【終わりのセラフ】のもう一人の主人公・百夜ミカエラは優と同じ百夜孤児院のリーダー的存在で頭もキレて優しい子でしたよね。
前回はミカエラのプロフィールなどを調べたのですが、今回は最新話の89話と90話に描かれているミカエラの死について書いていこうと思います。
ミカエラの死については本当に驚きました。
このまま優と仲間達と共に戦い続けると勝手に思っていたので突然の訃報に何度も本を閉じて開いてを繰り返してしまいました。
ミカエラの最後はどんなだったのか、なぜ死んだのか、ミカエラはどうなるのか。
など、私の考察も入れつつまとめてみましたので是非読んでみてください。
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目次
【終わりのセラフ】ミカエラが死んだ理由
ミカエラが死んだ理由を簡潔に述べると「優を助けるため」です。
それ以外にミカエラが自分の命を懸けようとすることはまずないでしょう。
ではなぜミカエラは優のためになら自分の命までも懸けられるのか。
その理由に52話「怪しいヤカタ」でミカエラが優以外の人間の仲間に説明していたことが少なからず関係していると思います。
ミカエラは「少しずつ少しずつ自分の中の人間性が減っている」と鳴海達に伝えています。
さらに、優(人間)の血を吸ってからは急速にミカエラの中の人間性が減り、現段階で優への執着以外の感情がすべて色褪せていると説明しています。
この説明を聞いた鳴海は「吸血鬼にも多少なりとも人間味がある。特に人間時代から引きずる執着がある」と考察していましたよね。
ここからは私個人の勝手な解釈なので読むのであればご注意を…。
ミカエラの中での優先順位のトップは何があっても「優ちゃん」です。
これは絶対に変わらないのでしょう。
これまでも優に対して過保護なシーンや危険な目に遭っていると一目散に助けに来たりなどたくさんありましたよね。
そして今回、89話でもミカエラは「優ちゃんにとってグレンは危険人物だ」と判断し、グレンを殺すことを決意しています。
自らの命を犠牲にしてまでも……。
前々からグレンの事を信用していない描写はありましたが、優ちゃんのために自分の命を懸けてグレンを殺すというミカエラの覚悟を格好いいと思う気持ちと、生きて欲しかったという気持ちでぐちゃぐちゃになりそうでした。
【終わりのセラフ】ミカエラの死亡シーンを振り返る
ここからはミカエラの死亡シーンについて振り返っていきたいと思います。
『優ちゃんのために』
鬼化している優にグレンは鬼を制御する薬を打とうとしますがミカエラによって阻止されます。
しかし、グレンは真昼に優の心臓を貫けと命令し、優の胸に剣が突き刺さります。
阿朱羅丸は急いで優の心臓の修復にかかり、ミカエラはグレンの動きを止められないと判断しグレンに薬を打たせます。
優の意識が戻り、グレンが次の標的をミカエラにした瞬間グレンの首筋に噛みつき血を思いっきり吸い殺そうとしましたが、グレンは優に刺さっている剣を抜きミカエラを振りほどきました。
しかし大量に血を吸われ苦しそうにしているグレンに対してミカエラは自身の剣に自分の全てを吸わせグレンを確実に仕留めようとします。
優が止めに入ろうとするも、まだ心臓の修復が終わらず体を動かせずにいました。
ミカエラは「グレンは優ちゃんにとって危険だから今ここで何を犠牲にしても命は奪うべき」だと判断し、「大丈夫 優ちゃんは何があっても僕が守るから」といい自らの身体ごと切り裂きました。
『優の涙』
別の場所で優を探していたシノア隊の皆はミカエラが放った大きな斬撃に驚きながらもそこに優とミカエラの姿を発見します。
しかも、優が泣いていることが分かり「仲間が泣いているなら助けにいく」と決め優の元に急ぐことに。
一方、優は上半身だけになってしまったミカエラを抱き上げていました。
目を開けたミカエラは様子がおかしく、「血が足りないのだ」と阿朱羅丸は言いました。
優は急いで血を飲ませようとしますが、ミカエラは唸るばかりで飲みません。
「血を流しすぎた吸血鬼は現世から消えて鬼になる」阿朱羅丸は優に説明します。
優はミカエラを助ける方法はないのか阿朱羅丸に懇願します。
そんな中、阿朱羅丸は「ここで彼が鬼になるなるのも、ここで僕の記憶が戻るのも、ここで僕の妹が現れるのも誰かの筋書きか?」と考え込んでいました。
『生きる意味』
ミカエラを助ける方法がないと知った優は精神世界で阿朱羅丸に「君の望みは何?」と聞かれ「独りになりたくない」「こんな辛い思いしたくない」「これ以上は頑張れない」「消えたい」など今まで1度も言わなかった弱音を吐き始めました。
そして阿朱羅丸が「死にたい?」と問いかけると優は静かに頷きました。
この答えを聞いた阿朱羅丸は「君の心が死んで僕は君を乗っ取れる」と言い、優に剣を突きつけ優に「ミカが最後に言った言葉 君はもう一度だけ思い出した方がいいと思う」と忠告しました。
ミカエラの最後の言葉は「大丈夫 優ちゃんは僕が守るから」でした。
阿朱羅丸は優にこの言葉を思い出させ、愛されていたことミカエラが残した優の生きる意味を教え、立ち直らせていました。
『優ちゃんだいすきだよ』
ミカエラは消滅する前に目を開け泣き叫ぶ優に「泣かないで優ちゃん」そして「優ちゃんだいすきだよ」という言葉を最後に宙に浮いたミカエラの上半身は爆発して消滅してしまいました。
【終わりのセラフ】ミカエラの死亡シーンは何巻何話
21巻の89話「吸血鬼のオワリ」でグレンを殺すために剣に自分の全てを吸わせ自らの体ごと半分に切ったシーン。
完全にミカエラが消滅するのは
90話「理由はミカエラ」です。
【終わりのセラフ】ミカエラが死亡に対するネット上の反応
ミカエラの死に関してネット上での反応を見てみると、純粋にミカエラの死を悲しむ人たちが多かったですが、その中でもミカエラが鬼になって優の新しい相棒に…と思っている人も多くいました。
他にも、本当にミカエラはグレンのことを殺すことが出来たのかと考えている人もいたりで、なかなか読んでいて面白かったです。
まとめ
ミカエラの死についてまとめると……
- グレンを殺すと決めたのは優ちゃんのため
- 吸血鬼が血を流しすぎると鬼になる事から今後鬼になったミカエラが登場するかも?
ここで私が疑問に思ったことをここに書いてみます。
- ミカエラは消滅したがグレンは一体どうなったのか。
- 阿朱羅丸が言っていたように今までの出来事はすべて誰かの思惑なのか。
- クルル・ツェペシとアシェラ・ツェペシが再会しこの後どうなるのか。
というのが90話まで読んでみての私の感想です。