夜蛾正道が死んだ理由(死因)は?切ない死亡シーンは何巻何話

夜蛾正道の死んだ理由(死因)

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呪術高専東京校の学長・夜蛾正道は「呪術廻戦」作中での出番は少なかったものの、存在感のあるキャラクターです。

五条悟の過去編や「呪術廻戦」の始まりである0巻にも登場していたことから、尚更読者の記憶にも残ったのではないでしょうか。

しかし、最近のジャンプ本誌に掲載された「呪術廻戦」最新話では、夜蛾の死亡シーンが描かれたことで、読者の間ではどよめきが起きています。

また、読者の間で偽夏油の内通者と思われていた夜蛾が唐突な死を遂げたこと、パンダの製造方法の秘密、日下部の過去、といったように多くの情報が盛り込まれている147話は考察の余地がありそうです。

今回の記事では、夜蛾正道が死亡した理由と経緯を詳しく紹介するとともに、死亡シーンは何巻何話になるのか、夜蛾の死に対するネットの反応にも触れていきます。

 

夜蛾正道の死因は?

夜蛾の死因は、呪術上層部の処刑です。

137話で、夜蛾は五条と夏油を唆して、呪術テロ・渋谷事変を起こしたということで呪術上層部から死罪認定されていました。

実際、夜蛾は渋谷事変に関わっていないため、濡れ衣を着せられている状態ですが、なぜこのようなことになったのでしょうか。

恐らくですが、現代最強呪術師の五条が獄門疆で封印されたことで、五条の存在で今まで手出しのできなかった上層部が、反乱因子となる五条や夜蛾の抹消を図っているのかもしれません。

 

夜蛾正道の死亡シーンを振り返る!最後に戦った相手とは?

夜蛾が最後に戦った相手は、京都校の学長・楽巌寺です。

戦いのシーンはなく、楽巌寺が現れた直後、致命傷を負った夜蛾が描かれています。

それでは、夜蛾の死亡した経緯を詳しく見ていきましょう。

 

収監された夜蛾

牢屋の中で、呪札で手を拘束されてうつむく夜蛾。

牢屋の外から楽巌寺は、夜蛾が作った突然変異呪骸のパンダの正体について尋ねます。

本来、術師によって作られる呪骸は自立型ですが、術師が込めた呪力を消費して行動するため、呪骸の行動は一定の時間を過ぎると停止します。

それなのに、パンダは呪力を自己補完できているのが解せないと言う楽巌寺。

もし夜蛾が意図的にパンダを作り出せるなら…となると軍事的な懸念がある呪術上層部は、夜蛾を特級術師に引き上げて、無期限拘束を下す算段です。

パンダの製造方法を知らないのかと問う楽巌寺に、「……はい」と夜蛾は答えます。

 

日下部の回想

場面は変わって、一級術師の日下部がパンダを捕縛していた縄を切り、逃がそうとしています。

再び場面が変わって、日下部の回想へ。

記憶には日下部と、息子のタケルを亡くしたことで、車いすに乗るほど心身弱りきった妹の姿が。

夜蛾は日下部に、「タケル」という名の呪骸は中身に息子の魂が入っているのではなく、息子の亡骸から得た情報が入っているだけだと、予め呪骸の説明をしました。

呪骸のタケルが夜蛾のそばに現れると、タケルの口ぶりを聞いた日下部の妹は亡き息子を思い出し、タケルを泣いて抱きしめます。

完全自立型の呪骸の存在は知られてはならないため、呪骸のタケルと妹は一緒に暮らせないと、夜蛾は日下部に伝えます。

しかし、日下部は涙をこらえて感謝の意を伝えたのでした。

 

パンダの涙

場面は移り、真夜中の歩道を歩く夜蛾と、それを阻む上層部側の呪術師が描かれています。

その呪術師は「完全自立型呪骸の製造方法」を明かせと迫りますが、夜蛾は答えない様子。

すると、楽巌寺が急に現れ、夜蛾は戦うことに。

その後、楽巌寺の攻撃で虫の息となった夜蛾は、「完全自立型呪骸の製造方法」を楽巌寺に伝えます。

そして、なぜ今更になって明かしたのかと問う楽巌寺に向けて、夜蛾は「私からアナタへの呪いです」と答えて息絶えます。

その現場に居合わせたパンダは、身構える楽巌寺を素通りし、夜蛾の亡骸へと近づきます。

楽巌寺は自分が憎くないのかと言うと、自分はそういう感情には囚われないと答えるパンダ。

「だがこれだけは覚えておけ パンダだって泣くんだ」と言い、パンダは涙を流しています。

パンダの虚しい叫び声が真夜中の空に響き渡るのでした。

 

夜蛾正道の死亡シーンは漫画何巻何話

夜蛾の死が描かれた147話は、ジャンプ本誌の5月10・17日号に掲載された最新話です(4/29現在)。

そのため、まだこの話は単行本として出されていませんが、恐らく「呪術廻戦」17巻の話数に入るでしょう。

 

夜蛾正道の死亡に対するネット上の反応

ただでさえ、「渋谷事変」編から人気キャラクターが次々と死んでいった中で、夜蛾が続いて死亡してしまうことに心を痛める方が多い印象を受けました。

また、偽夏油たちの内通者として読者の間で疑われていた夜蛾でしたが、147話の展開で夜蛾の内通者説が否定される結果となり、呪術界の内通者を新たに考察する動きも見られました。

他にも、夜蛾が重要な術式を持っているにも関わらず、フェードアウトが早かったことや、夜蛾と楽巌寺の戦闘シーンが全く描かれていなかったことに疑問を持ち、今後の展開の伏線ではないかと考える読者もいました。

 

まとめ

今回の記事では、夜蛾正道の死亡シーンの詳細を紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

生みの親である夜蛾の死に対し、パンダが涙を流して叫び声を上げるラストに切ない思いをする読者も多いかと思います。

話の展開が面白くなるのなら、メインキャラクターさえも潔く死なせると言っていた作者の芥見先生ですが、ここにきて夜蛾を亡き者にするとは…と個人的に悲しさよりも衝撃が上回る147話でした。

そして、夜蛾の死によって、偽夏油たちの内通者が誰なのか、完全自立型呪骸の製造方法はどう扱われていくのか、など新たな謎が出てきたことも確かです。

「死滅回游」編にさしかかった「呪術廻戦」の今後の展開を楽しみにしつつ、新たなメインキャラの犠牲が出ないよう祈っておきましょう…!

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