【約束のネバーランド】約束とごほうびとは何のこと?

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ダークファンタジーの金字塔、約束のネバーランド!

残酷な運命に抗いたい、選ばれた子供たちが繰り広げる頭脳戦や心理戦。

鬼との争いの中で見せる友情や絶望など、見どころが盛りだくさんの物語です!

 

ところで、約ネバファンの皆さんにとってごほうびとは何ですか?

また、誰かと約束をしたことはありますか?

 

約束のネバーランドでは、物語の随所に約束、ごほうびという言葉が出てきます。

タイトルでもある約束とは何か?

また、子供たちやあの方が言うごほうびとは?

 

今回は、約束のネバーランドにおける約束そしてごほうびについて解説していきます!

 

【約束のネバーランド】に出てくる約束とごほうびとは

 

約束のネバーランドに出てくる約束とはどういうものなのか?

そしてごほうびとは何なのか?

この疑問から解説していきます!

 

約束について

約束のネバーランドに出てくる約束取り決めや願いのことです。

タイトルにもあるように、約束という言葉が主軸になって進んでいきます。

 

例えば、エマとノーマンが約束した内容はこれです。

絶対に諦めないでね。

このセリフには、みんなに諦めないでほしいというノーマンの願望も詰まっています。

 

また、エマレイも約束をしました。

そういう線引き、もう二度としないでね。

ここでも、エマの願望が約束に詰まっているのが分かります!

最初は、他の家族が犠牲になってもエマやノーマンだけを生かそうとしていたレイ。

しかし、エマの願望を聞き入れ、最終的には全員で逃げる決断をしました。

 

このように、約束の描写が随所に出てきています。

約束のシーンだけ探してみるのも、面白い読み方ですよ!

 

ごほうびについて

ごほうびというのは、あの方を主観とした言葉です。

つまり、あの方以外を主観にした場合、ごほうびは代償なります。

 

約束を履行するには、必ず代償を用意しなくてはなりません。

更に、代償として奪われるものには条件も出されているのです。

それは、約束を叶えることで手に入る1番大切なものを差し出すこと

 

つまり、こういうことです。

鬼と人間が争わないよう、棲み分けをする。
その代わり、家畜化した人間を差し出す。

 

これが、約束ごほうびの概要です!

 

【約束のネバーランド】1000年前の約束とごほうび

かつて、人間と鬼は棲み分けできておらず、争いが絶えませんでした。

そのため、協定を締結することになったのです。

 

それが、人間と鬼はお互いに棲み分けをするというもの。

そして協定の代償として、食料として飼われる人間を生産するようになりました。

 

1000年も前の約束のために、運命を決められてしまう子供たち。

残酷な話ですよね・・・

 

 

【約束のネバーランド】あの方がイヴェルク卿と交わした約束とごほうび

鬼には階級制度があり、その中に五摂家と呼ばれる鬼がいます。

五摂家は造語ではなく本当にある言葉で、貴族に仕える公家をそう呼びます。

つまり、あの方を含む王家に仕える立場の鬼が五摂家に当たるのです。

 

五摂家にはイヴェルク卿と呼ばれる鬼がいます。

物語の真髄となる約束イヴェルク卿とあの方も約束をしていたのをご存じですか?

鬼同士で約束?と思いますよね。

 

その内容がこちらです!

 

  1. 狩り・戦争の対象としての人間はいらない
  2. 食料として作られた人間がほしい
  3. 鬼社会の利権を確立したい

 

この願望を叶えるにはもちろん代償が必要です。

しかし、その願いに対するごほうびはイヴェルク卿を絶句させました。

 

そのとしに みのった いちばんいい おにくを ちょうだい

 

代償とするには優しく見えませんか?

しかしこれは、1番良い肉は二度と食べられないという意味です。

その代わり鬼社会での利権を確立し、食料として飼われる人間を管理・独占できます。

 

確かに即答は難しいですよね・・・

これがあの方とイヴェルク卿の約束ごほうびです!

 

【約束のネバーランド】あの方がユリウスと交わした約束とごほうび

 

あの方と約束をした人物は、イヴェルク卿だけではありません。

ラートリー家を代表し、ユリウスが出向いたのです。

 

いつまでも終わりの見えない鬼との戦争。

これ以上仲間を失いたくないユリウスは、
奴隷・罪人などの人間を鬼に差し出すことで和平ができないか考えていました

しかし、この提案は否決されます。

 

否決された理由は人間側に勝機が見えていたからなのですが、
ある日、最強の鬼の出現で人間が一掃されてしまいました。

遂にユリウスは、仲間を裏切ってでも和平を結ぶことを決意したのです。

 

ただ、その代償はユリウスの予想を遥かに超えた重いものでした。

 

きみは いまから もんばん だ

 

これを聞いたユリウスの表情はまさに絶望!

争いに疲弊し、これ以上犠牲を出したくないからこそ和平を願ったのに、
鬼と人間を結ぶ調停役に指名されてしまったのです。

 

これは代々役割を受け継ぎ、人間を生産し続けるということ。

確かに争いによる犠牲ではないですが、
自分たちで人間を家畜にし、出荷されていくを未来永劫見続ける辛い役割です。

 

絶望しても無理はありませんよね・・・

あの方とユリウスの約束ごほうびは以上です!

 

【約束のネバーランド】エマがあの方と交わした約束とごほうび

エマを筆頭に、全員が1人残らず人間の世界に行きたいと願っていますよね。

もちろん、願うなら代償が必要です。

 

エマとあの方はこのように約束しました。

 

食用児全員で人間の世界へ行きたい。

それを最後に、2世界間の行き来を完全に不可能にして。

 

優しいエマならではの願いと言えますね。

しかし、あの方はエマに恐ろしい代償を提示したのです。

 

ぼくがほしい ごほうびは きみの かぞくだ

 

ごほうびは断れません。

つまりエマは、全員一緒に人間の世界へ行く代償として家族を奪われます。

 

家族を奪われるとは?と思いますよね。

実は、奪われたものはエマの記憶。

家族と一緒に過ごした記憶が全て消されたのです。

 

更に、エマは他の子供たちとは違う場所にたどり着きました。

まさに家族を奪われたのです。

 

エマにとっては、苦渋の決断だったことでしょう。

読んでいて、辛すぎる展開でした・・・

 

【約束のネバーランド】約束とごほうびとは何のこと?まとめ

約束のネバーランドにおける約束、そしてごほうびとは何か?

一言で表現できない、とても深い意味が込められていましたね。

 

読者を引き込んで離さない、約束のネバーランド。

人間の世界ではぐれてしまったエマとは、再び会うことができるのでしょうか?

次の展開に期待です!

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