2018年にデビュー20周年を迎えた実力派歌手のaiko(43)さん。
そんなaikoさんを支えていた、芸能界の育ての親である千葉篤史氏が所属しているレコード会社ポニーキャニオンを諭旨退職の懲戒処分になったと社内ホームページで発表されました。この件について週刊文春が取り上げています。
ちなみに諭旨退職と聞きなれない言葉だと思いますが、「ゆしたいしょく」と読みます。
諭旨退職とは懲戒処分の1つです。
懲戒処分の種類は、処分の軽い順に、訓戒、譴責、減給、出勤停止、降格、諭旨退職、懲戒解雇といったものがあります。
つまり、懲戒解雇より、『一段軽い』処分ということになります。
一体何があったのでしょう、気になったので調べてみました。
aikoの育ての親に背任疑惑!文春デジタルが報じる
aikoの育ての親と言われるのがレコード会社ポニーキャニオンの大物プロデューサー千葉篤史氏です。
今回ポニーキャニオンに激震が走ったのは8月16日。
「ある社員が諭旨退職の懲戒処分になったと社内ホームページで発表されました。事実上のクビですから、誰かと思ったのですが、あろうことか看板アーティストaikoの育ての親の大物プロデューサーだったのです」(同社社員より)
グループ会社の中核として数々のヒット曲を世に送り出してきたポニーキャニオン。
その中でも根強い人気を誇るのが、看板歌姫でもあるaikoさんなのですが、一体aikoさんと千葉篤史氏の間に何があったのでしょうか?
千葉氏はaikoをデビュー当時から一貫して担当。
3rdシングル『花火』で一気に全国区になったaikoさん、その後も『カブトムシ』や『ボーイフレンド』など、どこか心に残る曲と独特の歌詞で未だに第一線で活躍しています。
aikoさんと二人三脚でヒット曲を連発したことが認められ、千葉篤史氏は2017年に執行役員に就任しています。
ライブ、レコーディング、プロモーションなど一切を取り仕切っていたようで、aiko自身も「千葉さんに言われて髪を短くした」というエピソードを披露するなど、aikoが最も信頼する人物なのです。
そんな千葉篤史氏に一体何があったのでしょうか?
千葉市は6月の人事で取締役に昇格する予定だったようですが、ここで待ったがかかります。
「aikoの個人事務所との関係が深すぎる」と監査会社から指摘があったのです。
そこから調査が入り、結果、約10年前から千葉市がaikoの個人事務所に名前を連ねていたことが発覚!!
登記簿上の社長はaikoですが、実質的な社長は千葉氏だったようです。
千葉市はaikoの事務所からも報酬を受け取り株主でもありました。
事務所が有利になる契約をポニーキャニオンと行えば、個人的な利益につながりかねません。
これが明確な職務規定違反であることから、取締役に昇格するどころか諭旨退職につながったというわけです。
結局、処分が発表される1週間前に、ポニーキャニオン側と千葉氏、aikoで三者会談が行われ、そこで千葉氏はaikoの活動から身を引くことになったようです。
弁護士によると今回の件は民法違反の利益相反行為にあたることが濃厚ですが、契約内容において著しく便宜を図り、個人や事務所が不当な利益を得ていた場合は刑法の背徳罪に該当する可能性も出てくるそうです。
千葉篤史プロフィール
千葉篤史氏のプロフィールをネット上で確認しましたが、特定できておりません。
FacebookやTwitterでも同姓同名の方が数名おられるようですが、特定にはいたりませんでした。
何か情報が入り次第追記したいと思います。
おわりに
今回はaikoさんの育ての親とも言われている千葉篤史氏がレコード会社ポニーキャニオンを諭旨退職に至った理由を調査しました。
今回の件に関して千葉氏は「膨大な仕事がある中、スタッフもおらず自分しかいなかった。会社とアーティストのためにやった」と語っているそうです。
ポニーキャニオン側は「千葉氏の退職に関する事情はお答えできない」と回答。
今後のaikoさんの音楽活動に影響が出るんじゃないかということが心配されます。