お子様の離乳食によく用いられる豆腐。栄養価の高い豆腐はぜひお子様に食べさせたい食材のひとつですよね。
潰しやすくて味の淡白な豆腐は離乳食としても扱いやすいのですが、冷凍すると変色してしまってびっくりしたなんてことはありませんか?
常に作ってすぐに与えられればいいのですが、忙しいママはたくさん作って冷凍ってことも多いでしょう。
なぜ豆腐を冷凍すると黄色く変色するのか?そして変色した豆腐は食べてもいいのかという疑問について今回お答えしますね。
豆腐の離乳食を豆腐を冷凍したら黄色に変色!なぜ?
冷凍って本当に便利ですよね。働くママやパパにとって、週末の時間のあるときに作り置きをして、冷凍保存することが多いのではないでしょうか?
できるだけレトルトやインスタントを使わずに、手作りの愛情のこもったものを我が子に食べさせたい。とっても素敵なことですよね。
体にとってもいい豆腐ですが、なぜ豆腐って冷凍すると黄色に変色するんだろうって考えたことはありませんか?
豆腐って、水分が多いですよね。豆腐を凍らせると、豆腐の中の水分が集まって氷として凍ってしまいます。
解凍すると、氷になってしまっていた水分が水として豆腐から抜け出し、中身がスカスカのスポンジ状の豆腐になってしまいます。
黄色は元々の豆腐の成分の大豆の色で、水分で薄まっていた色が大豆本来の色に戻っただけなんです。
きな粉をイメージしていただくと良いかもしれませんね。あれも大豆の粉ですから。
豆腐の離乳食を豆腐を冷凍したらぼそぼそに!食べてもいい?
豆腐を冷凍すると豆腐成分の水分が分離して水として凍るということはわかっていただけたと思います。
豆腐がプルプルなのは水分を多く含んでいるからに他ならず、水分が抜けてしまってスポンジ状になった豆腐はどうしてもぼそぼそになってしまうのは仕方がないことなんです。
赤ちゃんのプルプルお肌が水分たっぷりで弾力があり、水分をあまり含んでいないお年寄りのお肌が弾力を失っているのと似ていますね。
解凍した豆腐が変色してぼそぼそになっても、もちろん食べられます。わざわざその食感を楽しむための郷土料理さえあるぐらいです。
硬くなったその食感を肉の代用として扱う、健康志向の高い人もいらっしゃいます。
冷凍しても大変栄養価も高くなんら問題はないのですが、冷凍の仕方によっては苦くなってしまうことがあります。特に離乳食初期はつるっとした食感でないと赤ちゃんはうまく飲み込めません。
でも離乳食が進み、後期のカミカミゴックンがうまくできるようになるとよく食べてくれると思います。
豆腐の離乳食の冷凍・解凍方法
離乳食用の豆腐の凍らせ方を紹介します。
- 豆腐を茹でて、月齢に合わせた食べやすいサイズにすり潰します。
- それを製氷皿に一回分ずつ入れていきます。
- 製氷皿をフリージングバックに入れて空気を抜いて凍らせます。
解凍は大人なら自然解凍でいいですが、赤ちゃんには必ず火を通して使ってください。
細胞が壊れた冷凍豆腐は、とても菌が繁殖しやすいので守ってください。
凍らせるのは木綿豆腐でも絹ごし豆腐でも大丈夫です。
木綿豆腐だとよりしっかりした固さになり、まるで鶏肉のようになるので、トーフミートとして使えます。
絹ごし豆腐だと湯葉を重ねたような感じになります。
冷凍した豆腐の保存期間は一ヶ月で、一度解凍した豆腐を再冷凍することは絶対にやめてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?とても体に良くて、良質な植物性たんぱく質の代表の豆腐。
離乳食としてもとても優秀な食材です。お子様が上手に噛めるようになったらどんどん冷凍豆腐を離乳食に取り入れてみてください。
木綿豆腐をすり潰して凍らせ、お醤油と砂糖で炒めるとまるで鶏そぼろと変わりませんし、ミンチ代わりに使って豆腐ハンバーグもできる優れものです。
大きめにカットした冷凍豆腐なら唐揚げのようにして食べることもできちゃいます。
冷凍して変色してもそれが大豆本来の色ですので、どうぞ安心してください。
冷凍豆腐をどんどん食べて、親子で健康を維持してくださいね。