リコッタチーズを使った白いクリーム生地に鮮やかな色のドライフルーツやピスタチオ、ナッツなどが入って見た目にも美しい「カッサータ」。
コンビニではどこも入手困難なほど人気上昇中の「カッサータ」ですが、本場イタリアではどのような食べ方なのでしょうか?
また「カッサータ」をより美味しく食べる方法はあるのでしょうか?
今回は今話題の「カッサータ」について、本場イタリアでの食べ方や美味しい食べ方についてご紹介していきます。
カッサータの食べ方!本場イタリアでは?
人気スイーツ「カッサータ」の本場イタリアでは、どのように食べられているのでしょうか?
本場での食べ方を調査してみました。
クリスマスに食べる
実はイタリアでカッサータと言えば、「クリスマスの定番ケーキ」なんです。
とは言ってもクリスマス時期にのみ販売されるわけではなく、ケーキを扱うお店には1年を通して置いてあります。
本場イタリアのカッサータは見た目も日本で目にするものとは全く違います。
このようにドーム型で周りをマジパンで覆っているものが一般的です。
色は白や緑、赤など確かにクリスマスカラーですね!
味はというと、「噛むと頭痛がするほど甘い」ケーキなんだそうです。
「カッサータシチリアーナ」
この見た目を全く裏切らない、噛むと頭痛がする程甘いケーキ。甘いリコッタチーズクリームと甘いシロップを染ませた生地を、砂糖をドロドロに煮詰めたシロップでアーモンド粉を練り、粘土状にしたマジパンで包む。飾りは砂糖漬けフルーツ。行ききっている。※大好物です pic.twitter.com/ZJwQ0KiMwl— あなたのお菓子 (@ituoidolci8) October 30, 2020
おうちで作る
イタリア人がレストランなどでシェフの料理を評価する時の「最高の誉め言葉」をご存知でしょうか?
”ここはマンマ(お母さん)の味と同じだ”
みなが口を揃えて「マンマの料理は世界一だ」というほど、イタリアにおいてはマンマ、つまりお母さんの料理とはまさにイタリア人の心そのものなのだそうです。
家庭料理もお菓子も手作りするのが一般的なイタリアなので、「カッサータ」も例外ではなくYouTube上にはイタリアのお母さんが作るレシピ動画がたくさんあります。
用意するものも作る工程も簡単なので、本場のカッサータ(カッサータ・シチリアーナ)を日本で作ってみるのもいいかもしれませんね!
ただし本場の物は「噛むと頭痛がするほど甘い」味付けなので要注意です。
カッサータの美味しい食べ方
リコッタチーズと生クリームにドライフルーツやナッツを入れたものが一般的な「カッサータ」ですが、より美味しく食べる方法はあるのでしょうか?
美味しく食べる方法や簡単にできるアレンジをご紹介します。
時間差で食感を変える
カッサータは本来「アイスケーキ」なので凍らせて食べるものですが、完全に解凍してしまっても美味しく食べられるのがカッサータの魅力の1つです。
- 凍った状態でアイスケーキとして。
- 半解凍でスッとフォークが入る程度の絶妙な固さで。
- 完全解凍でレアチーズケーキのようなとろふわ食感に。
このように3段階の食感を楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。
自分でアレンジ
ドライフルーツを生のフルーツに変える
ドライフルーツだと凍ったままの状態では食感も少し固くなりますが、生のフルーツだとシャリシャリ食感になってより食べやすそうですよね!
イチゴやブルーベリー、バナナ、オレンジ、ぶどうなどスーパーで手に入りやすいフルーツは何でも合います。
ぜひお家で「フレッシュフルーツのカッサータ」も試してみてくださいね。
ベースになるクリームをチョコレート味に
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「チーズとクリームだけではなんか物足りない…」という人におすすめなのが、ベースとなるクリームにチョコレートを混ぜるアレンジです。
見た目もスタイリッシュで、白と黒を並べるとさらに写真映えしそうですね!
水切りヨーグルトや豆乳を使ってヘルシーに
アレルギーがある人やカロリー・糖質を控えめにしたい人におすすめなのが、水切りヨーグルトや豆乳で作るカッサータです!
水切りしたヨーグルトはチーズのような味と食感になるので、クリームやリコッタチーズが入っていなくても満足な仕上がりです。
「豆乳ヨーグルト」でも同じように作れるので、乳製品アレルギーのある人にも対応できるのは嬉しいポイントですね。
▶ヨーグルトカッサータのレシピはこちら
豆乳はレモン汁と砂糖を混ぜることによってクリーム状になり、甘酒の優しい甘みも加えることでヘルシーかつ美味しいカッサータが出来上がります。
麹甘酒はお米からできているためノンアルコールなので、小さいお子さんでも安心して食べられるのが嬉しいですね!
▶豆乳と麹甘酒のカッサータのレシピはこちら
まとめ
今回は人気スイーツ「カッサータ」の本場イタリアでの食べ方や、美味しく食べるアレンジ方法などをご紹介しました。
定番のものからアレンジしたものまでどれも美味しそうなものばかりですよね。
コンビニでは人気過ぎて入手困難とのことなので、ぜひ気に入ったアレンジ方法で「オリジナルカッサータ」にも挑戦してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。