人物の悲しい過去が数多く存在します。
そんな悲しすぎるストーリーに魅了され涙を流す読者も多いのではないでしょうか。

今回は悲みで読者に衝撃を与えた「鬼狩り・継国縁壱」の過去について詳しくご説明したいと思います。

ちなみにネタバレになりますが、縁壱の幼少期は虐待された挙句、大人になってからは妻子を殺されてしまうという悲しすぎる過去が「鬼滅の刃」で描かれています。

この記事では縁壱の過去を追い幼少期から死ぬまでを詳しくネタバレしたいと思います。

では早速記事をご覧ください。

 

継国縁壱とは

継国縁壱(つぎくに よいち)とは鬼狩りであり「日の呼吸」の使い手です。

幼い頃に剣の先生を一捻りで倒す程の剣術才能を開花。その才は劣る事なく大人になった縁壱は鬼舞辻無惨をも恐れさせる鬼狩りへとなりました。

また縁壱が使用する「日の呼吸」を鬼狩りに教えたことで鬼狩り達の強さを向上させた功労者でもあります。

 

そんな鬼狩り時代の縁壱とは正反対で幼少期は、剣を振りかざし誰かを傷つける事に嫌悪感を抱いたり、幼いながらに体の不自由な母のサポートを行ったりと争いを好まず優しい性格をしていました。

 

縁壱の家族

縁壱の過去については「鬼滅の刃」20巻にて描かれています。

父に虐待を受けていた事や身体が不自由な母のサポートをする生活を送った幼少期の縁壱。

そんな縁壱は鬼狩りとして追放されて、帰る場所がなくとも実家に戻る選択はしませんでした。

自分の家に帰ろうと思えないのはやはり家族に問題があったのでしょうか…

そんな縁壱の家族とはどのような人物達なのでしょう。

自己嫌悪欲の塊の父

縁壱の父は縁壱の産声を聞くとすぐに縁壱を殺そうとしました。

理由は由緒正しき侍家計に双子の男児が生まれてしまっては、後継者争いの元になると考えたからです。

だからこそ双子の片割れの赤子にある痣を見て不吉の象徴だと言い生まれながらに額に痣があった縁壱を殺そうとしたようです。

しかし「大きくなったら寺に奉公に行く」という条件で縁壱の命は守られます。

この話から縁壱の父はとても由緒正しき家を守ることに非常に執着している人物であるようです。
自分の思い通りにならないと怒り出し双子の兄に対して暴力を振るっているので自己顕示欲の強い人物なのでしょう。

優しく温厚な母

縁壱がずっと隣を歩き甘えているのを優しく見守る母の姿がコミックス内では描かれていますが、実際は身体の左下半身が不自由で縁壱が歩くときに支えていたようです。

いつもは温厚な女性ですが縁壱が産まれ殺されそうになったときに初めて、物凄い剣幕で夫に迫り、夫が気負けするぐらいの強い一面を見せたようです。

縁壱の母は優しい性格と強い一面を秘めた素敵なお母さんのようです。

鬼となり弟に復讐を誓う兄

縁壱の双子の片割れで名前は継国巖勝(つぎくに みちかつ)。

縁壱を追いかけるように鬼狩りとなりますが、痣問題で寿命が近いことを知り無惨により鬼となり新に黒死牟(こくしぼう)と名前が変わります。

幼少時代は弟に対する父の差別に反抗し可哀想な弟・縁壱と考え兄として弟を助けてきました。

 

しかし、弟に剣の才能があることを知り嫉妬するようになってから憎い弟・縁壱へと感情が変化します。

縁壱が家から姿を消した理由が「兄のため」と知っても兄は縁壱の行動に苛立ちを覚えます。

大人になり兄は縁壱と再会を果たし弟の剣術に勝つため鬼狩りへとなりますが、結局は最後まで縁壱に執着するあまりに鬼となり悲しい末路を迎えました。

縁壱の過去を振り返り

縁壱の家族を知ると幼少期の縁壱はとてもかわいそうで幸せになって欲しいという気持ちが湧いてきます。

しかし中々、幸せな展開を与えてくれないのが「鬼滅の刃」という作品ですよね。

そんな縁壱の過去はこの先どうなってしまうのでしょうか。幼少期から死ぬまでの縁壱の過去をまとめて振りかっえってみたいと思います。

縁壱の幼少期

ふたごの赤ちゃん誕生

縁壱は双子の片割れとして産まれるが生まれつき痣があり不吉であるという理由で実の父に殺されそうになります。
母の説得と「大きくなったら寺に奉公に出る」という約束で命を取り止める縁壱でしたが喋らず笑いもせず母の横を歩いて回る姿に耳が聞こえないと家族内で思われていました。

そして父から酷い差別を受け育っていきます。

お兄ちゃん大好き

喋らない縁壱を心配し兄は笛を作り「困った事があれば吹け」と縁壱に渡します。

その言葉と行動が嬉しかった縁壱は兄に心を許し少しずつ会話をするようになりました。

兄のような立派な人間になりたいと考えた縁壱は「この国で二番目(兄の次)に強い侍になりたい」と話すようになります。

天才剣士の誕生と別れ

兄の真似をしたくて稽古を受けさせて欲しいという縁壱。
稽古の先生が縁壱と対決することになりますが、小さな体で大人である先生を打ちのめしてしまいます。

縁壱は剣で人を殴ることに嫌悪感を抱き剣を辞めてしまいますが、縁壱の父は縁壱の剣術の才能に気づき跡取りにしようと考え始めます。

それに気づいた縁壱は兄を守るため、母が死んだ日に寺へ奉公に行くと言い家を飛び出します。

うたとの出逢い

寺に奉公には行かず自由を喜びながら歩く縁壱に人生を大きく左右する出来事が起こります。

それは流行病で家族全員を失ってしまった少女うたとの出会いです。

少女は、家族を失い寂しいので田んぼにいたおたまじゃくしを持ち帰ろうとするのですが、おたまじゃくしにも家族がいるのだと心を痛め結局は田んぼに戻してしまいます。

そんなうたの姿をみた縁壱はおたまじゃくしの代わりに自分がうたと一緒に暮らすと言い二人の生活がスタートしました。

結婚と妻子の死

天真爛漫なうたに惹かれる共に暮らし、10年で結婚を決め幸せな縁壱。

ある日、産気づいた“うた”のため山を下り医者を呼ぼうとする縁壱でしたが、道端で困り果てた老人を見つけ手助けをする事になります。

用事を終え翌朝、家に帰ると血だらけになり倒れ腹が引き裂かれた“うた”の姿がありました。
縁壱はうたを抱きしめながら放心状態となってしまいます。

鬼狩りとなり戦う日々

うたの死体に唖然として10日経った後に鬼狩りが現れます。
「埋葬してあげなければかわいそうだ」と鬼狩りに言われたことで意識を取り戻したように2人の墓を作る縁壱。

そして鬼に妻子が殺されたと知った縁壱は鬼狩りとなることを決めました。

道中で鬼に襲われていた兄を救ったことで、兄弟で鬼狩りとなることになります。

呼吸が使える縁壱は鬼狩りたちに自分の技を惜しみなく伝授し鬼狩りたちの力は格段に上がっていきました。

無惨との出逢い

鬼狩りを続けついに縁壱は無惨と対面。

その時に自分が産まれてきた意味は無惨を倒すためだとはっきり感じた縁壱。
透き通る世界により無惨の急所がわかっていた縁壱は素早く剣を無惨に斬りつけますが、無惨は身体の肉片をバラバラに散らばらせ逃げられます。

その後、縁壱は無惨を逃したこと・兄である巖勝が鬼になったことへの責任を追い鬼滅隊を追放されてしまいました。

黒死牟と対峙

縁壱が80歳となったときに兄である巖勝(黒死牟)と再会。
変わり果てた兄・巖勝の姿に涙を流しながらも縁壱は兄に刃を向けます。
全盛期と変わらない剣術で黒死牟と戦いますが、縁壱は戦いの最中寿命を全うし彼の人生はピリオドを迎えました。

まとめ

今回は縁壱の過去についてご紹介しました。
幼少期は父に差別されやっと自由となり結婚した縁壱は鬼により妻子を殺されてしまいます。
本当に悲しい過去が多いにも関わらず縁壱の心根は汚れることはなく、常に正しい人格者として生涯を全うできた精神力は凄いなと感じました。

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