【ワンピース】ヤマトとエースはいつから知り合い?ルフィを待っていた発言の真相は?

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大人気漫画ONE PIECEは現在、ワノ国での討ち入り開始から時が経ち、百獣海賊団の実力や侍の強さが徐々に見え始めています!

 

クイーンの新たな兵器や激闘の最中参戦するビッグ・マム、更にドレークが寝返ったりと戦況は目まぐるしく変わり続けます!

 

今回はそんな激闘が繰り広げられているワノ国で登場したヤマト、そして以前ヤマトに会ったとされる元白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの関わりについて深く考察していきます。

 

ポートガス・D・エースとワノ国

ポートガス・D・エースと言えば、白ひげ海賊団の船員であると共にルフィの義兄弟でもあります。

生前は『メラメラの実』の能力者でもあり、アラバスタではスモーカーからルフィたちを逃がしたり、今や四皇の1人に数えられるマーシャル・D・ティーチとも激しい戦いを繰り広げました。

 

まずはそんな彼の軌跡を振り返り、ワノ国との関わりについても探っていこうと思います。

 

エースの軌跡

エースはエドワード・ニューゲート(通称白ひげ)をオヤジと呼んで慕っていましたが、彼の血筋は凄まじく、海賊王、ゴール・D・ロジャーの実の息子です!

 

ロジャーが処刑された当時、ロジャーに関わった人間は皆死刑にされました。

しかし、ロジャーの妻であるポートガス・D・ルージュは子を想う一心で20ヶ月もの間エースを身籠ると言う世界の常識を越えた行動に出たのです!

 

そうして産まれたエースはルフィやサボと共にコルボ山で逞しく育ち、海に出ました。

自分の名を世界中に知らしめて、自身が生きた証とすることを目的に遂には白ひげに挑んだのです!

 

結果は惨敗でした。

しかしエースの実力を見込んだ白ひげは自分を殺そうとした敵を仲間に誘ったのです!

白ひげ海賊団加入後も何度かエースは白ひげの首を狙いますが上手くいかず、マルコに諭されて正式に白ひげ海賊団の船員になります。

 

その後仲間のサッチをティーチに殺され、敵討ちの為船を飛び出すもバナロ島でティーチの『ヤミヤミの実』の力の前に敗れ、マリンフォードの頂上戦争で戦死してしまいました。

 

原作では2020年11月現在、上記の期間でワノ国に寄った明確な描写はありませんが、何度かワノ国に関わった描写はあります。

 

次の項ではエースとワノ国の関わりについて詳しく見ていこうと思います。

 

ワノ国の人々との関わり

エースとワノ国の関わりはお玉の話以前にも軽く触れられているのをご存じでしょうか。

それがマリンフォード頂上戦争最中で登場したリトルオーズJrの回想シーンです。

 

あまりの大きさ故に太陽に近いことを気遣ったエースが、オーズの笠を編んだ話が頂上戦争中に描かれています。

お玉の回想の中でも確かにエースは笠を編んでいます。

 

エースがワノ国に入国した時期に関しては、刀鍛冶の天狗山飛徹の話から4年前であることが分かります。

 

エースは17歳で海に出て、ルフィが後に続いて海に出るまでの3年間に名を挙げました。

頂上戦争で当時20歳のエースが戦死したのが2年前なので、頂上戦争勃発の2年前(当時18歳)にワノ国を訪れ、オーズの笠を編んだのでしょう。

つまり、エースはコルボ山を出て僅か1年でワノ国に入っているのです!

 

オーズの笠を編んでいることから、このとき既に白ひげ海賊団加入後にワノ国に入国していると考えられます。

 

編笠村を改善出来なかった理由

エースはお玉と出会った際、またエースたちがワノ国を訪れたときお玉が妖艶なくの一になっていたら仲間にする約束をしています。

今住んでいる土地よりもマシな場所があるにも関わらず、お玉がそこを離れない理由はエースとのそうした約束にあります。

 

またそれと併せてエースはお玉に「もう一度ワノ国に来たときは、腹一杯ご飯を食べられる国にする」とも約束しています。

では何故エースはワノ国を訪れた当時ではなく、将来また訪れた時に編笠村の状況改善すると言ったのでしょうか。

 

飛徹の話から、エースが訪れた当時も今と変わらず貧困に苦しんでいたことが窺えます。

つまりエースが訪れてから4年間、編笠村及びワノ国の状況は変わっていないのです!

 

現在はルフィがカイドウ牛耳るワノ国の開放に奮闘しています。

しかし、当時のエースならばルフィと同等以上の実力を持ち、白ひげ海賊団の船員であったことから力も相当あったことでしょう。

 

それでも改善出来なかった理由として、私はエースが四皇の一味であったことが挙げられると考えます。

 

ワノ国は20年前に光月おでんが処刑されて以後、黒炭オロチが将軍として治める国になりました。

そのバックには四皇カイドウがおり、元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴとも繋がっていました。

 

エースが所属する白ひげ海賊団の船長はカイドウと同じく四皇、エドワード・ニューゲートです。

四皇同士がぶつかるとなれば、戦いの舞台になるワノ国もただでは済まないでしょう。

そこに元七武海のドフラミンゴも絡むとなるといくら鎖国国家であっても、政府は無視できません。

 

四皇、王下七武海、そして世界政府と言うかつて世界の三大勢力と呼ばれたそれぞれが関わる事件が平穏で終わるはずがありません!

例えカイドウを討伐できたとしても、ワノ国の人々に平和や幸せが訪れるかと言えば、その約束も困難です。

むしろ海賊同士の小競り合いとこれまで関わらなかった政府の介入は、ワノ国により複雑な問題を残す可能性もあります。

 

海軍大将のイッショウはドレスローザで、それまでドフラミンゴという凶悪な海賊を野放しにしたのは政府自身であることを理由にルフィたちにその命運を任せていました。

もし白ひげとカイドウの戦いに政府が介入したら、これと同じことが言えるのではないでしょうか。

 

ワノ国は世界政府の非加盟国ですが、自分達にも危険が及ぶかもしれないからと介入したら、それは政府のエゴの他なりません。

多くの犠牲を伴うだけでなく、政府のエゴも絡むとなるとワノ国の人々のその後はより一層苦しくなることもあり得ます。

 

上記のようなことからエースたちはワノ国を訪れた当時、例えその片鱗が見えたとしてもワノ国にはそこまで深く関わらなかったのかもしれません。

 

ワノ国の過去とヤマト

前項ではエースとワノ国の関わりについて考察してきました。

ワノ国には、そんなエースを知る人物がいます。

それがワノ国で最近新登場したヤマトです!

 

ルフィと鬼ヶ島で出会ったとき、ヤマトは「エースを思い出す」と発言しており、かつてワノ国を訪れたエースを知っていることを示唆しています。

この項ではそんなヤマトとエースの関わり、そして何故エースではなくルフィを待っていたのかについて考察していきます!

 

ヤマトから見たエース

ワノ国を訪れ、お玉にまた来ることを約束したエースですが、そんなエースはヤマトにどのように写ったのでしょうか。

 

ワノ国は長年に渡り鎖国をしており、入国のためには荒れ狂う滝を登らなければなりません。

錦えもんもワノ国入国を目指す麦わらの一味に「ワノ国は常に悪天候に囲まれている」と述べています。

 

そんな悪天候に侍の強さも重なることで鎖国を形成したワノ国で、エースやルフィたちのような客人は今や大変珍しいです。

 

ヤマトに限って言えば、エースとの出会いは大変貴重です!

何故ならヤマトは光月おでんに憧れるあまり、実の親であるカイドウに爆弾つきの手錠をかけられて軟禁されていたからです!

 

ヤマトとエースが出会った時期は、お玉とエースが出会った時期とほぼ同じと考えて問題ないでしょう。

ヤマトは光月おでんの処刑を目の当たりにして光月おでんに憧れ、おでんの航海日誌を『聖書』と呼ぶようになりました。

おでんの航海日誌はヤマトの外海への憧れを増幅させたに違いありません!

 

一方エースにはルフィ同様に自分の思う海を進む自由さがあります。

 

ワノ国の鎖国に関する教育は第919話『おでん城跡』でも見られる通り、徹底されています。

しかしヤマトはそんな教育と現実のギャップを、おでんの航海日誌を通して知っていたに違いありません。

 

また、『聖書』という言葉がワノ国にあることから、併せて『布教』と言う概念もあるかもしれません。

『布教』と言う概念があると仮定すると、ヤマトは海に出て実際に外海の世界を見た上でその思想を伝えることで反オロチ及びカイドウの勢力を増やそうと考えていたのではないでしょうか。

私たちの世界でも、人に物事を伝えるのに実体験ほど利く手段はありません。

 

いずれにせよ、ヤマトにはエースたちが光月おでんにとっての白ひげやゴール・D・ロジャーのように自身の信念の象徴のように見えていたに違いありません!

 

エースではなくルフィを待っていた理由

ではそこまで外海に憧れを持ち、光月おでんに憧れていながらも何故ヤマトはエースたちと行かなかったのでしょうか。

 

ヤマトは当初ルフィに対してしきりに「君を待っていた!ずっと待っていた!」と言っています。

 

ではヤマト何故ルフィを待っていたのでしょうか。

これまでの考察とヤマトの発言から分かることは以下の通りです。

 

  • ヤマトは事前にルフィを知っていた
  • ヤマトはエースたちと海に出たかったがそうしなかった
  • ルフィがワノ国に来ることを確信していた

 

まずエースたちに会いながらも一緒に海に出なかった理由に関しては、ヤマト自身が「カイドウにつけられた手錠のせいで出られない」と明言しています。

 

問題はヤマトがルフィについて知った経緯です!

鎖国体制を敷くワノ国では外海に興味を持つことは禁止され、それに繋がる情報は一切入らないようにされています。

 

しかしヤマトはルフィの情報を追っていたことを明らかにしています。

外海の情報が入りにくいワノ国で、一体どのようにしてルフィに関する情報を手に入れたのでしょうか。

 

その情報源として、カイドウの存在が考えられます。

 

カイドウは四皇であると共に、かつてドフラミンゴと繋がっていました。

一方ドフラミンゴは頂上戦争に参加し、エースと白ひげが亡くなった時その場にいました。

また、カイドウはビッグ・マムとの通話でも見られるように電伝虫の盗聴を意にも介しません。

 

つまり、ヤマトはカイドウの会話を盗み聞きして外海の情報を得ていた可能性が考えられるのです!

お玉がエースの死を知らず、ヤマトがルフィがエースの弟であることを知っておりエースの帰還ではなくルフィを待っていた理由も恐らくカイドウの話を盗み聞きしていたせいでしょう。

 

そしてカイドウを倒す為にルフィと赤鞘九人男の衆、そしてミンク族が向かってきていることをヤマトは知ったに違いありません!

ヤマトがルフィを待っていたのはもしかしたら今回が千載一遇のチャンスであると共に、かつてエースと共に海に出れなかった事に対する特別な想いが含まれているのかもしれません。

 

まとめ

かつて訪れたエースがワノ国に今麦わらの一味とワノ国の侍、そしてミンク族がたちが殴り込み、カイドウを倒すために大奮闘中です!

当記事を通してエースがワノ国を変えられなかった事情、そしてヤマトが今回の討ち入りにどれ程の想いを持っているか分かって頂けたかと思います。

 

今回の討ち入りでルフィたちが勝つことはワノ国だけでなく、ヤマトにとっても大きな意味をもたらします。

光月おでんの無念を晴らすべく赤鞘九人男たちは一足先にカイドウと対峙し、ルフィたちも真っ直ぐに決戦の地に向かいます!

 

四皇の二人が同盟を組んだり、ドレークがルフィたちに加勢したりと目まぐるしく変わる戦況でまだまだ先が読めない状況も続いております。

 

アラバスタの時のようにそこには様々な想いが交差していることでしょう。

各勢力の背景などを振り返ってみると、キャラクター1人1人の想いが乗っかり鬼ヶ島の討ち入りもより深く楽しめるかもしれません。

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