ばかな息子をそれでも愛そうは何話?白ひげの名言・名シーンまとめ

ワンピース白ひげ

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星の数ほどいる海賊の中において、その頂点に君臨する4人の大海賊。その名も四皇

さらにその四皇の中でもかつての海賊王ゴール・D・ロジャーと唯一肩を並べ、彼の亡き後は実質海賊王の座に最も近いと言われた男 ”エドワード・ニューゲート” こと白ひげ

海賊としては珍しい価値観の持ち主で、金銀財宝やひとつなぎの大秘宝(ワンピース)よりも、苦楽を共にする仲間を何よりも大切にし、自身の下につく仲間を部下としてではなく”家族”としてこの上なく愛す男でした。

くしくも頂上戦争にて命を落としてしまいますが、「伝説の男の死」により、新たな時代の火ぶたが切って降ろされました。

今回はそんな白ひげが生前に残した名言や名台詞、読者の度肝を抜いた名シーンなどを私なりに厳選してご紹介していこうと思います!

 

バカな息子をそれでも愛そうは何巻何話?

この白ひげの名言が登場したのは58巻第563話です。

白ひげの傘下の海賊である大図蜘蛛海賊団船長のスクアードがセンゴクの策略に騙され、自分たち傘下の海賊たちはエース救出の代わりに海軍に売られたのだと思い込み、白ひげを刺してしまった時のシーンです。

もちろん、かの白ひげがそんな一太刀で瀕死になることはなく「とんでもねぇバカ息子が!!」とものすごい剣幕で怒鳴りながら腕を振り上げます。スクアードも覚悟を決めていましたが、次の瞬間白ひげは振り上げた腕をスクアードの背中に回し優しく包み込みます。

そして、このセリフです。

”バカな息子を それでも愛そう…”

どうですか皆さん、この白ひげの愛情の深さは…こんなんため息しか出ませんよ…ホントに…

全国のお父様方いかがでしょうか?息子さん、娘さんが家中汚してしまったとき、自分の大切なものを暴れて壊してしまったときなどなど。できますでしょうか?まさに父親としての鑑だとおもいます!

このセリフだけでも最高に感動ですが、この後に「エースだけが特別じゃなねぇ…みんな俺の家族だぜ」と続いていきます。

決して1人だけ特別扱いではなく家族全員を平等に愛す…

 

白ひげの父親としての器の大きさ、愛情の深さは尋常ではなかったことが示されたワンシーンであったのではないでしょうか?

将来私も父親となったときには、ぜひ白ひげのようなかっこいい父親になりたいと思いました!

 

白ひげの名言を5つ紹介!

ここでは白ひげが残した多くの名言の中から、私が特にいいと感じたセリフを紹介していこうと思います。

 

おれの息子になれ!!!

57卷552話より、当時17歳だったエースが初めて白ひげと対峙したときのこと。

ジンベエと五日間にわたる死闘を繰り広げた後ということもありますが、白ひげの圧倒的な力の前に手も足も出なかったエース。

何度ぶっ飛ばされても自分に向かってくるエースの気合と根性に感心し、エースに向けて言った名言がこちらです。

「仲間にならないか?」などという軽いノリではなく、「これから先の人生、俺の名前を背負って好きなだけ暴れてみろ」という強いメッセージがこもった誘いである点が、個人的にとても気に入っています!

ワンピースの世界の住人になったら、言われてみたいセリフ№1ですね(笑

またこのセリフ、白ひげという最強の海賊であるからこそこんなにも映えるセリフなのではないでしょうか?

 

おれぁ 時代の残党だ……!!!新時代におれの乗り込む船はねぇ…!!!

58卷572話より、エース救出という目的を達成した白ひげ海賊団。

あとは逃げるだけですが、海軍の追っ手を食い止めるため、白ひげは自ら一人マリンフォードに残ることを決意します。

隊長たちや傘下の海賊団船長らをはじめとする”息子たち”は当然、「そんな終わり方は嫌だ!」と口々に訴えますがそんな彼らに向けて言い放たれた名言がこちらです。

なんとも潔くて粋なセリフだなと、初めて読んだとき胸が熱くなったのを今でも覚えています。

ロジャー亡き後、長きに渡って海の王者として君臨してきたわけですが、決してズルズルとのさばっているわけではなく、身の引き際をきっちりと定め、時代の終わりにけじめをつける彼の生き様は、まさに海の皇帝としてふさわしいものだと思います!

 

おれと共に来る者は命を捨ててついて来い!!!

58巻563話より、スクアードに刺されてしまった後、海軍に激怒した白ひげがついに自ら戦場に降り立つシーンでの名言となります。

ここから先は何が起こるかわからない…息子たちを守ることができなくなるから、一緒に戦うものは命を落とすこと覚悟で俺と一緒に来い!

そんなメッセージ性を含んでいるこちらの名言ですが、この時の白ひげの迫力と言ったらもう、とんでもないものがありますよね?

船を飛び降りる白ひげに、当時元帥だったセンゴクも焦りを隠しきれず、「構えろ!暴れだすぞ!世界最強の怪物が!」と豪語しています。

かっこいいですよね~ 私自身も中二病を患っていたころ、このセリフを何とか日常生活の中で使えないかと日々考えておりました(笑

 

海賊なら!!信じるものはてめぇで決めろォ!!

58巻563話より、スクアードの悲痛な訴えに対し海軍に激怒する白ひげ。

白ひげに対する傘下の海賊たちの信頼が崩れかけていましたが、彼ら全員を鼓舞するために言い放った名言がこちらです。

白ひげに重い一撃を加えるという海軍の目的は果たせましたが、この名言により、結果的に海賊たちの士気や団結力はさらに1段階上がってしまったと言えるでしょう。

自分が進む道(人生)において、なにを信じてなにを目標にするのか。私達が、自分の人生設計をしていくにあたってとても大事になる概念だと私は思いました。

他人がなんて言おうと信じると決めたものを一途に追いかけていく姿勢は決して海賊だけでなく、私達にとっても大事にしていくべきことだと思います!

圧倒的なリーダーが力説する言葉はなんと言っても説得力が違いますよね!

 

ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は実在する!!!

59巻第576話より、白ひげが息を引き取るその瞬間、最後の力を振り絞って叫んだのがこちらのセリフです。

まさに、かつてロジャーと並んだ大海賊として、一つの時代を築いてきた伝説の男として、最後の言葉にふさわしい名言ではなかったでしょうか?

ロジャーが処刑される直前に言った「この世のすべてをそこに置いてきた」というセリフで大海賊時代の幕開けとなったわけですが、この名言はそのワンピースは確かに存在していることを証明したと言えます。つまり白ひげ海賊団はワンピースとは何なのかを知っているということです。

いやーーーアツい!!

白ひげを討ち取ったということで海軍の圧倒的な勝利かと思いきや、最後にとんでもない爆弾発言をして逝きましたね…これにより大海賊時代はさらなる新時代に突入してしまいました。

白ひげの迫力もさることながら、今後の展開に胸が踊ったシーンでもありましたね!

ちなみにですが…シャボンディ諸島編にて、ウソップがレイリーに対してワンピースの有無について問おうとしたとき、それをルフィが全力で阻止するというシーンがありました。★

ワンピースの在処、そもそも存在するのか問題についてここまでルフィが拒否反応していたのにもかかわらず、白ひげのこの発言…

「いや、思いっきりゆうてるや~ん!!」

と思ったのは私だけではないはずです(笑

 

白ひげの名シーンを3つ紹介

ここからは白ひげにまつわる名シーンを紹介してきます。

VSロジャー

最近のワノ国編の回想シーンにおいて、若き頃の白ひげと宿敵であり旧知の中でもあるロジャーとの戦闘シーンが描かれていました。

ここでは、互いの覇気が強すぎるためか剣と剣が全く触れ合うことなく2人は激突しています。

いつか2人の戦闘シーンが見れるかもと長年期待していたファンの1人として、予想通りでありつつも想定を超えてきた演出でとても満足しております!!

頂上戦争編で白ひげの化け物ぶりは嫌というほど見てきましたが、ロジャーの初の戦闘シーンも見れたので「あぁ…やっぱロジャーもやばかったんだな~」ってなぜか安心しました(笑

 

VS赤犬

頂上戦争編終盤、エースが赤犬の攻撃により命を落としてしまいました。

赤犬が次はルフィを討ち取りに行こうとした瞬間、悲しみと怒りに満ちた白ひげの猛攻に合います!

頂上戦争編のラスボスといっても過言ではない赤犬がついにボコボコにやられるシーンがやってきました!!!!←かなり興奮気味

漫画で読みアニメでも見ましたが爽快感以外の何物でもありませんでした!(赤犬押しの方いらっしゃいましたら申し訳ありません。)
いや、こいつ(赤犬)誰か倒してくれよ…とずっと願っていた気持ちがついにかなったのです!

地震の振動をまとった拳で地面に押しつぶされ、最後は宙に投げ飛ばされ落ちてきたところをチャージしていた一撃でダウンです!

大将1人では、四皇にはさすがに勝てないということが証明されたワンシーンでしたね!

まぁ結局は、また復活してしまったんですが…(笑

 

白ひげ最期のラストシーン

白ひげもついに、力尽き命を落としてしまいます。立ったまま亡くなっており、死してもなお堂々と立ち続けるその姿は、男気を感じずにはいられませんでした。

マントがはだけ、彼の背中があらわになりますが、まあなんときれいなこと…

とても感動的なシーンですが是非このシーンに関しては漫画ではなくアニメ版で視聴されることをお勧めします!

アニメでは当然ナレーターによる読み上げがあるわけですが、このシーンはホントにそのナレーターがあってこそのシーンに仕上がっています。

白ひげという偉大な海賊の名に恥じない生き様であったことに、ただただ脱帽です。

 

白ひげの口調はどんなしゃべり方?キャラクター紹介

さて、まずは白ひげというキャラについて軽く触れていきたいと思いますが、一番の特徴ともいえるのが、「グララララ!」という独特な笑い方。

ワンピースの世界において、白ひげ含む一部のキャラたちは自身の悪魔の実の能力名だったり、その能力を匂わせるような特徴的な笑い方をします。ちなみに白ひげの能力は超人系最強とも謳われているグラグラの実です……いや、まんまかよw

笑い方以外は特筆すべき点はあまりないのですが、大海賊として似つかわしいドスのきいた貫録を感じさせる声でゆっくりと話します。

また、彼自身が72歳であったことから、大概の人間は40・50代であっても小僧やガキ呼ばわりされます。(笑

 

人柄ですが、冒頭でも触れたように仲間のことを家族と呼び、何よりも大切にする性格で、たとえ一人でも家族が傷つくようなことが起ころうものなら、島の一つや二つは消し飛ばしてしまうほどです。

そんな白ひげは当然家族(仲間)からの信頼も絶大で、彼らからは親しみを込めて「おやじ」・「おやっさん」と呼ばれています。

 

白ひげの声優は?

そんな白ひげをアニメで担当されたのは…

有本欽隆さんです!

有本さんといえば、『イナズマ・イレブン』響木正剛役や『PSYCHO-PASS サイコパス』征陸智己役が有名どころですね!

アニメ以外にも洋画や海外ドラマの吹き替えとしてもご活躍されていて、エド・ハリスやクリストファー・ローケン、ジェレミー・アイアンズなど数々の俳優たちの吹き替えを担当されました。

しかし、悲しいことに有本さんは2019年の2月1日に78歳で死去されています。

今後のワノ国編でも回想シーンの中に若き日の白ひげが登場するので、もうあの声が聞けないと思うと非常に残念ですね……

 

二代目の白ひげの声優として、新たに大友龍三郎さんが抜擢されています。

大友さんも声優としてかなり大御所の方で、同じくワンピースキャラのサー・クロコダイルを担当されました。

他にもドラゴンボールのターブラや東京喰種の黒磐厳特等、映画「ターミネーター」のアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えなども担当されていました。

雰囲気こそ違えど、有本さん同様渋くてかっこいいお声の持ち主なので、どんな白ひげが見れるのか楽しみではありますね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

白ひげの名言・名シーンを紹介してきましたが、知れば知るほど白ひげという海賊がいかに強く偉大な男であったのかということを知ることができました。

現在の四皇は赤髪のシャンクスを除き、黒ひげ、カイドウ、ビッグマムといずれも凶悪で、ある意味で狂った人格の持ち主であることが共通しています。

その点に比べ白ひげは確かに怪物と恐れられていたとはいえ、ルフィやシャンクス達同様、ホワイトカラーな海賊だったよう思います。…白ひげだけに(笑

既にストーリーの表舞台からは身を引いたキャラクターではありますが、今回の名言や名シーンなどが今後、皆様の人生におけるヒントや進むべき道の1つの目標などになってもらえるととてもうれしいです!

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