五条悟の名言まとめ厳選10選!最強の男のセリフはカッコいい

五条悟名言・セリフ・声優

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五条悟は東京都立呪術高専の教師を務めており、虎杖・伏黒・釘崎の一年クラスを担任しています。

今回は自他共に認める最強呪術師・五条悟の名言・名セリフを10個ピックアップします。

五条悟は普段の言動はいいかげんでマイペースなためか周囲の人間を振り回すこともしばしば。しかし、戦闘となると特級呪術師の名に相応しい底知れない強さを見せつけます。そのギャップと容姿端麗なルックスからか、女性ファンも非常に多く、今や「呪術廻戦」を代表する大人気キャラクターになっています。

そんな五条先生ですが、テキトーな一面から一転して、なかなかに骨太な名言を作中で残しています。今回の記事で五条先生の魅力に更にハマってもらえたら幸いです。

また、五条悟の声を担当する声優さんについてもまとめています。

 

五条悟の名言・名セリフを一覧で紹介

  • 愛ほど歪んだ呪いはないよ (0巻1話)
  • 大丈夫 僕 最強だから (1巻2話)
  • 若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ 何人たりともね(0巻2話、2巻11話)
  • だから僕は教育を選んだんだ 強く聡い仲間を育てることを (2巻11話)
  • 皮肉だよね 全てを与えられると何もできず 緩やかに死ぬなんて (2巻15話)
  • 最近の老人は主語がデカくて参るよホント (3巻18話)
  • 「死んで勝つ」と「死んでも勝つ」は全然違うよ 恵 本気でやれ もっと欲張れ  (7巻58話)
  • 俺 正論嫌いなんだよね … 呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ それこ  そ弱者がやることだろ(8巻65話)
  • 俺だけ強くても駄目らしいよ 俺が救えるのは 他人に救われる準備がある奴だけだ  (9巻78話)
  • 強くなってよ 僕に置いていかれないくらい (9巻79話)

以上10個が呪術廻戦を読んで、五条悟の名言・名セリフだと感じたものです。

どこか掴めない振る舞いをする五条先生ですが、自分より下の世代をとことん応援する教師らしい一面が垣間見えるのも、彼の名言の醍醐味です。続いて、10個の名言を更に詳しく紹介します。

 

愛ほど歪んだ呪いはないよ

0巻1話にて

こちらは呪術廻戦の前日譚『東京都立呪術高等専門学校』での名言です。

特級過呪怨霊・祈本里香に呪われた主人公・乙骨憂太は六年前、生前の里香と結婚する約束をしたことを思い出します。

そして、憂太が「里香ちゃんが僕に呪いをかけたんじゃなくて 僕が里香ちゃんに呪いをかけたのかもしれません」と言うと、五条が「これは持論だけどね」と前置きして、このセリフを言います。

五条が今まで呪いを祓ってきた経験からくるずっしりとした名言です。家族に対する愛情、恋人に対する恋愛感情は与えられた人間に幸福感を与える一方で、時に束縛するエネルギーを持ち合わせていることを教えてくれる名言です。

 

大丈夫 僕 最強だから

1巻2話にて

特級呪物である両面宿儺の指を飲み込んでしまった虎杖に、宿儺と代われるかと問う五条。宿儺の脅威を知った虎杖に、「でも…」と心配された五条がこのセリフを言います。

五条先生の代名詞とも言える名言です。このセリフ自体がアニメ放送後、視聴者に強烈なインパクトを残したのか、SNS上でも「大丈夫 僕 最強だから」が一人歩きしている印象を受けます。

この名言の後、五条は虎杖と入れ替わった宿儺と戦いますが、その自負が本物であることが証明されました。自信があり、言ったことをやってのける五条は早くもこのシーンで視聴者を虜にしたようです。

 

若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ 何人たりともね

0巻2話、2巻11話にて

息絶えたはずの虎杖が目を覚ましたことで、虎杖を姉妹交流会までは呪術界上層部から匿うことを決めた五条ですが、医師の家入に「何故?」と問われ、このように答えます。

大人であり、教師の立場にある五条が将来を担う若い世代に、今生きていることを存分に楽しんでほしいという願いが込められた名言です。

この名言ですが、先程紹介した前日譚である0巻でも五条はこのセリフを残しています。特級呪霊に呪われた乙骨や特級呪物の力を取り込んだ虎杖は、上層部では秘匿死刑の扱いです。

しかし、腐敗した上の連中から若者の将来を奪われるのは五条は許せないのでしょう。

 

だから僕は教育を選んだんだ 強く聡い仲間を育てることを

2巻11話にて

補助監督である伊地知に対し、自分がなぜ高専の教師をしているのか聞いて、という五条は続けて「夢があるんだ」と言います。それは、腐敗した上層部が支配する呪術界をリセットすること。

最強の五条なら、力で上層部をねじ伏せることもできますが、それでは根本的な解決にはならないことを悟ります。そして、五条は上の名言のように教鞭を執ることにしたのです。

10代、20代の若者の味方になってくれる大人が近くにいると、若い人たちは励まされるのではないでしょうか。学校の先生にも刺さること間違いなしの名言と言えるでしょう。

 

皮肉だよね 全てを与えられると何もできず 緩やかに死ぬなんて

2巻15話にて

特級呪霊である漏瑚に急襲される五条ですが、領域展開「無量空処」で漏瑚を圧倒します。その際、五条は漏瑚に自分の領域を説明しますがそのときの名言です。

「無量空処」は相手に終わらない知覚と伝達を強制させることで、身動きを取れなくさせるものです。

言い換えれば、処理できない膨大な情報を与えられ続ける訳ですが、この名言は「無量空処」の説明以外にも、知識をとりすぎたゆえに不安で動けない人間や金で私腹を肥やした怠惰な人間を遠回しに言っているのではないかと思いました。

もしかしたら、この言葉は五条が嫌う高慢な呪術界上層部を呪ったものではないかとも受け取れます。

 

最近の老人は主語がデカくて参るよホント

3巻18話にて

呪術高専東京校を訪れた京都校校長の楽巌寺に対して、虎杖を殺すために、特級呪霊が潜む少年院の依頼を一年の生徒に任せたことを五条は疑います。楽巌寺はシラを切るついでに「やれやれ最近の若者は 敬語もろくに使えんのか」と売り言葉を言うと、五条も買い言葉としてこのセリフを言います。

このセリフの前に五条が楽巌寺を「保守派筆頭のアンタも一枚噛んでんだろ」と言って疑っているため、楽巌寺を嫌味たっぷりに表しているのが窺えます。また、単に主語が長いことを指しているだけでなく、伝統と保身にこだわった結果、幅を利かせて大きい顔をする楽巌寺を含めた上層部を示唆しているのではと感じています。

 

「死んで勝つ」と「死んでも勝つ」は全然違うよ 恵 本気でやれ もっと欲張れ

7巻58話にて

任された依頼で特級呪霊に追い詰められる伏黒が、 五条に修行をつけてもらったことを回想するシーンでこのセリフが出てきます。五条にこの名言をもらったことを思い出し、伏黒は更に成長することとなります。

伏黒が自分を犠牲にして発動する「奥の手」にこだわるせいで、過小評価している自分をそのままにして実力を発揮できていないことを五条は指摘します。勝って死んでもその先の人生はありません。

死ぬ気で勝利を掴む貪欲さこそが己を強くするのだと五条は生徒に対して、胸の熱くなる教えを説いています。この言葉で、不器用ながらに領域展開をする伏黒もグッときます。

 

俺 正論嫌いなんだよね … 呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ それこそ弱者がやることだろ

8巻65話にて

高専時代の若かりし頃の五条が言う名言、というよりは迷言といっていいかもしれません(笑)。

このときから最強を自認していた五条が、弱い人間に気を遣うのは疲れると愚痴をこぼすと、友人の夏油は非力な人間を守るために呪術があるのだと諭します。そこで、当時のトガった五条はこのセリフを夏油に言います。

しかし、力が有利な立場にある人間が弱者を守るという美徳を語ることは、ある種のマウンティングに近いのかもしれません。

この頃から五条は、力の強さにかこつけて強行する支配層の人間を嫌っていたのだと思います。

 

俺だけ強くても駄目らしいよ 俺が救えるのは 他人に救われる準備がある奴だけだ

9巻78話にて

呪術による大量殺人を犯した夏油と遭遇した五条ですが、夏油の言うことに何もできず、かつての親友が去るのを止めることが出来ませんでした。

弱者生存こそが呪術師の役目だと思っていた夏油は、非術師の愚かさを目の当たりにしたことで、この世界に絶望したのです。その後、担任の夜蛾に「何故追わなかった」と問われ、五条はこのセリフを言います。

恐らく、最強であるために万能感のあった若い五条が初めて味わう「無力感」かと思います。ある意味敗北を味わった五条が、のちに次の世代へ変革の希望を託すきっかけなのではないでしょうか。

 

強くなってよ 僕に置いていかれないくらい

9巻79話にて

五条が倒した伏黒甚爾の遺言を元に、五条は息子の伏黒恵に出会い、禪院家に引き取られるかを問います。「そこに行けば津美紀は幸せになれるのか?」と伏黒に問われた五条は「ない 100%ない」と断言したことで、伏黒は怒りの表情を表します。

伏黒の顔を見た五条は「後は任せなさい でも恵君には多少無理してもらうかも 頑張ってね」と言った後に、いつになく神妙な面持ちでこの名言を伏黒に言います。

上記したように、最強の自分でも変えられないこと、救えない状況を知った五条が伏黒恵に希望を託しているシーンです。このセリフを言った後にある、五条が苦い経験を噛み締めて眼を閉じる一コマが印象的です。

 

五条悟の声優は?口調やしゃべり方は?

五条悟の声を演じているのは、中村悠一さんです。

主な代表作
  • おそ松さん (松野カラ松役)
  • ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 (ブローノ・ブチャラティ役)
  • マーベル・シネマティック・ユニバース (キャプテン・アメリカ役)

中村悠一さんの出身は香川県、所属事務所はインテンションです。最近では、マフィア梶田さんと共にYoutubeチャンネルを開設してゲーム実況をするなど、声優以外の分野でも活躍しています。

アニメや吹き替えで演じているときの声色は、キリッと引き締まった清涼感がありますが、Youtubeチャンネルやラジオ番組でも、その声で的確なツッコミを入れるため説得力を感じます。そのため、中村さんのトーク力には定評があるようです。

Spotifyで呪術廻戦に関するトークを配信する「じゅじゅとーく」では、第2回、第3回のゲストとして出演していますが、ボケ役に転じてトークを湧かせています。また演技の話になると、熱く語ってくれているため演じる上での並々ならぬ熱量を感じました。

中村さんのトークが気になる方は、Youtubeチャンネルの「マフィア梶田と中村悠一の『わしゃがなTV』」や「じゅじゅとーく」をチェックしてみてください。

 

 

五条悟の名言記事まとめ

今回の記事では、五条悟の名言・名セリフを10個紹介しました。最強呪術師でありながら、どこかルーズな所もある五条ですが、上記で挙げてきた名言には、五条が過去に経験した「無力感」も相まって、重みを感じます。その他にも、いくつかの名言に共通して言えるのは、五条が呪術界上層部に対する反骨精神と、自分より下の世代に革新の希望を託していることだと思います。

普段笑顔を絶やさず、飄々としている五条は、目隠ししているせいもあってどこか掴めないミステリアスな印象があります。ですが、五条が確実に生徒想いの教師であることと、自分の「無力さ」に気付いた経験が彼にとって重要だったことは名言を通して確認できたかと思います。

以上が、今回の五条悟の名言・名セリフ記事のまとめとなります。彼の最強呪術師ならではの名言や、教師ならではの名言がこれからのアニメ放送で登場するたびに視聴者に刺さり、話題になっていくと予想されます。挙げてきた五条の名言シーンがアニメでどのように演出されるのか楽しみですね。

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