欅坂46の全てのシングル曲でセンターを務める平手友梨奈。
アイドルとしては、かなり異質な「笑わない」彼女。
いつから笑顔が消えたのか?
欅坂46のセンターとしての重圧から、笑えなくなってしまったのでしょうか?
14歳でデビューした当時は笑っていた平手友梨奈が笑わなくなった理由とは?徹底調査しました。
目次
平手友梨奈が笑わなくなったのはデビュー1年後?!
欅坂46の1stシングルからセンターとして活躍している平手友梨奈ですはいつから笑わなくなったのでしょうか?
遡る事、4年前の2016年デビュー当時の画像がコチラです。
笑顔!!
この時期はまだ、アイドルらしい笑顔が特徴的でした。
そして、2017年の5月の画像がコチラ。
笑顔ですね。
そして、12月の画像がコチラ
この段階で、笑顔が無くなっています。
2017年の間に笑顔が無くなっているのがわかります。
それでは具体的な時期はいつだったかを確認していきます。
平手友梨奈から笑顔が無くなったのは2017年の夏
コチラの画像をご覧ください。
2017年の夏に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL2017」での手友梨奈の様子です。
この時期に笑顔が無くなっています。
実はこの時期は平手友梨奈にとっては、かなりオーバーワークであった時期です。
初の全国ツアーの神戸公演で、センターを務める平手友梨奈は、体調不良のため、ライブの後半に倒れて離脱してしまったというのです。その時の他のメンバーたちの動揺は尋常ではなく、困惑する姿や号泣する姿が観客席からもはっきり確認できたほどだったとのことです。
ところが、2日目の8月3日にも平手友梨奈は休むことなく、強行出場。しかし結果的に途中リタイアしてしまっています。
この時期は心身ともに疲労のピークだったと思われます。
その為に平手友梨奈から笑顔が消えていきました。
平手友梨奈から笑顔が無くなったもう一つの理由は楽曲のせい?!
さらに調査をしていくと、平手友梨奈のある特徴が分かりました。
それは「楽曲に憑依する」という事です。
自身のインタビューでも語ってましたが、パフォーマンス中はその楽曲の中に入り込む。あまり記憶が無いとの事です。
この憑依型である平手友梨奈のパフォーマンスは自身の心身にも多大な影響を与えていると思われます。
2019年まで8作連続でセンターを務めた平手友梨奈は、欅坂46の楽曲の変化によって自身も変化していったと思われます。
少しずつ孤独になっていく欅坂46の楽曲
それでは、ここで欅坂46の楽曲について解説します。
まず、2016年4月6日発売の1stの「サイレントマジョリティー」は群衆の中で「このままでいいのか?」とう違和感を感じる物語です。
この段階では、まだ大勢の中にいる状態です。
そして、2016年11月30日発売の3rdシングルの「二人セゾン」この曲では別れを表現しています。
色々な解釈はありますが、大事な人が孤独な旅立ちを選んだ様子が描かれています。少しずつ孤独を意識していきます。
2017年4月5日発売の4thシングルの「不協和音」では自分自身も群衆の中で孤独を選ぶ様が描かれています。
ここまでは、変化させる為に力強い様子が描かれています。
ここまでは、平手友梨奈は笑っていました。
そして、2017年10月25日発売の5thシングル「風に吹かれても」では、があり孤独になっている状態が見て取れます。
この楽曲では、平手友梨奈は髪を切り、メガネをかけて大きくイメージチェンジしています。この時期には笑わなくなっています。
2017年の夏に発売されたアルバムの中に答えがあった
では、この4thシングルと5thシングルの間には何があったのでしょうか?
それは、1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」が発売されています。
そして、このアルバムの中に、当時、世間を騒がせた楽曲があります。
「月曜日の朝、スカートを切られた」です。
2017年当時は「過激すぎる」などと批判がありました。この楽曲は1stの「サイレントマジョリティー」前夜と言われています。
いわゆるイジメを想像させる楽曲です。
おそらく憑依型である平手友梨奈はこの楽曲などを自分の中に入れたせいもあり、パフォーマンス中だけでなく、音楽番組やライブ中も笑う事が難しくなったのではないでしょうか?
平手友梨奈の感受性が凄すぎる事が原因
憑依型と一言で言っても、他のパフォーマーと平手友梨奈はレベルが違いすぎるという事を知って頂きたいです。
アーティストのイルカはインタビューで「秋元康さんの曲は現代の神の言葉の様。そして、それを歌うアイドルたちは巫女の様な物。特に欅坂46の楽曲は光と闇といえば、闇の部分を表現している事が多いと思う」と語っています。
この言葉からも、欅坂46の楽曲を憑依させる事は精神的にもかなりの負担になる事が想像させられます。
特に、平手友梨奈はそのレベルが高いのです。
以前、映画「響-HIBIKI-」で共演した北川景子との対談で平手友梨奈の事を「ひーちゃん」と呼ぶ北川景子に対して、平手友梨奈は北川景子の事を役名の「ふみ」と呼びます。役を引きずるというよりも、役と自分自身を同化させている様でした。
さらに、ご確認頂きたいのは、2017年の『2017 FNS歌謡祭 第1夜』(フジテレビ系列)にて、平井堅が歌う「ノンフィクション」にパフォーマーとして登場した平手友梨奈は、圧倒的な表現力が話題を呼びました。
しかし、この楽曲も「孤独」「死」をモチーフにした楽曲の為、平手友梨奈に与えたダメージは計り知れません。
このように欅坂46以外でも、作品に憑依する平手友梨奈はまさに「天才」と言えます。
しかし、10代の少女には負担が大きく、笑う事ができなくなったのではないでしょうか?
平手友梨奈はもう笑わないのか?
楽曲に憑依する平手友梨奈が、行き着いたのは8thシングル「黒い羊」でした。
この楽曲が表現するのは「孤独」と「絶望」です。MVでは、平手友梨奈が周りから拒絶される様子が見て取れます。
それでは2020年現在、平手友梨奈は笑わないままなのでしょうか?
そんなことはありません。
そもそも、パフォーマンス以外では、よく笑う様子がうかがえます。
メンバーなどと談笑している様子がこの動画からもうかがえます。
平手友梨奈は変わった?!笑顔を取り戻しつつある。
そして、ここ1年で平手友梨奈の様子は大きく変化していきました。
少しずつですが、パフォーマンスを休む頻度が下がっているのです。
そこには、同期のメンバーのサポートと合わせて、3名の後輩の存在がありました。
2人は過去のブログでも紹介した2期生の田村保乃の存在と後輩で盟友でもあった長濱ねるです。
そして、もう一人2019年に引退した日向坂46の柿崎芽美です。
彼女は、「けやき坂46」時代に平手友梨奈と同い年という事もあり、仲良くしていました。
しかし、2019年に日向坂46を卒業し、芸能界を引退しています。
この引退に平手友梨奈は何を思ったのでしょうか?
その答えが、自身の1stソロ曲にありました。「角を曲がる」です。
「黒い羊」で絶望を表現した平手友梨奈が行き着いた境地は「それでも生きる」事でした。
この楽曲では、周囲の期待に応えられない自分に絶望しながら、大事な人を無くしながら、それでも踊り続ける平手友梨奈がいました。
卒業した長濱ねるや柿崎芽美の分までも自分はこの世界で生きていく事を必死に表現している。そんな楽曲です。
そして2019年に平手友梨奈は自立しました。
その証拠に、2019年の紅白で平手友梨奈は「不協和音」のパフォーマンス中に笑っていたのです。
2020年の平手友梨奈には、その先、自由に、自分らしく表現する姿を期待できます。
その先に、笑顔の平手友梨奈がいる事を信じています。
まとめ:平手友梨奈は進化の途中
いかがだったでしょうか?
平手友梨奈は笑わなくなったのではなく、辛さや悲しさ孤独を表現している中で、心身の負担が大きくなって笑えなくなったのではないでしょうか?
そして、これから、新たな進化を遂げた平手友梨奈が心から笑顔になる瞬間があるはずです。
ちなみに、それまで待てないという方は、TOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK」内で放送している「 – GIRLS LOCKS!」の 3週目を聞いてください。
ここにに登場する平手友梨奈はデビューしたころと変わらない「てち」のままです。