パッコヤンとヴエコは百合?関係や原作の絡み・アニメとの違いを解説

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『メイドインアビス』のヴエコとパッコヤンについて、「二人は百合なの?」「付き合っていたの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

原作にはヴエコとパッコヤンがかなり親密な関係だったことをうかがわせる描写があります。

さらにパッコヤンは人間だった頃からヴエコのそばにいることが多く、成れ果てになってからもヴエコを気にかけ、最後には自分の身を顧みず助けに向かいます。

では、二人は本当に百合カップルだったのでしょうか?

原作で描かれた二人の絡みや、アニメとの違いもあわせて詳しく見ていきます。

ヴエコとパッコヤンの関係は百合?恋人なの?

結論からいうと、原作にはヴエコとパッコヤンがかなり親密な関係だったことをうかがわせる描写があります。

さらにパッコヤンは人間だった頃からヴエコのそばにいることが多く、成れ果てになってからもヴエコを気にかけ、最後には自分の身を顧みず助けに向かいます。

ただし、少なくとも原作8巻やアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』の描写では、二人について「恋人同士」と明言されているわけではありません。

そのため、「二人は公式の百合カップル!」と断定するより、パッコヤンがヴエコへ強い好意を抱いていた可能性が高く、二人の間には肉体的にも親密だったことを思わせる描写があると考えるのが自然でしょう。

では、それぞれの気持ちをもう少し詳しく見ていきます。

パッコヤンはヴエコが好き?

パッコヤンからヴエコへの気持ちは、作中のさまざまな場面から感じ取れます。

ガンジャ隊として行動していた頃から、パッコヤンはヴエコの近くにいることが多め。

水源を調査する場面や隊員たちが「水もどき」に苦しめられる場面でも、ヴエコとパッコヤンが一緒に行動する様子があります。

そして何より印象的なのが、物語終盤でヴエコが危機に陥ったときの行動。

自分自身もただでは済まない状況にもかかわらず、パッコヤンはヴエコのもとへ向かいます。

単なる「昔の仲間」というだけでは片付けにくいほど、パッコヤンにとってヴエコは大切な存在だったのではないでしょうか。

ヴエコはパッコヤンをどう思っていた?

一方、難しいのがヴエコ側の気持ちです。

パッコヤンからヴエコへの感情を想像できる描写は多いのですが、ヴエコがパッコヤンを恋愛対象としてどのように思っていたのかについては、はっきりとは描かれていません。

二人が親密にしている場面はあるものの、ヴエコはガンジャ隊の仲間たちと深く関わりながら生活していました。

また、成れ果てになったパッコヤンと再会してからも、ヴエコがすぐに彼女を認識して名前を呼ぶような展開にはなりません。

そのため個人的には、「パッコヤン→ヴエコ」の感情の方が分かりやすく描かれているように感じます。

ヴエコ自身が過酷な生い立ちから自己肯定感の低い人物として描かれていることを考えると、自分へ向けられている好意そのものに鈍かった可能性もありそうです。

もちろん、このあたりは明言されている設定ではなく、作中描写からの考察になります。

パッコヤンのヴエコへの好意がわかるシーン

二人の関係を考えるうえで重要なのが、パッコヤンの行動です。

直接「好き」と告白するわけではありません。

しかし最初から最後まで追っていくと、ヴエコを特別に気にしているように見える場面がいくつもあります。

ガンジャ隊時代からヴエコのそばにいる

人間だった頃のパッコヤンは、ヴエコと行動を共にしている描写が比較的多いキャラクターです。

船で見張りをしていたり、水源調査へ同行したり、「水もどき」によって仲間たちが次々と倒れた際には看病にも関わっています。

具体的な役職までははっきりしませんが、二人がかなり近い距離で活動していたことは分かります。

原作で描かれる親密な場面まで含めて考えると、単に「同じガンジャ隊にいた」という以上の関係だった可能性を想像したくなりますね。

成れ果てになってからもヴエコを気にかけていた

成れ果て村が誕生してから、ヴエコとパッコヤンの状況は大きく変わります。

それでもパッコヤンがヴエコを気にしているように見える描写は残っています。

特にアニメ第9話「帰還」では、ヴエコの近くにいるパッコヤンが、何か話しかけたそうにしながら結局声をかけられないように見える演出があります。

これが公式に「恋愛感情」を示す演出だと断定することはできません。

ただ、人間だった頃の二人を知っていると、「何か言いたいのかな?」「ヴエコに気付いてほしいのかな?」と思わずにはいられない場面です。

最後は自分を犠牲にしてヴエコを助けた

そして、パッコヤンの気持ちを考えるうえでもっとも印象的なのが最後の行動です。

村の崩壊によってヴエコが危機に陥った際、パッコヤンは自分自身も危険な状態でありながらヴエコのもとへ向かいます。

人の姿を失い、長い時間が経過しても、それでも最後に助けようとした相手がヴエコだった。

この行動を見ると、パッコヤンにとってヴエコが非常に大切な存在だったことは伝わってきます。

百合かどうかという言葉以上に、二人の関係を象徴するシーンかもしれません。

パッコヤンはなぜヴエコに話しかけなかった?

ここで気になるのが、「そんなにヴエコが大切なら、再会したときになぜ話しかけなかったの?」という点です。

アニメ第9話では、ヴエコのそばまで来たパッコヤンが何か言いたそうにするものの、結局そのままになってしまいます。

ただし、パッコヤンが話しかけなかった理由について明確な説明があるわけではありません。

長すぎる時間が経過していること。

姿がまったく変わってしまったこと。

ヴエコと離れてから成れ果て村で起きた出来事。

そうしたさまざまな事情が重なり、簡単には声をかけられなかったとも考えられます。

また、成れ果てとなった住人たちは独自の言葉を使うようになっているため、コミュニケーションそのものに問題があった可能性を考察するファンもいます。

いずれにしても、「話しかけなかった=ヴエコへの気持ちがなくなった」ではなさそうです。

最後にヴエコを助けようとする行動まで見ると、むしろずっと気にしていたと考えた方がしっくりきます。

ヴエコとパッコヤンのエロシーンは原作漫画にある

さて、二人が百合だと言われる大きな理由が原作のこのシーン。

実際、ヴエコとパッコヤンのかなり親密な姿が漫画に描かれています。

漫画では8巻「黄金郷」に登場

ヴエコとパッコヤンの絡みが確認できるのは、原作コミックス第8巻に収録されている「ハローアビス49 黄金郷」です。

深界六層へ到達したガンジャ隊が、過酷な環境の中で生活していた時期の一コマ。

小さいコマではありますが、ヴエコとパッコヤンが一枚の布に包まれ、裸で密着しているように描かれています。

さらに少し離れた場所には、その様子を目にするイルミューイも。

この描写があるため、「ヴエコとパッコヤンってそういう関係だったの?」と気になった読者が多いのでしょう。

ただ、この一場面だけで二人の関係すべてを決めつけることはできません。

パッコヤンがその後ヴエコへ見せる態度まで一緒に見ることで、二人の関係がより興味深くなります。

▼ヴエコとパッコヤンの絡みのシーンはコチラ▼

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アニメでは二人の絡みシーンがカット

原作の該当部分にあたる過去編は、アニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』第7話「欲望の揺籃」から描かれています。

しかし、原作にあったヴエコとパッコヤンの直接的な絡みはアニメでは描かれていません。

原作を知っていた人からすると、「ここカットされたのか……!」となったところでしょう。

その一方で、人間時代のパッコヤン自体はしっかり登場しています。

そのため二人の関係を楽しみたい場合、アニメだけでなく原作8巻も読んでみると印象がかなり変わると思います。

アニメと原作でヴエコとパッコヤンの関係はどう違う?

面白いのは、「アニメは二人の描写を全部削った」わけではないという点です。

むしろ直接的な描写は減らしつつ、感情面ではアニメならではの見せ方も追加されています。

原作は二人の肉体的な関係が分かりやすい

原作でもっとも分かりやすいのは、やはり8巻の一コマ。

二人の距離感がかなり近かったことが視覚的に伝わってきます。

そのため原作だけを見ると、「二人は肉体的にも親密だった」という印象を持ちやすいでしょう。

ただし、それだけで「正式に付き合っている」「恋人である」とまでは明言されていません。

アニメは絡みをカットする一方で感情描写を補っている

一方のアニメでは原作の直接的な絡みが描かれません。

その代わり注目したいのが、第9話でヴエコのそばにいるパッコヤン。

話しかけたそうにしているものの、声をかけられないように見える時間が描かれています。

原作では気付きにくかった人でも、「パッコヤン、ヴエコのこと気にしてない?」と感じやすくなった演出です。

つまり、原作では二人の「肉体的な近さ」が分かりやすく、アニメではパッコヤンの「感情的な近さ」を想像させる演出が増えていると見ると、両方を楽しめます。

ヴエコとパッコヤンの基本情報

ここまで二人の関係を中心に見てきましたが、それぞれがどんなキャラクターなのかも簡単に振り返ります。

ヴエコ

ヴエコの本名はヴエロエルコ。

ガンジャ隊の三賢の一人です。

幼少期から非常に過酷な環境で育ち、自分自身を低く評価するような発言も多い人物。

それでも現在の環境から抜け出したいという思いを持ち、ガンジャ隊とともにアビスへ向かいました。

六層ではイルミューイと出会い、彼女にとって母親のような大切な存在になります。

自分へ向けられる好意に対してどこか鈍そうにも見えるため、もしパッコヤンが恋愛に近い感情を持っていたとしても、ヴエコがそれを理解していたかどうかは分かりません。

パッコヤン

パッコヤンもガンジャ隊の一員です。

具体的な担当について詳しく説明されているキャラクターではありませんが、水源調査や仲間の看病など、さまざまな場面で登場します。

そしてよく見ると、ヴエコの近くにいる場面が多い。

人間の姿を失ってからもヴエコを気にしている様子があり、最後にはヴエコを助けるために行動します。

セリフや出番そのものは主要キャラクターほど多くありません。

それにもかかわらず、ヴエコとの関係が強く印象に残るキャラクターです。

ヴエコとパッコヤンをもっと見たかったというファンの声

アニメ放送後には、「ヴエコとパッコヤンの原作シーンも見たかった」「もっと二人の関係を描いてほしかった」といった反応がファンの間でも見られました。


精神的に辛い場面が多い本作で突然現れた百合展開の二人に、その様子を見たいという声も多いようです。

 

それも当然かもしれません。

原作ではかなり気になる一コマがありながら、二人の関係について詳しく説明されることはありません。

さらに、人間時代はいつも近くにいる。

長い年月を経て再会する。

パッコヤンは声をかけられない。

そして最後にはヴエコを助けに行く。

という流れまであります。

説明されすぎていないからこそ、「パッコヤンはずっとヴエコが好きだったのでは?」と想像したくなる二人なんですよね。

ヴエコとパッコヤンの関係・百合についてまとめ

ヴエコとパッコヤンについてまとめると、二人を作中で明確に「恋人」と呼んでいるわけではありませんが、かなり親密な関係だったことを想像させる描写があります。

原作8巻「ハローアビス49 黄金郷」には、二人が裸で一枚の布に包まれている場面があります。

またパッコヤンは、人間だった頃からヴエコの近くにいることが多く、成れ果てとなったあともヴエコを気にしているように描かれます。

そして最後には、自分自身が危険な状況でもヴエコを助けようとします。

一方、ヴエコ側からパッコヤンへの恋愛感情については、それほど分かりやすく描かれていません。

そのため二人の関係は、「パッコヤンからヴエコへの特別な想いは強く感じられる。ただし、公式に恋人同士と断定できる関係ではない」という捉え方が一番しっくりきます。

原作では二人の親密な一コマ、アニメではパッコヤンがヴエコを気にする演出を見ることができるので、両方を見比べてみるのも面白いですよ。

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