カイドウとビッグマムはどっちが強い?ビッグマムがカイドウの元に向かった理由を考察!

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2020年12月現在、四皇ビッグ・マムがワノ国に到達し、カイドウと対立するも今や海賊同盟を組み強大な勢力になりました。

海軍は当初海賊同士の潰し合いを期待していましたが、その期待を大きく裏切る形になったと言えるでしょう。

四皇同士の激突は避けられ、カイドウとビッグ・マムどちらが強いのかは明らかにならないままです。

今回は2020年12月現在までのONE PIECEの描写からカイドウとビッグ・マムどちらが強いのかを明らかにすると共に、ビッグ・マムがワノ国に向かった目的を考察していきます。

当記事の内容はあくまでも私個人の見解ですので、予めご了承下さい。

 

カイドウとビッグマム四皇の強さ

まずはカイドウとビッグ・マム個々の強さについて考察していこうと思います。

これまでの描写を振り替えるだけでなく、そこから考えられる可能性も含めて考察していきますよ!!

 

カイドウの実力

カイドウと言えば、ギロチンにかけても槍を刺しても誰も殺せない史上最強の生物と言われている海賊です。

とても強靭な肉体を持ち、空島から自殺を図っても生還を果たし、モンキー・D・ルフィの大技『ギア4』でも殆んどダメージを受けません。

生物(ゾオン)系古代種の能力者でもあり、カイドウが竜に姿を変えるとき空には雷雲が立ち込めてきます。

熱息(ボロブレス)』は城跡を跡形もなく消し去る程の威力を誇る非常に強力な技です!

カイドウの息は物体を焼失させるだけでなく、かまいたちを起こして敵を切り裂くことも可能

その切れ味は赤鞘九人男との戦いで示された通り、カブトを着た菊之丞の腕を切り落としました。

 

このかまいたちはカイドウの覇気を纏っているのではないか…?

これまで切れ味の鋭い斬撃を飛ばすような技は多数出てきました。

カクの『周断(あまねだち)』やディアマンテの『半月グレイブ』、ロロノア・ゾロの『百八煩悩鳳(ひゃくはちぽんどほう)』等が良い例でしょう。

しかし、いずれの技も鉄の様に硬い物質を斬る描写はありませんでした。

頂上戦争においてもジュラキュール・ミホークの斬撃はダイヤモンド・ジョズのダイヤの体に止められたのです。

むしろ鉄等を斬るときは飛ぶ斬撃よりも直接斬った時が多い様に思えます。

一方で女ヶ島の戦士たちの弓矢は硬い岩の壁をも貫き、これは覇気を纏っている影響です。

私はカイドウのカブトを斬る息は、女ヶ島に住む戦士たちが扱う弓矢の応用だと考えました。

悪魔の実の能力を使わずとも、カイドウはかなりの強さを誇ります。

強靭な肉体は絶大な防御力になり、覇気を纏いながら振られる金棒は一撃で敵を気絶させる力が…!!

しかしかつての大名光月おでんは、強靭な肉体を持つカイドウに深手を負わせました。

おでんがカイドウを斬ることができた理由は、流桜により内部奥深くまで斬ったことによるものです。

よってカイドウの強靭さは体の表面に限られるもので、攻撃が内部にまで達することでダメージを与えられることが分かります。

一見当たり前のように思えますが、覇気に目覚めるものが多くない上に流桜の習得も容易ではありません。

おでんと同様の技が使える者が未だに少ないことを考慮すると、カイドウの強靭さは相当強力な武器になることに変わりは無いでしょう。

 

ビッグ・マムの実力

ビッグ・マムの強さは、ホールケーキアイランドで遺憾なく発揮されました。

カイドウ同様弱らない限り血さえも流さない強靭な体を持ち、その堅さは鉄の風船と例えられる程です。

『ソルソルの実』の能力者で、あらゆるものに魂を与えたり敵の寿命を奪ったりすることが出来ます。

普段から従えているプロメテウスとゼウス、そしてナポレオンはビッグ・マムの魂が直々に与えられた物です。

プロメテウスもゼウスも元々が自然の物であるせいか、覇気を纏った攻撃が効きません。

ナポレオンの切れ味も大変鋭く、巨人族を彷彿とさせる『威国(いこく)』は物体を斬ると言うよりもえぐることができます!

四皇の中でも食欲が大変旺盛で、時折起こる『食いわずらい』は頭に浮かんだものを食べるまであらゆるものを破壊し続ける恐ろしさも…。

食いわずらいを起こしたビッグ・マムには敵味方の見境もなく、勢いで仲間の寿命を抜いていました。

ルフィたちに壊されたウェディングケーキを欲した時に見せたの土をも食べて地中を突き進む姿は記憶に新しいのではないでしょうか。

天候を従え、伝説の巨人族エルバフの力を誇り、そして強靭な体を併せ持つのがビッグ・マムと言えます!

ビッグ・マムの戦闘シーンから、他の四皇に比べて肉弾戦に優れているような印象を受けますが、その強さは本物です。

 

カイドウVSビッグ・マム

ここまでカイドウとビッグ・マムの個々の強さについて述べてきましたが、では実際に2人は一体どちらが強いのでしょうか。

まず2人の共通点として強靭な体が挙げられるでしょう。

カイドウは流桜の様に内部にまで攻撃がダメージは負わない一方、ビッグ・マムも精神的に弱らない限りダメージを負いません。

またこれまでの考察からビッグ・マムは肉弾戦を得意とする反面、カイドウは覇気を使った戦いを得意としているように見えます。

実際にカイドウは覇気を纏った金棒を使った『雷鳴八卦』や、前項でも述べたようなカブトを切り落とす息を吐くことが得意です。

ビッグ・マムはプロメテウスやゼウスを直接落としたり、ナポレオンを使って敵を真っ二つにしたりする戦いが多く見受けられました。

2人の能力に関しては、私はビッグ・マムが少し劣性のように思えます。

『ソルソルの実』は魂をやり取りする能力で、敵の寿命を減らすことも可能です。

また寿命を抜き取られた敵の多くは一時気絶しています。

敵の寿命を減らし、寿命を取られた敵は気絶することだけを考えると非常に強力な能力と言えるでしょう。

しかしその為には敵に直接触れる必要があり、カイドウほどの強者からその一瞬の隙を作るのは至難の技ではないでしょうか。

よって私は能力での対決においてはカイドウに軍配が上がると考えます。

 

では能力を伴わない直接対決の場合はどうか?

2人の強靭な体は共にダメージを与えることは大変困難でしょう。

しかしカイドウとビッグ・マムの体の強さには大きな違いがあります!

カイドウは体の深くまで攻撃を届かせることでダメージを受ける一方、ビッグ・マムがダメージを受けるには体もしくは精神的に弱っていることが条件であることです!

ビッグ・マムが流桜を得ているか定かではありません。

しかしルフィの大技で倒れなかったカイドウが、ナポレオンやプロメテウスたちの攻撃で決定的なダメージを受けるとは思えないのです。

万が一ビッグ・マムが流桜を会得していた場合、ナポレオンの攻撃はカイドウにかなりの深手を負わせる可能性を発揮し得ます!

一方で元気なビッグ・マムに覇気を纏った攻撃は、傷を負わせることはできても流血するほどの傷を負わせることは難しいでしょう。

ビッグ・マムがこれまで血を流した瞬間はマザー・カルメルの写真を割られた時しか確認されていません。

つまりそれほどのショックを与えない限りビッグ・マムは傷つかないと言うことになり、カイドウとビッグ・マムはその昔何かしらの縁があることを匂わせています。

 

カイドウはビッグ・マムが精神的に崩すほどの弱味を持っている?

2人の関係や過去の全容は明らかにされていませんが、ビッグ・マムが元々孤児であったことを考慮すると彼女の弱味を握れるチャンスはかなり限られているでしょう。

ビッグ・マムを引き取った羊の家にカイドウの姿は見当たらず、大海賊になるまでカイドウと関わりは無かったと考えれます。

よって肉弾戦に関してはビッグ・マムの方が相手にダメージを与えられる可能性が大きいと私は考えます。

能力同士では確かにカイドウに軍配が上がりました。

それでも『熱息(ボロブレス)』やかまいたちでビッグ・マムに傷がつくとは考えにくいです。

これまでの考察から私はビッグ・マムの方がカイドウよりも強く、世界最強の生物と呼ばれるカイドウが負けると考えます!!

 

ビッグ・マムの目論み!カイドウの元へ向かった理由

ここからはビッグ・マムがワノ国に辿り着いた目的について考察していきます!

ルフィたちに恨みを持っていることは明らかですが、ビッグ・マムには更に先を見越した計画があるのかもしれません。

まずはこれまでの描写から考えられる目的から考察していきます。

 

ロードポーネグリフ奪還と麦わらの一味の誘拐

ビッグ・マムがワノ国に向かった理由の1つとして考えられるのが、ホールケーキアイランドにおける麦わらの一味との因縁です。

ルフィたちはホールケーキアイランドで以下のことを成し遂げました。

  • 政略結婚を破綻させる
  • ロードポーネグリフの写しを取る
  • ゼウスを引き連れる

ゼウスは最近ビッグ・マムのもとに戻った為、ゼウスの件は解決しています。

しかしそれよりも他の2点の方がビッグ・マムにとってはダメージが大きいはずです!!

政略結婚が破綻したことでジェルマの科学力の入手に失敗し、ロードポーネグリフを盗まれたのは海賊王を目指す彼女にとって相当な深手に間違いありません。

しかし私はビッグ・マムがワノ国に訪れる目的はこれらの復讐だけではないと考えます!!

まず海賊王になるためにはロードポーネグリフが欠かせず、それを解読しなければなりません。

ビッグ・マムはプリンがロードポーネグリフを読めるようになることを望んでいました。

しかし2020年12月発売の週刊少年ジャンプではその望みを捨てています。

 

その代わりとしてビッグ・マムが狙ったのがニコ・ロビン

これはまさしくネコマムシの「あらゆる海賊がロビンの身柄を狙う」と言う警告そのものと言えるでしょう。

更にビッグ・マムは無類の珍獣コレクターです。

ホールケーキアイランドではブルックを骨だけの生物と言って大変気に入っていました。

ルフィたちが成し遂げた物事には記しませんでしたが、ブルックの奪還ももしかしたらビッグ・マムからすれば所有物を奪われたと思われる可能性もあるかもしれません。

それに加えてチョッパーも珍獣中の珍獣と言えるであろうことから、今後もしかしたらチョッパーもブルック同様にさらわれる可能性もあるでしょう。

ロジャーは不治の病に侵されていました。

このことをビッグ・マムが認識していたならば、高い医療技術を持つチョッパーを欲しがる可能性は多いに上がります。

 

ビッグ・マムの夢と百獣海賊団の乗っ取り

麦わらの一味との怨恨以外にビッグ・マムがワノ国に向かった理由として、私は百獣海賊団の乗っ取りがあると考えます!

作中でビッグ・マムはキングに対しておれの国にいない種族3種の内1種は消えたかもしれないが、お前は生きている」と言って勧誘をしていました。

 

ビッグ・マムの夢は世界の全ての種族が同じ目線で暮らす世界を作ることです。

万国(トットランド)はその象徴と言えるでしょう。

ここで言う同じ目線とは、『子供相手なら子供の目線で』と言う意味ではありません。

実際に同じ目線の高さで過ごすことを意味しているのです!

つまりビッグ・マムが目指す理想の世界とは全ての種族がビッグ・マムをと同じ高さの目線で暮らすことができる世界。

百獣海賊団の乗っ取りは自身の国にいない種族の獲得に繋がり、更にジェルマ66に代わる巨大勢力の獲得にもなり得ます。

百獣海賊団と同時にワノ国をも支配できればそこにはロードポーネグリフもあるため、海賊王に一歩近づくことにもなるのです!

もはや一石二鳥どころの騒ぎではないでしょう。

これまでの考察から、百獣海賊団を乗っ取ることはビッグ・マムにとって大きな利益をもたらすことがうかがえます。

自分の望みを叶えるためであれば手段を選ばない強欲なビッグ・マムが、これほどのチャンスを果たしてみすみす逃すでしょうか。

私は百獣海賊団を乗っ取った場合にもたらされる莫大な利益やビッグ・マムの理想及び性格から、将来百獣海賊団を乗っ取る可能性も多いにあり得ると思います。

 

カイドウとビッグマムはどっちが強い?記事まとめ

当初四皇同士の激突にはONE PIECEの世界も私も大変緊張しました。

カイドウとビッグ・マムが本当に戦っていた場合どちらが強いか、当記事で述べさせて頂きました。

能力的にはカイドウが優勢です。

しかしダメージを受けるまでの経緯やその難易度から、ビッグ・マムが優勢と考えました。

更にビッグ・マムが勝った後の目的についても考察しましたが、ワノ国が持つビッグ・マムにとっての莫大な利益について知って頂けたと思います。

ルフィはまだ鬼ヶ島でカイドウそしてビッグ・マムと対峙していません。

この強大な2人を前にどう戦っていくのか、これからも白熱のワノ国から目が離せませんね!!

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