箱根駅伝ユニフォームのスポンサーを紹介!料金や宣伝効果・協賛企業も紹介

箱根スポンサー

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2022年1月2日・3日の2日間にわたって開催される、大学駅伝の最高峰「第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝2022)」。

97回大会や予選会の写真や動画などを見ると、各選手のユニフォーム右胸あたりに小さく文字やロゴが入っていることに気付いた人も多いのではないでしょうか。

実はこれ、各チームのユニフォームスポンサーのロゴなんです。

2021年の97回大会からスポンサーロゴの表示が解禁となりました。

箱根駅伝は毎年30%前後の番組視聴率を叩き出している一大イベントなので、そこで企業の名前がしっかり出ることは大きな宣伝効果も見込めますよね。

そこで今回は各チームのスポンサーについて料金や宣伝効果をわかる範囲でご紹介していきます。

 

箱根駅伝ユニフォームのスポンサーを紹介

現時点で関東学連を除く出場大学20チーム中15チームがスポンサー契約をしています

直近の11月5日に中央大学がスポンサー契約を発表したように、また情報は変わるかもしれませんが現時点で公表されている15チームのスポンサーについてご紹介していきますね。

 

駒澤大学

スポンサー:日能研

「日能研」といえば、「小学生のための中学受験塾」として有名ですよね。

なぜ小学生のための塾が大学駅伝のスポンサーなのか?

詳しいところはわかりませんが、箱根駅伝のあるお正月といえば受験シーズンはもうすぐそこ。

「駅伝」という闘いに全力を尽くして頑張っている大学生たちの姿を見せることで、「受験」という闘いを控えている小学生たちにエールを送る、ということかもしれませんね。

 

創価大学

スポンサー:創友会

「創友会」とは1975年に結成された創価大学の卒業生で構成されている団体です。

先輩方が支援してくれていることは選手たちにとっても心強く、また「絶対に勝ちたい」という想いも強く後押ししてくれそうですね。

 

東洋大学

スポンサー:伊藤園

「伊藤園」といえば「健康ミネラル麦茶」で有名ですよね。

東洋大学の駅伝ユニフォームにも「健康ミネラル麦茶」の文字がしっかり入っています。

駅伝やマラソンといえば「水分補給」「栄養補給」のイメージが強いので、「健康ミネラル麦茶」のロゴはピッタリとも言えますね。

 

青山学院大学

スポンサー:妙高市

「妙高市」は新潟県の市町村です。

2004年以来妙高市にある妙高高原で青山学院大学が毎年夏合宿を行っています。

「お世話になっている妙高に恩返しをしたい」という思いから、大学側からスポンサー契約を申し出た経緯があるようです。

毎年合宿を受け入れてきた旅館などはとても嬉しかったでしょうね。

これを機に妙高市が「駅伝合宿の里」として一躍有名になるかもしれません。

 

東海大学

スポンサー:森永製菓

97回大会までのユニフォームには「SUNSHINE/虹」というロゴが入っていましたが、今大会の予選会から「inゼリー」のロゴに変わっていました。

東海大学のある地元で長年チームを後援する建物総合管理業「山王総合」に「恩返し」という形で、97回大会では学校側の申し出により無償でロゴを付けていたようです。

2021年6月に森永製菓とスポンサー契約を締結し、今大会から「inゼリー」のロゴに変わりました。

 

 

順天堂大学

スポンサー:印西市

「印西市」は千葉県の市町村です。

順天堂大学がある市ですね。

これまでも市と大学が連携して地域社会に貢献してきた歴史があるようなので、ユニフォームにスポンサーロゴの採用が解禁になったことで「印西市」のロゴが入るのは必然かもしれませんね。

 

 

帝京大学

スポンサー:フランスベッド株式会社

ベッドをはじめとした寝具および福祉用具まで幅広く取り扱う企業として有名な「フランスベッド株式会社」。

2021年10月にスポンサー契約を締結しました。

本契約の調印式は12月15日(水)ということですが、10月10日(日)に開催された「出雲全日本大学選抜駅伝競走」でもすでに同社のロゴ入りユニフォームを着用していたようです。

 

(引用元:てぃーぼー/帝京大学八王子キャンパスマスコットキャラクターFacebook

 

國學院大學

スポンサー:アサガミ株式会社

「アサガミ株式会社」は倉庫事業・運輸事業・航空貨物事業などをはじめとする総合物流サービスを展開する会社です。

同社の代表取締役会長が國學院大學の卒業生であることなどの縁がありスポンサー契約を締結することになったようです。

 

明治大学

スポンサー:サトウ食品

「サトウ食品」といえば、「サトウのごはん」や「サトウの切り餅」で有名な食品会社ですね。

多様な「個」を磨き自ら切り拓く「前へ」という明治大学が掲げるスローガンと、同社が掲げる「誠実と責任とを以って日々努力を重ねより品質を高めて消費者の信頼に応えよう」という企業理念に多くの共通点を感じスポンサー契約締結に至ったそうです。

 

中央大学

スポンサー:リゲイントリプルフォース(株式会社アイム)

「株式会社アイム」はCMでもおなじみの「ガスター10」や「ロキソニンS」、「マキロン」などを製造販売する製薬会社「第一三共ヘルスケア」のグループ会社です。

5年連続95回目の駅伝本選への出場権を獲得するとともに全日本大学駅伝にも9大会ぶりに出場する中央大学の古豪復活を目指しチャレンジする姿と、「取り戻す(Re:再び+gain:獲得する」というメッセージの込められたリゲインのブランドコンセプトが共通することからスポンサー契約締結に至ったようです。

 

山梨学院大学

スポンサー:山梨中央銀行

山梨学院大学と同じ山梨県甲府市にある地方銀行です。

地元企業とスポンサー契約を結ぶことは、地元の宣伝に加え地域との密接な関りがあることも印象付けられていいですよね。

箱根駅伝】51秒及ばず…山梨学大「つながらなかった襷」 9区遠藤が“誰もいない鶴見中継所”で思ったこと - 駅伝 - Number Web - ナンバー

(引用元:文春オンライン

法政大学

スポンサー:株式会社郵生

「株式会社郵生」はビル管理・運営やビルメンテナンスなどをトータルに行う会社です。

2019年10月に他界した法政大学出身の杉山幹生前社長が長年、同大陸上競技部を支援していたことから「恩返ししたい」という監督の思いで大学側が提案しスポンサー契約締結に至ったようです。

スポンサー料は発生していないそうなので、「故人への感謝の気持ちを胸に走る」というのもまた箱根駅伝という一大イベントならではの物語で素晴らしいですね。

 

駿河台大学

スポンサー:飯能信用金庫

「飯能信用金庫」は駿河台大学と同じく埼玉県飯能市の地方銀行です。

「スポンサーとして金銭的な援助をするだけではなく、地域みんなで駿河台大を応援する中心的な役割となりたい。地域一丸となって応援する。」との飯能信用金庫の熱い想いからスポンサー契約締結に至ったようです。

スポンサーロゴは、右胸の上の部分に入りますが、イメージ図だけで少しわかりにくいので、当日の楽しみにしておきましょう!

 

 

専修大学

スポンサー:株式会社アマタケ

「アマタケ」といえば、日本初のサラダチキンで有名な会社ですね。

前社長が前校友会長の甘竹秀雄氏という縁があり、これまでもさまざまな面で同大を支援してきたことからスポンサー契約締結に至ったようです。

 

国士舘大学

スポンサー:スズキ株式会社

「スズキ」といえば、日本を代表する自動車メーカーですね。

なぜ自動車メーカーが駅伝のスポンサーなのかというと、スズキには会社公認の「スズキアスリートクラブ」という陸上チームがあります。

スズキ株式会社と国士舘大学は長年親しい関係であるとともに、その「スズキアスリートクラブ」に在籍している選手の多くが国士舘大学の卒業生というご縁もあるようです。

 

箱根駅伝ユニフォームのスポンサー料金や宣伝効果は?

日本のお正月といえば「箱根駅伝」。

特にコロナ禍の今、三が日は家のテレビで駅伝観戦という方も多いのではないでしょうか。

2021年1月の97回大会から解禁になったスポンサーロゴ掲出ですが、実は100年にわたる箱根駅伝の歴史上初めてのことだったのです。

毎年高視聴率(2020年は平均30%弱)を叩き出す箱根駅伝の中継に企業ロゴが掲出されるなんて、考えただけで巨大な広告効果を得られそうだと想像できます。

ただ正直どれくらいの効果があるのか、私たち一般人には直接関係があるわけではないので分かりませんよね。

そこで今回は駅伝ユニフォームのスポンサー料金や宣伝効果など、わかる範囲で調べてみました。

スポンサー契約料金

スポンサー料金については詳しい情報がなかったのでおおまかではありますが、契約金の相場は数百万円から1,000万円でサッカーJ3チーム同等と言われているようです。(引用元:スポーツ報知

 

宣伝効果・広告効果

宣伝効果についてはこんな調査データを見つけました。

2007年に総合優勝を果たした順天堂大学の当時のテレビ露出量は15秒CMにすると591本分。

取り上げた新聞なども合わせて広告費に換算すると19億4800万円分の媒体露出です。

下位でも少なくとも数億円の広報効果があるとのことなので、宣伝効果は相当なものです。(当時の山田満・元順天堂大学准教授による分析)

箱根駅伝の広告露出価値は約7,000万円あるといわれていますがそれも価値のほんの一部に過ぎず、さらに今ではInstagramやTwitterなどのSNS上でさらに多くの人の目に触れるわけですからその金額はもっと大きくなっているはずです。

またスポンサーになる企業側のもう1つのメリットとしては、経済的に苦しい学生アスリートを支援することで「社会貢献に熱心な企業」というアピールができるという点ではないでしょうか。

消費者や投資家、従業員からの企業イメージの向上も狙えるので、長い目で見ればこれも1つの宣伝効果といえますね。

 

箱根駅伝の筆頭スポンサーはどこ?協賛企業一覧

箱根駅伝を支えるスポンサーは複数ありますが、なかでも筆頭スポンサーといわれるのは「サッポロビール」です。

同社は1987年から今日まで36年にわたって箱根駅伝を支え続けてきました。

サッポロビールが箱根駅伝にかける思いは特に熱く、箱根のために作った60秒や120秒の長尺CMもあるほどです。

さらに2011年以降の大会からは、生中継の時間帯では企業のイメージCMやノンアルコールビールのCMのみ放送するようになりました。
これは未成年者の飲酒防止対策の一環としてビール酒造組合がテレビCMの放送時間の自粛枠を拡大したためです。

箱根駅伝のために会社が一丸となって取り組む姿は、サッポロビールのイメージ向上に大きく貢献していますね。

その他の協賛企業についても以下の表にまとめます。

企業
主な協賛内容
トヨタ自動車
  • 全ての運営車両と運行を担当するドライバーを派遣
  • 駅伝区間にあるトヨタの販売店は観戦グッズを配布
  • 往路のゴール地となる芦ノ湖畔のブースで募金形式で観客に軽食をふるまう
MIZUNO
  • 各中継所に特設コーナーが設けられ駅伝の応援グッズを販売

 

セコム株式会社
  • 大会における沿道の警備
  • ランナーの万が一に備えて自動体外式除細動器(AED)も出場チームに配布

 

敷島製パン株式会社(Pasco)
  • 往路のゴール地となる芦ノ湖にてブースを設置し募金活動および、募金いただいた方への御礼として「超熟」食パン提供(現在はコロナのため中止)
  • 「箱根駅伝」ラベルのついた「超熟」シリーズを発売

 

 

まとめ

今回は箱根駅伝2022のスポンサー料金や協賛企業についてご紹介しました。

日本中が注目するお正月の一大イベント「箱根駅伝」は、多くの企業の支えなくして開催はできません。

2022年の箱根駅伝はユニフォームスポンサーだけでなく、箱根駅伝を支える協賛企業にもぜひ注目してみてください。

ちなみに、箱根駅伝に出場する全チームのユニフォームの色・デザインについての記事もありますので、併せてお読みくださいね。

箱根駅伝2022ユニフォーム一覧!ロゴ・アルファベット・色

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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