箱根駅伝2022は何時まで?放送時間やコースの通過時間・特徴を紹介

箱根駅伝

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学生3大駅伝の最高峰である「第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝2022)」が、2022年1月2日(日)・3日(月)の2日間にわたって開催されます。

10月23日(土)に行われた予選会で箱根駅伝本戦への出場権を獲得した上位10校、前大会上位10位のシード校10校、関東学連チームを合わせた総勢21校が出場します。

「箱根駅伝を見ないとお正月を迎えた気になれない!」という人もいるのではないでしょうか?

日本中が注目する年に1度のこの大会、絶対に見逃したくないですよね。

ここでは開催時間やコースの特徴・それぞれの通過時間などについて、過去のデータをもとにご紹介していきます。

 

箱根駅伝2022は何時まで?

まずスタートは1月2日(日)の朝8:00、大手町・読売新聞社前で号砲が打ち鳴らされます。

大手町・読売新聞東京本社前から鶴見、戸塚、平塚、小田原の各中継所を経て箱根芦ノ湖駐車場までが往路5区間(107.5㎞)になります。

そして大会2日目の1月3日(月)の朝8:00、今度は箱根・芦ノ湖からのスタートです。

箱根芦ノ湖駐車場入り口から小田原、平塚、戸塚、鶴見の各中継所を経て大手町・読売新聞本社前でゴールです。

2日目の復路5区間(109.6㎞)と合わせて計217.1㎞の学生最長距離となります。

1区間平均して1時間前後で完走していることがほとんどなので、箱根駅伝の大会終了時間は13時半頃と考えてよさそうです。

 

箱根駅伝2022の放送時間は?

箱根駅伝2021(第98回)のテレビ放送時間のスケジュールを確認してみました。

地上波日本テレビ

放送1
2022年1月2日(日)7:00~7:50

まもなく箱根駅伝往路

放送2
2022年1月2日(日)7:50~14:05

第98回箱根駅伝往路

放送3
2022年1月3日(月)7:00~7:50

まもなく箱根駅伝復路

放送4
2022年1月3日(月)7:50~14:18

第98回箱根駅伝復路

放送5
2022年1月3日(月)14:18~15:00

続報!箱根駅伝

 

BS日テレ

放送1
2021年11月19日(金)19:00~20:54

徹底取材!箱根駅伝 春夏秋冬 前編

放送2
2021年12月25日(土)19:00~20:54

徹底取材!箱根駅伝 春夏秋冬 後編

 

CS放送日テレジータス

放送1
2021年12月5日(日)20:30~21:30

箱根駅伝シンポジウム

放送2
2021年12月18日(土)20:00~21:30

箱根駅伝監督激突トークバトル

 

 

箱根駅伝2022コースの特徴や通過時間

箱根駅伝は往路5区間と復路5区間の合計10区間で構成されています。

コース内容は市街地であったり山道であったり、また平坦であったり坂道であったりとコースによって様々。

ここからは各コースの特徴や通過時間などを、過去のデータをもとにご紹介していきますね。

 

第1区(21.3km)

区間:大手町・読売新聞本社前~鶴見中継所

 

区間記録:1時間01分06秒

選手:佐藤悠基(東海大)/第83回(2007年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
芝浦郵便局交差点 08:09
鮫洲駅前 08:29
東蒲田2丁目交差点 08:43
鶴見中継所 09:01

※鶴見中継所の繰り上げ時間は10分です。

【コースの特徴】

前半は高低差の少ない平坦な道が続きますが、勝負の分かれ道ともいえる後半の立体交差や橋のアップダウンでレースの行方を左右する先頭集団の駆け引きが1区の最大の見所です。

1区の成績はレース終盤にも響いてくるため、スピードランナーや準エース級の選手を起用するチームが多いというのも特徴ですね。

 

第2区(23.1km)

区間:鶴見中継所~戸塚中継所

 

区間記録:1時間05分49秒

選手:イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)/第97回(2021年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
鶴見中継所 09:01
大黒町入口交差点 09:09
西区役所入口交差点 09:29
底浜新道合流地点 09:58
戸塚中継所 10:08

※戸塚中継所の繰り上げ時間は10分です。

【コースの特徴】

「花の2区」と呼ばれる、各校のエース級が集結する区間です。

距離の長さに加え、難所といわれる13㎞地点の権太坂やラスト3㎞の「戸塚の壁」と呼ばれる連続するアップダウンなど、地形的にも走りづらい区間です。

1度に何人もの選手を抜く「ごぼう抜き」が見られるのも2区の見所です。

 

第3区(21.4km)

区間:戸塚中継所~平塚中継所

 

区間記録:59分25秒

選手:イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
戸塚中継所 10:08
吹き坂バス停 10:11
藤沢橋 10:24
しゃぶ菜茅ヶ崎中海岸店 10:52
平塚中継所 11:11

※平塚中継所の繰り上げ時間は15分です。

【コースの特徴】

前半の約9㎞に渡って緩やかな坂道が続きますが、11㎞地点を過ぎて湘南海岸に出ると海風の影響を受けやすい区間です。

2区からの流れを維持または修正するのが3区を走る選手の重要な役割でもあり、ペース配分をうまく調整することが攻略のカギとなりそうです。

 

第4区(20.9km)

区間:平塚中継所~小田原中継所

 

区間記録:1時間00分30秒

選手:吉田裕也(青山学院大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
平塚中継所 11:11
国道134号合流点 11:14
大磯警察署 11:25
連歌橋 11:55
小田原中継所 12:13

※小田原中継所の繰り上げ時間は15分です。

【コースの特徴】

第93回(2017年)に5区の区間距離が短縮されたことに伴い4区の距離が延伸されましたが、平地区間では最も短いコースです。

とはいえ10の橋を通過するということもあり、細かなアップダウンが地味に続くとても複雑な区間となっています。

また時間的に日中に差しかかるため天候によっては気温が上がることもあり、加えて終盤の細かいアップダウンによってスタミナもロスしやすくペース配分の調整が重要です。

4区までくるとそれまで集団で並走していたのが徐々にばらけてくるので、選手には集団よりも一人でペースを保ったまま走れる強さが要求されます。

 

第5区(20.8km)

区間:小田原中継所~箱根・芦ノ湖駐車場

 

区間記録:1時間10分25秒

選手:宮下隼人(東洋大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
小田原中継所 12:13
箱根湯本駅 12:24
大平台バス停 12:40
小涌園前 12:53
箱根・芦ノ湖駐車場 13:25

【コースの特徴】

10区間の中で最短距離のコースでありながら、高低差800m以上を一気に駆け上がる過酷さゆえに最大の難所とも言われている「山上り」の区間です。

特殊な区間のため順位変動も多く見られ、4区までについた数分の大差を5区で挽回して大逆転する場面もあり見逃せない区間ですね。

 

第6区(20.8km)

区間:箱根・芦ノ湖~小田原中継所

 

区間記録:57分17秒

選手:舘沢亨次(東洋大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
スタート 08:00
小涌園前 08:27
宮ノ下駅 08:37
箱根湯本駅 08:49
小田原中継所 08:58

※小田原中継所の繰り上げ時間は20分です。

【コースの特徴】

往路5区の「山上り」に対し復路6区は「山下り」と呼ばれ、5区同様選手のコース適正が重要になる区間です。

またスタート時の朝8時台はまだ気温が低く、前日夜の天候によっては路面が凍結し滑りやすい状態になっていることもある区間です。

5区同様特殊なコースとなるため、厳しい条件の中で走る選手にも注目ですね。

 

第7区(21.3km)

区間:小田原中継所~平塚中継所

 

区間記録:1時間01分40秒

選手:阿部弘輝(明治大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
小田原中継所 08:58
小田原市民会館 09:07
前川バス停 09:28
槙ノ木交差点 09:43
平塚中継所 10:01

※平塚中継所の繰り上げ時間は20分です。

【コースの特徴】

箱根山から吹き下ろす冷気で冷え込み、時間帯的に次第に気温が上昇することから全区間中最も寒暖差の激しい区間です。

とはいえ前半に細かいアップダウンは多くあるものの、全区間中最も走りやすいと言われている区間でもあります。

 

第8区(21.4km)

区間:平塚中継所~戸塚中継所

 

区間記録:1時間03分49秒

選手:小松陽平(東海大学)/第95回(2019年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
平塚中継所 10:01
高浜台交差点 10:10
常磐町交差点 10:31
南仲通りバス停 10:46
戸塚中継所 11:05

※戸塚中継所の繰り上げ時間は20分です。

【コースの特徴】

前半こそ平坦で走りやすいものの、湘南新道に入ってからアップダウンを含む9㎞に及ぶ上り坂に続き、藤沢を超えると通称「遊行寺の坂」と呼ばれる急な上り坂のある厳しい区間です。

さらに3区とは逆でこの8区では日差しが強まると太陽が後方から照りつけることに加え追い風を受けることが多いため、選手のスタミナが重要になってくる区間でもあります。

 

第9区(23.1km)

区間:戸塚中継所~鶴見中継所

 

区間記録:1時間08分01秒

選手:篠藤淳(中央学院大学)/第84回(2008年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
戸塚中継所 11:05
横浜新道分岐点 11:14
東伸橋交差点 11:35
金港橋交差点 11:51
鶴見中継所 12:17

※鶴見中継所の繰り上げ時間は20分です。

【コースの特徴】

優勝争い、シード権争い、10区での繰り上げスタート回避のためのタイムとの闘いなど、箱根駅伝ならではのドラマが数多く見られる区間です。

また「花の2区」に対して「松の9区」と呼ばれ、キャプテンやエース級の選手が多く走ることでも注目される区間です。

前半はスタート直後にある権太坂の長い下り坂に加えてアップダウンも多いのですが、後半は平坦なコースが続くためペース配分が重要なカギとなりますね。

 

第10区(23.0km)

区間:鶴見中継所~大手町・読売新聞本社前

 

区間記録:1時間08分40秒

選手:嶋津雄大(創価大学)/第96回(2020年)

【通過予想時間】

通過点 通過予想時間
鶴見中継所 12:17
六郷橋 12:26
南大井歩道橋 12:47
日本橋 13:24
大手町・読売新聞本社前 13:27

【コースの特徴】

往路の1区とはコースが異なり、馬場先門を右折して銀座通りから日本橋を経由してゴールの読売新聞東京本社ビルに向かいます。

六郷橋と新八ツ山付近でアップダウンがあるものの全体としては平坦な道が続きますが、都心を走るコースのため気温の上昇やビル風による突風に悩まされることもある区間です。

また最終区間のため沿道の応援も大きく、またチームメイトの想いが逆にプレッシャーとなり予想外のハプニングによる逆転劇も少なくありません。

最後まで目が離せない闘いとなりそうですね。

 

まとめ

箱根駅伝2022の時間や往路・復路それぞれのコースの特徴について簡単にご紹介してきました。

また97回大会同様、98回大会も無観客での開催予定です。

96回大会に比べると85%減の観客数だったようですが、それでも97回大会は18万人の観客動員数(関東学連発表)だったそうです。

応援自粛の要請がありましたが、密になっている場所も多く見受けられました。

このコロナ禍で私たち観客はどのように応援するのか、応援する側のモラルが求められますね。

各区間のポイントを押さえながら自分なりの箱根駅伝の楽しみ方を見つけるのもおすすめです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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