今回はメイドインアビスに登場するヴエコ(ヴエロエルコ)と、彼女がしていた「お世話」について紹介します。
ヴエコはガンジャ隊という決死隊で、三賢の一人として参加し大穴(アビス)を探検していました。
彼女は六層にある、「成れ果て村」の成り立ちに大きく関わっています。
そこには彼女自身の生い立ちも影響があります。
ヴエコの生い立ちとは、また「お世話」とはどういったものでしょうか。
一部ネタバレを含みますので、ご注意ください!
目次
メイドインアビスのヴエコの「お世話」と壮絶な過去
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ガンジャ隊の三賢の一人として、冒険をしていたヴエコ。
「お世話」は彼女の隊の中での仕事の一つでした。
それではその内容と、ヴエコの過去について説明していきます。
ヴエコの生い立ち
ヴエコの「お世話」に関してお話するには、彼女の生い立ちが関係してきます。
ヴエコは身寄りがなく、ジュロイモーという男に引き取られます。
この男は漁師として生活してましたが、どうしようもないクズだったのです。
ジュロイモーは引き取ったヴエコに対して焼けた鉄棒を押し付ける等の暴力や性的虐待を繰り返していました。
ヴエコが可愛がっていたペットもクズ肉呼ばわりしていたので、彼に殺されていると推測されます。
そんな酷い環境を変えるために、ヴエコは準備をしジュロイモーから逃げるようにガンジャ隊へ入隊するのでした。
ガンジャ隊での「お世話」とは
回想でヴエコは、同じ三賢のベラフに「本当に三賢でいいのか、売り物にもならない醜い身体で『お世話』するしか出来ない私が」と発言しています。
ヴエコはジュロイモーから繰り返し性的虐待を受けていた影響で、子供を産むことが出来ない身体になっていたのです。
お察しの方もいると思いますが、ヴエコの言っている「お世話」とはガンジャ隊の他の隊員の性処理のことでした。
イルミューイという少女は、ヴエコの匂いを嗅ぎ「たくさんのヒトと交尾したにおい」と言います。
ジュロイモーから離れてからも「たくさんのヒトとの交尾をした」という事実と、ヴエコの発言から「お世話」の内容は上記で間違いないと思われます。
また、実際の「お世話」と思われるシーンが小さく一コマ出てきます。
相手が同性であるパッコヤンであることから、単純に百合なのでは?と思う人もいるかもしれません。
ガンジャ隊の男女比率はわかりませんが男性も多く、前述のたくさんのヒトと交尾したというのが事実ならば、ヴエコは男女関係なく「お世話」していた可能性が高いです。
皮肉なことに、ヴエコが子供を産むことが出来ない身体であることが、もしかしたら「お世話」には都合が良かったのかもしれません。
メイドインアビスのヴエコの正体
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ヴエコは昔ガンジャ隊の三賢の一人として冒険していた女性でした。
そして「成れ果て村」になってしまったイルミューイという少女を、母のように可愛がっている存在でした。
彼女は村が出来ることに対して反対し続け、村の誰も近づかない場所「目の奥(ドグープ)」に幽閉されていたのです。
リコは彼女が何者なのかわからないまま、レグ達を助ける為ヴエコを解放します。
友人の為に奔走するリコに「君はとってもいい子だね」と言いリコを手伝います。
メイドインアビスのヴエコとイルミューイ
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— 大葉かお (@Oh_baka_Oh) August 26, 2022
ヴエコとイルミューイはガンジャ隊が大穴(アビス)に入る時に出会います。
大穴(アビス)の入口の村で生まれたイルミューイですが、子供を産めない身体であるとわかると、村から大穴へ追放されてしまいます。
たまたま大穴(アビス)へ挑むガンジャ隊に付いてきたきたイルミューイは、子供をたくさん産んだ母と同じにおいがするヴエコに懐きます。
放っておけなかったヴエコは大穴(アビス)への知識が浅い自分達にイルミューイは役立つ、必要であると説明し共に冒険をするのでした。
子供を授かれないヴエコが、自分と同じような傷をもつイルミューイを娘のように可愛がるのは時間の問題でした。
またイルミューイもヴエコを母のように慕い、お互いを大切な存在に思っていました。
メイドインアビスのヴエコは上昇負荷で最後は死亡?
#メイドインアビス 12話 此処まで残酷で美しい世界を築き上げ、最後は救いすら感じました。成れの果ての村の皆はファブタに全てを託すことで願いが叶い終りを迎えられたのだろうか。
ヴエコは最後にファブタと通じ合えて本当によかった。ファブタを加えた4人の冒険も是非見てみたい。3期希望! pic.twitter.com/jxpJ6iNayf— kazmas (@kazmas_0) September 29, 2022
「目の奥(ドグープ)」から抜け出しリコ達と行動するようになったヴエコは最後どうなってしまうのでしょう。
ヴエコは上昇負荷の呪いで亡くなってしまいます。
イルミューイが産んだ最後の末娘ファプタに会う為、彼女は崩壊し上昇負荷の呪いが蔓延する村の階段を登ります。
150年呪いと関係ない村の奥底に居続けたヴエコは、上昇負荷の呪いを受けることで自分がまだ人間であったことを実感します。
そこで力尽きそうになった時、成れ果てとして村にいたかつてガンジャ隊として共に冒険をしていたパッコヤンが駆けつけ、ヴエコを呪いから救います。
一命は取り留めましたが、彼女は最後ファプタと邂逅しファプタの母であるイルミューイの話をすると静かに息を引き取りました。
メイドインアビスのヴエコのお世話とは?壮絶な過去を時系列で紹介のまとめ
#メイドインアビス 2期8話
“儚く強い強い憧れ”
それがヴエコにとっての『望郷』イルミューイ
奪われ続けたイルミューイの『望郷』最後の子供ファプタヴエコが好きな暖かい闇
真の闇の中の誰にも見つけられなかった光はあった本当に儚くて美しい話だ
「忘れたくないだけ‥」泣きました😭#miabyss pic.twitter.com/shNgkAtc8j
— ゴールデンチョコレート@承認欲求モンスター (@Rul0NKGbn6C5Hcy) August 24, 2022
いかがでしたでしょうか。
ヴエコがガンジャ隊でしていた「お世話」とは、隊員達の性処理でした。
彼女は生まれた時から暴力、性的虐待を受け子供を産めない身体になっていました。
その現状を変えるべくガンジャ隊へ入り、自己評価が低い彼女がそこで自分が出来る仕事として「お世話」をしていたんだと思います。
今回はヴエコに注目して記事にしましたが他にも魅力的なキャラはたくさんいるので、また紹介していきますね!