スーパーで買ってきたあさりや、潮干狩りでとってきたあさりを砂抜きしても口が開かないことがあります。
そんな時「砂抜き失敗しちゃったかな?」と不安になることもあるでしょう。
「口を開かない貝はそもそも食べられるの?」と疑問に思っている方も多いはず。
せっかく美味しく調理しようと思っていたのに、砂抜きしても貝が口を開いてくれないとガッカリしますよね。
あさりが砂を吐きやすい環境を整えてあげることも大事ですが、貝が口を開かない理由は他にもいくつかあります。
では早速、貝が口を開かない理由を見ていきましょう!
目次
あさりの砂抜きで開かない理由や原因は
あさりが全然開かないー(T_T)
どうしてー(T_T) pic.twitter.com/nXsSjRRIu2— みきチワプゥ🐶 (@mikichiwa111) September 17, 2016
あさりを砂抜きして開かないと失敗したかもと焦ることありますよね。
なぜ砂抜きしているのに開かないのか原因を知って、安心してあさりの砂抜きを行いましょう。
砂抜きするとき明るい場所に置いていた
あさりは暗い場所でないと砂を吐きにくいです。
そのため口が開いていない可能性があります。
砂抜きするさいは新聞紙などをのせて暗くしましょう。
砂抜きするとき暑い場所に置いていた
砂抜きに適しているのは20度くらいの室温で涼しい場所です。
日の当たる場所や、暑い場所、逆に冷蔵庫の中は貝が弱って口を開かない可能性があります。
塩水の濃度が濃すぎた
あさりが砂を吐きやすいのは、海水と同じ3%の濃度が良いと言われています。
それより濃すぎても薄すぎてもなかなか砂を吐けません。
擦り洗いであさりの蝶番が壊れた
あさりの蝶番が壊れると貝の口は開きません。
擦り洗いはしっかりやるべきですが、貝と貝がこすれすぎて傷つけないよう注意しましょう。
海水や塩水の量が多すぎた
あさりにとってたっぷりの海水や塩水の中では口を開けません。
貝の頭が少し出るくらいで砂抜きしましょう。
あさりの砂抜きに失敗?死んだアサリの見分け方
死んだあさりは菌が繁殖してしまうので、調理する前の砂抜きの段階で見つけて取り除くのがベストです。
これらの3つの確認でOKです。
もう少し補足して説明していきますね。
〜簡単な見分け方〜
①ぱっくりと貝の口が開いてしまっている
他の貝と比べたら一目瞭然です。
酒蒸しをした時のようにぱっくり開いていたら死んでいる可能性が高いです。
②貝をたたいて音を確かめる
口が開いてない貝と、中身が少し出ている貝をたたいて音を比べるとわかりやすいです。
③擦り洗いしても身が出ている
生きている貝は、触ると中身を引っ込めます。
擦り洗いしても動きがない場合は死んでいる可能性が高いです。
あさりが死んだ場合はどんな状態になる?
こんなあさりは死んでいるので、調理前に必ず取り除きましょう!
- 腐敗臭がする
- 触ったりこすっても、出てきている水管や中身が引っ込まなくなる
- 貝の口がぱっくり開ききって、酒蒸ししたような状態になる
腐敗臭がする
死んだあさりは腐敗臭がします。
砂抜きした時に、汚れた水から腐敗臭がしたら死んだあさりが混ざっています。
死んだあさりを取り除かずに調理すると、水を濁らせたりお料理の味が悪くなります。
なにより、菌が繁殖するのが怖いですね・・・!
触っても口を閉じない、水管が出っぱなし
死んだあさりは触っても口を閉じません。
生きているあさりは砂抜きの時に徐々に水管が出てきて砂を吐き出します。
その水管が出っぱなしになったあさりは確実に死んでいるので取り除きましょう。
加熱しても口が開かない
あさりの蝶番が壊れていると、生きていても口が開きません。
もし生きていたとしても、砂抜きできていないので食べれることは諦めましょう!
こんなあさりはまだ生きている!
口が開かなくても生きている可能性のある貝はいます。
〜口が開かない原因〜
- あさりの蝶番が壊れている
- 貝柱のバランスが悪くなっている
生きていたとしてもこういった貝の口を開くことは難しいです。
低温で活動が鈍っているのかも
あさりが快適な温度は20度前後です。
涼しい場所で砂抜きするために冷蔵庫に入れてしまうと、あさりにとっては低温すぎて砂を吐けません。
冷凍したあさりを解凍する場合も、あさりは開く力が残っていないため口が開かないこともあります。
弱って瀕死状態になっている
あさりは温度以外にも、振動や揺れに弱いです。
潮干狩りでとってきた貝であれば、移動中の振動で弱ってしまう場合があります。
どちらにしても、弱って口が開けない貝は砂抜きも充分にできませんし、食べるのを諦めたほうが良さそうです。
あさりの砂抜きに失敗したらどうしたらいいの?食べられる?
おはようございます。あさりの砂抜き失敗している。 pic.twitter.com/dRLLx0aR8j
— ムギロー (@mugitan08) April 12, 2018
あさりの大半が口を開けていない状態だったら砂抜きは失敗ですね。
その場合は正しい方法でもう一度トライしましょう!
もし調理した後の貝が開いていない場合は、食べずに取り除いてください。
死んでいる場合は菌が繁殖しますので食中毒の危険があります。
あさりの砂抜きで開かない理由記事まとめ
いかがでしたか?
あさりを砂抜きしても貝の口が開かない理由をご紹介しました!
砂抜きした新鮮なあさりは色々なお料理で大活躍します。
口が開かない貝があるのは残念ですが、そういう貝は食べない方が懸命です。
正しい方法でしっかり砂抜きして、美味しくあさりを食べましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!