虎杖悠仁の両親が登場！加茂憲倫との血縁はあるのか考察

週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画『呪術廻戦』。

アニメが始まってからその人気はますます上がり続け、ついには映画化も発表されました。

この記事では、今まさに旬な作品『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁の両親や、虎杖と加茂憲倫との血縁関係について考察していきます。

虎杖の両親といえば、『呪術廻戦』1話で病床にいた祖父が「最期に言っておくことがある。オマエの両親のことだが…」と、何か言いかけていましたね。

虎杖がその言葉を流してしまって以来全く触れられてきませんでしたが、長い時を経た143話でついに虎杖の父親と母親が登場。

記憶の中での登場だったため詳しいことは明らかにされておらず、現在の所在や生死は不明ですが、そのわずかなシーンの中に虎杖の出生の謎にかかわる重要なヒントがありました。

ここから虎杖の両親の正体とは？前々から示唆されていた加茂憲倫との関係性はあるのか？なども深く掘り下げていくので、ぜひ最後までご覧ください！

虎杖悠仁の両親が登場したシーンを紹介

呪術廻戦　143話より

虎杖悠仁の両親は、143話にて虎杖の回想で登場しました。

両親が登場する直前に虎杖は意識を失っていたので、この場面は虎杖が赤子だったときの記憶でしょう。

記憶の中では虎杖の両親のほかにじいちゃんもいました。

赤ん坊の虎杖を抱く父とじいちゃんの会話から始まるのですが、じいちゃんは仁に「あの女だけはやめとけ」「死ぬぞ」と警告しています。

しかし仁は聞く耳を持たず、じいちゃんの言葉を遮るように額に縫い目がある女性が現れたところで場面が終わります。

今までずっと謎だった両親の姿と、その正体のヒントとなる会話が描かれた衝撃的なシーンでした。

また、直接姿が描かれていた両親の他に「香織」という女性も会話の中で登場しています。

虎杖悠仁の両親

呪術廻戦　143話より

虎杖悠仁の両親については、呪術廻戦1話で会話の中に出てきて以降ほとんど言及されてきませんでした。

1話でじいちゃんが両親について話そうとしたときも、虎杖は「いいよ、興味ねーから」とバッサリです。

その後の展開で加茂憲倫との血縁を匂わせられたりと謎は深まるばかり．．．

宿儺の器である虎杖悠仁の両親とはいったいどんな人物なのでしょうか、さっそく考えていきましょう。

父親

虎杖悠仁の父親です。

名前は虎杖仁（じん）といいます。

じいちゃんのことを「父さん」と呼んでいるので、仁はじいちゃんの息子にあたることがわかります。

眼鏡をかけていているところ以外は、虎杖悠仁とよく似ていますね。

2人の会話によると、もともと仁には香織という妻がいました。

仁は子供を欲しがっていましたが香織との間にはそれが叶わなかったようです。

この時点で香織はすでに亡くなっており、じいちゃんはその原因が「あの女」だと言っています。

母親

虎杖の母親と思われる人物です。

じいちゃんの「だが香織が死んだのは」というセリフから、彼女は香織の死に関係があると推察できます。

この人物の額にはツギハギの縫い目があり、これは夏油傑や加茂憲倫の肉体を乗っ取っていた脳の移植痕と同じものだと見て間違いないでしょう。

これによって、虎杖の母親は正体不明の脳によって支配されていたことが明らかになりました。

虎杖悠仁の両親と加茂憲倫との関係はあるのか考察

呪術廻戦　134話より

143話で虎杖悠仁の母親の正体が偽夏油や加茂憲倫と同じだったことが判明しました。

これにより虎杖悠仁と加茂憲倫との間に血縁関係があることは確実となります。

根拠としては、15巻133話で偽夏油が虎杖を攻撃した際に「我ながら流石と言うべきか、宿儺の器タフだね」というセリフが挙げられます。

”我ながら”という表現を読んだときはまだわかりませんでしたが、言葉をそのまま捉えると「虎杖悠仁を作ったのは自分である」という意味が込められた自画自賛のセリフに感じますね。

また、134話で脹相が虎杖悠仁のことを実の弟だと認識した事もこれの裏付けになるでしょう。

脹相は加茂憲倫の血を引いていて、能力で自身の血縁を感知することができるため、虎杖と加茂憲倫との血縁関係は間違いないでしょう。

虎杖悠仁のじいちゃんが言う「あの女」とは

呪術廻戦　143話より

じいちゃんが言う「あの女」とはいったい何者なんでしょうか？

143話でじいちゃんは仁に「あの女だけはやめとけ」と警告をしています。

しかし仁は、悠仁の前でその話はやめてくださいと聞く耳を持ちません。

じいちゃんの話によれば、「あの女」は仁の元妻である香織の死に関わっているようです。

その会話の最中に登場したのが、黒髪の額に縫い目のある女性。

ここまでの流れから「あの女」は彼女のことでしょう。

この女の正体は加茂憲倫です。

正確には加茂憲倫の脳を乗っ取っていた人物であり、現在は夏油傑の脳に潜む”誰か”を指しています。

じいちゃんが「あの女」の正体に気が付いていたとは考えづらいですが、香織を殺したと確信しているように見えました。

また、私は加茂憲倫が香織を殺して死体を操っているという説も考えました。

しかし、じいちゃんのセリフで「あの女」と「香織」は明確に呼び分けられているので可能性は低いと思われます。

虎杖悠仁の両親が登場！加茂憲倫との血縁はあるのか考察のまとめ

呪術廻戦　143話より

いかがでしたか？

今回の記事では虎杖悠仁の両親と、加茂憲倫との血縁について考察しました。

143話で虎杖の母親の正体が偽夏油と同一人物であることがわかり、加茂憲倫との血縁関係が証明されましたね。

ここから偽夏油のセリフの意味や、加茂憲倫の子である脹相と実の兄弟であることなど様々な伏線が回収される怒涛の展開でした。

しかし、加茂憲倫はなぜ虎杖悠仁を産んだのか？その目的とは何か？などまだまだ謎は尽きません。

今後の展開がますます見逃せませんね！