生クリームが固まらないときの3つの対処法!泡立たない理由は水?

生クリーム

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お菓子作りをして生クリームが固まらなくてどうしよう!?と焦ったことはありませんか?

せっかくケーキを作ろうとしてスポンジケーキがうまく焼けても生クリームが固まらないハプニングがあるとどうしたらいいかわからないですよね。

生クリームを買い直すのも時間とお金がかかるし、原因がわからないまま買い直したとしてもまた固まらなかったら悲しいですよね。

そこで今回は生クリームが固まらないときの対処法をお教えします。

この記事を読んで生クリームが固まらないときの対処法と原因を掴んで今後のお菓子作り生活を安心して取り組んでくださいね。

 

生クリームが固まらないときの3つの対処法

チェックポイント

生クリームが固まらない場合はどうすればよろしいのでしょうか?

ここでは具体的に3つの方法を紹介したいと思います。

  • レモン汁を加える
  • ジャムを加える
  • 動物性の生クリームを使用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

レモン汁を加える

生クリーム200mlに対してレモン汁を4滴程加えて泡立てて見ましょう。

レモンに含まれる酸(主にクエン酸)の影響で生クリームの㏗が下がるとタンパク質が固まり生クリームが1分程で固まります。

クエン酸があれば固まるため他の柑橘類でも代替可能です。

MEMO
生クリームの口当たりの重さは解消されますが、少し酸っぱさがあるため用途には気を付けてくださいね。

 

ジャムを加える

生クリーム200mlに対してジャムを大さじ2程加えて泡立てて見ましょう。

ジャムの中に含まれるペクチンが生クリームの脂肪分と空気を固まらせます。

MEMO
  • ジャムの味はなんでも大丈夫ですがペクチンがないと固まらないため、ジャムの瓶に表記されている原材料にペクチンが書いてあるか確認してから使用するといいです。
  • 固まった生クリームにジャムの色がついたり、味がするのでこちらも用途には気を付けましょう。
  • そもそもジャムが甘いので、砂糖は生クリームが固まった後に甘さの調整として入れてください。

 

動物性の生クリームを使用する

上記2つの方法でも固まらなかった場合、新しく買い直して生クリームを作り直しましょう。

生クリームは植物性と動物性の2つに分かれており、動物性生クリームの方が泡立ちが良いためそちらを選ぶ方が失敗しにくいです。

植物性と動物性の見分けがわからない場合は生クリームのパッケージや原材料に表記されている乳脂肪分が高いほど泡立ちが早くなります。

できれば乳脂肪分45%前後の物を購入しましょう。

動物性の生クリームを入手したら次は以下のことを注意してくださいね。

 

生クリームが固まらない!分離したときの再利用方法

生クリームが固まらず分離して、液体が出てきてしまった場合は液体だけを捨てましょう。

残った個体をさらにかき混ぜるとどんどん固まってバターのようになります。

バターのようになったらそのままバター代わりにパンやスコーンに塗ると美味しいです。

味がしなかったら少し砂糖等の甘味料を足すとさらに美味しいですよ。

 

生クリームが泡立たない理由は水が原因?

生クリームが泡立たない理由には水が大きく関わってきます。

使用する調理器具に水分や油分がついたまま生クリームを泡立ててしまうとなかなか固まりません。

生クリームを泡立てる前は、しっかり調理器具を清潔にして水分を取ってから使用するようにしましょう。

少しの気遣いで生クリームの失敗を防ぐことができます。

それだけではなく、別の視点からも問題が浮き彫りになってくる可能性もありますので自分はしっかり注意できていたのかをこれから確認しましょう。

もし気を付けていない部分があったら今後の参考になると思います。

 

十分に冷えていない

十分に冷えていないと生クリームは固まりません。

部屋の気温や湿度が高い、夏場等暖かい所で作業をしてしまうと生クリームが分離しやすくなります。

冷蔵庫で生クリームを十分に冷やし、使用する直前で生クリームを冷蔵庫から取り出すようにしましょう。

ボウルに氷水入れ、その上に生クリームを入れたボウルを当てて冷やしながら生クリームを泡立てると良いです。

MEMO

先述した通り生クリームに水は大敵なため、泡立てているときに氷水が生クリームに入ってしまうのではないか?という心配がある方は氷水ではなく保冷剤を使用しましょう。

 

混ぜるスピードが足りない

生クリームを固める時には混ぜるスピードも大事になってきます。

ハンドミキサーがない家庭では泡立て器を使用すると思いますが、混ぜるのが大変だからといってタラタラ混ぜているとだんだん泡立ちにくくなってきます。

MEMO

円を描くようにボウル全体を混ぜるようにするのではなく、ボウルを少し傾けて空気を含ませるように縦や横に混ぜましょう。

もし腕が疲れてしまったら持ち手を変える等工夫をしましょう。

 

生クリームの泡立て方で失敗しない方法

泡立て方で気をつける事は先述した部分もありますが改めて。

  • ボウルを傾ける
  • 空気を含ませるように縦や横方向に混ぜる
  • スピードをだす
  • 腕が疲れたら持ち手を変える

これらを意識して混ぜましょう。

 

生クリームが固まらないときの3つの対処法記事まとめ

生クリーム女性

どうでしたか?簡単な事を意識するだけで生クリームは失敗しにくくなります。

水を入れないように生クリームを冷やして一定のスピードを保ちながら混ぜる事で失敗しにくくなります。

それでも固まらなかった場合は生クリーム200mlに対してレモン汁4滴またはペクチン入りにのジャム大さじ2程を入れましょう。

それも少し不安だなという方へ

ジップ袋の中に冷蔵庫で十分に冷やした生クリームと砂糖を入れて空気を入れながら閉めて5分ほど振りましょう。

あっという間に生クリームが固まります。

ジップ袋の角を少し切ればそこからホイップクリームが出せるので絞り袋もいりません。

ぜひ挑戦してみてくださいね!これからも素敵なお菓子作りライフを楽しんでいきましょう。

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