脹相が虎杖を兄弟と呼ぶ理由とは?存在しない記憶と呪胎九相図から考察

脹相が虎杖を兄弟と呼ぶ理由

現在少年ジャンプで連載中の大人気漫画『呪術廻戦』。

今回は、主人公の虎杖悠仁と脹相の兄弟説について考察していきたいと思います。

作中で、ある時点を境に敵だった虎杖を兄として全力でサポートする脹相。

虎杖に「お兄ちゃん」呼びを真剣に頼み込むなど、脹相は虎杖を自分の弟であると信じきっています。

このような脹相の言動・行動の理由は、虎杖の「存在しない記憶」に関係しているようです。

また、脹相が”呪胎九相図”であることや、『呪術廻戦』135話で明かされた虎杖の出生の秘密も深く関わっています。

脹相と虎杖の兄弟関係の真相とは?

この記事では”存在しない記憶”と”呪胎九相図”に隠された伏線について掘り下げていきます。

単行本未収録の内容も含まれているので、未読の方はご注意ください。

 

脹相と虎杖の関係

脹相と虎杖は、もともと真人・夏油の率いる呪霊側と呪術高専側とで戦っていた敵同士でした。

さらに、脹相は虎杖と顔を合わせる前から深い憎しみと殺意を抱いています。

そんな脹相がなぜ、因縁の相手であるはずの虎杖を「弟」として守るようになったのでしょうか。

ここからは2人の関係の変化を時系列に沿って解説していきます。

 

脹相は虎杖を憎んでいた

脹相が虎杖悠仁の存在を知ったのは、脹相の弟である”壊相”と”血塗”が虎杖に殺されたことが始まりです。

壊相・血塗の2人は真人と夏油の手によって受肉し、宿儺の指を回収するためのお使いを頼まれました。

お使いのために八十八橋を訪れた2人は、偶然任務で呪霊を祓いにきていた虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇の3人と遭遇し、交戦。

懸命に戦いましたが、虎杖と釘崎によって祓われました。

同時刻、脹相は弟たちの死を察知し、壊相と血塗を殺した虎杖悠仁と釘崎野薔薇に復讐を誓います。

この時点では、脹相は虎杖を弟の仇だと認識しています。

 

脹相と虎杖は実の兄弟?

弟たちの敵討ちのため、渋谷事変に呪霊側の協力者として参戦した脹相。

因縁の相手である虎杖悠仁と対峙し勝利したものの、突如頭に流れ込んできた”存在しない記憶”を見て「虎杖は弟」だと認識

脳内で情報を処理できなくなり、脹相は虎杖の前から逃走します。

京都の高専生である東堂も以前に”存在しない記憶”を見ていたことから、脹相が見た記憶もそれと同じだと思われました。

しかし、物語が進むにつれて虎杖悠仁と加茂憲倫との間に血のつながりがあることが発覚します。

加茂憲倫は過去に”香織”という女性の体を乗っ取り、虎杖悠仁の父である仁との間に悠仁を作っていたのです。

これで、虎杖悠仁・脹相・加茂憲倫との間に血縁関係があることがはっきりしました。

 

脹相が虎杖を兄弟と呼ぶ理由

脹相は、あるときを境に敵だったはずの虎杖悠仁を弟として守るようになります。

その理由には、かつて京都校の東堂葵と対峙した際にも登場した”存在しない記憶”があるようです。

また、夏油(加茂憲倫)も意味深な発言をしており、虎杖悠仁の出生との関わりを匂わせています。

脹相が見た”存在しない記憶”の正体とは?

虎杖悠仁を弟と認識した根拠は何?

ここから、脹相が虎杖を”弟”と呼ぶようになったきっかけと理由、兄弟だったことが判明するまでの経緯を考察していきましょう。

 

脹相の”存在しない記憶”

渋谷事変の中盤に脹相は虎杖悠仁と対峙し、加茂家相伝の術式”赤血操術”で虎杖を圧倒します。

脹相は終始優勢に戦闘を進め、ついには虎杖をあと一歩のところまで追い詰めました。

しかし、瀕死の虎杖にとどめを刺そうとしたとき「存在しない記憶」が脳内に流れ込み錯乱。

脹相は虎杖を弟だと認識するも、混乱のあまりそのまま離脱してしまいます。

虎杖と自分の正体に悩みますが、「存在しない記憶」と能力で虎杖の命の危機を感じ取ったことを根拠に、虎杖が自分の弟だと確信したのでした。

東堂も以前存在しない記憶を見ていましたが、作者のコメントによると脹相の記憶は全く別物だそうです。

 

脹相の術式

脹相の術式は”赤血操術”です。

これは加茂家相伝の術式で、自分の血を呪力で強化し、自身の血と自身の血が付着した物質を操ることができます。

身体能力の強化や飛び道具など応用力は高く、近・中・遠の距離での戦闘が可能です。

呪霊と人間とのハーフである脹相は呪力が尽きない限り失血死しないという特異体質を持っているため、同じ能力を持つ京都校の加茂憲紀にはないアドバンテージがあります。

また、脹相は術式の派生効果として「血のつながった弟たちの異変はどこにいようと感知できる」能力も持ちあわせています。

作中では能力によって虎杖が”弟”であることを理解し、弟の仇として直前まで殺そうとしていたのが自分の弟だったという事実に衝撃を受け、加茂憲倫に激しい敵意を抱きました。

 

夏油(加茂憲倫)の発言

『呪術廻戦』15巻133話で、夏油(加茂憲倫)は、虎杖を攻撃した際に「我ながら流石と言うべきか、宿儺の器タフだね」と発言していました。

この”我ながら”という表現が引っ掛かった方も多いのではないでしょうか。

後に虎杖の母親の正体が加茂憲倫ということが発覚するため、このセリフは伏線だったことになります。

脹相と虎杖が腹違いの兄弟ということの裏付けにもなっていますね。

 

呪胎九相図との関係は?

”呪胎九相図”とは、明治時代に加茂憲倫の実験で生まれた9体の胎児の総称です。

加茂憲倫は実験の中で、呪霊との子供をはらむ特異体質の女性を9回にわたって妊娠・堕胎させました。

こうして誕生したのが、脹相、壊相、血塗たち9人の兄弟です。

他の6人は既に死亡していて、亡骸は呪術高専の地下に保管されています。

虎杖は生まれた時代や両親が異なるため呪胎九相図ではありませんが、どちらも加茂憲倫の血が混じっていることから、やはり脹相と虎杖は兄弟です。

 

脹相が虎杖を兄弟と呼ぶ理由とは?存在しない記憶と呪胎九相図から考察記事まとめ

今回は、脹相が虎杖を兄弟と呼ぶ理由について、存在しない記憶や呪胎九相図を含めて考察しました。

脹相と虎杖の兄弟関係の他にも、虎杖悠仁の出生に関わる重要な伏線が多く隠されていましたね。

また、はじめは敵でありながら、どんどん兄としての活躍を見せてくれる脹相についても詳しく解説しています。

弟を守るために奮闘する姿を見て好きになった人も多いのではないでしょうか。

渋谷事変後半からの脹相の兄弟愛はすさまじく、作者も「動かしているときに気を付けなければ炭治郎になる」とコメント。

虎杖にもようやく兄貴として紹介され、ますます「お兄ちゃん」としての姿に磨きがかっています。

虎杖と脹相が兄弟として共闘する日も近いかもしれません。

物語が進むにつれて、様々な謎が紐解かれてゆく『呪術廻戦』、今後の展開にも期待が高まります。

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