特級術師4人を一覧で紹介!なるための条件やその能力とは?

特級術師4人一覧

「呪術廻戦」の世界で活躍する呪術師には階級があり、それが強さの目安となります。

4級からスタートし、昇給査定を受けることで徐々に階級を上げて最終的には1級術師になるのが、呪術師の目標です。

しかし、呪術師の階級には例外があり「特級」というものがあります。

特級術師というだけあって、呪術界のパワーバランスでも重要な立ち位置なわけですが、その希少性も高く、現在特級術師は4人ほどしかいません。

相当の実力を持っていることは間違いなしの4人ですが、一体彼らはどんな術式をもってして「特級」と認められることになったのでしょうか?

今回の記事では、特級術師4人の能力や特徴を詳しく紹介するとともに、特級術師になる条件や今後誰が特級術師になるのかについても触れていきます!

 

特級術師4人を一覧で紹介!

特級術師一覧
  • 五条悟 
  • 夏油傑 
  • 乙骨憂太 
  • 九十九由基 

以上4人が特級術師となります。

現代最強の呪術師と呼ばれる五条と、現代最悪の呪詛師である夏油は高専時代「最強コンビ」と謳われていましたね。

そして、最新話で活躍している乙骨と九十九も特級術師ですが、今後の展開でキーマンとなりそうな雰囲気があります!

それでは、特級術師たちの特徴や術式を見ていきましょう。

 

五条悟

現代最強呪術師と謳われるのが五条悟であり、彼の存在自体で呪霊や呪詛師を抑制してきたといっても過言ではありません。

現在は五条家の当主でありながら、呪術高専の1年を担任しています。

普段は、軽いノリとテキトーすぎる性格から周囲の人間から「バカ」呼ばわりされることもありますが、戦闘となると底知れない強さを見せつけます。

五条の強さの理由は特殊体質の「六眼」(りくがん)と無限を現実化する術式「無下限呪術」にあります。

「六眼」は初見で相手の術式を見破ることができ、少ない呪力でも探知することができる眼です。

その他にも六眼は微細な呪力操作ができるため、これが「無下限呪術」を自在に扱えることに繋がっています。

また「無下限呪術」により、五条は普段から無限のバリアを発動しているため、自分の接近物や相手の攻撃が彼に通ることはありません。

並の術師がずっと術式を出しっぱなしだと、脳が焼き切れてしまいますが、五条は反転術式を回して常に自己回復している状態なので、常に無限のバリアを張れるのです。

そして、ほとんどの術師が会得していない「領域展開」をマスターしているのも五条が最強と言われる理由です。

「領域展開」は簡単に言えば自分の心の中を現実世界で具現化することですが、これを発動することで術者のステータスは上昇し、攻撃は必中になります。

五条の領域展開「無量空処」は対象に処理できない量の情報を流し込んで、脳をパンクさせるという恐ろしいもので、並の術師や呪霊なら何も分からないまま緩やかに死んでいきます。

まさに向かうところ敵なしです!

 

夏油傑 

呪術による大量殺人事件を起こした最悪の呪詛師です。

元は正義感のある青年で呪術高専に所属し、五条とともに任務を遂行してきました。

しかし、弱者の非術師を守ることを優先していた夏油は、非術師の愚かさや残忍さを目の当たりにしてから闇堕ちしていきます。

夏油の術式は「呪霊操術」で、自分に降伏した呪霊を取り込んで操ります。

術師と呪霊との間に、階級換算で2級以上の差がある場合は、降伏の儀を省いて無条件に呪霊を取り込むことができます。

ストックできる容量に果ては無く、「呪術廻戦」の0巻で呪術テロ・百鬼夜行を起こした際、夏油は約6000体ほどの呪霊を使役していました。

また夏油は領域展開を除いた術式の奥義である「極ノ番」を習得しています。

呪霊操術極ノ番「うずまき」は、夏油が取り込んできた4000を超える呪霊を1つにまとめ、最高密度の呪力を対象にぶつける大技です。

この奥義を発動すれば、呪霊操術の強みである手数の多さをなくすのと引き換えに、準1級以上の呪霊の術式を抽出することができるようですが、抽出した後の用途は今のところ不明です。

 

乙骨憂太

「呪術廻戦」0巻の主人公である乙骨は、特級過呪怨霊・祈本里香に取り憑かれたことにより、呪術高専に入学した段階で特級術師となりました。

高専に入学する前の乙骨は、里香をコントロールできずに暴走させてしまい、度々事件を起こしては、担当の術師が派遣されましたが、返り討ちに遭いました。

そのため、すでに特級術師だった五条が乙骨を引き取ることになります。

里香が怨霊になった原因は、生前仲の良かった里香と乙骨との間にできた「縛り」です。

幼い乙骨は、目の前で事故死した里香の「死」を拒んだことで、多大な呪力を発現し里香の魂を現世に縛り付けて怨霊にしてしまったのです。

乙骨が呪力を発現したのは、彼が日本三大怨霊の一人・菅原道真の子孫だからであり、隔世遺伝で呪力が目覚めたようです。

ちなみに、乙骨と五条は菅原道真を祖としており、二人とも超遠縁ですが親戚になります。

また、里香との縛りを破棄して、解呪した乙骨は一度4級術師になってから、再び特級術師に認定されたようです。

乙骨の術式は「里香」そのもので、五条も超える底知れない呪力量により、本人も自覚している少し弱めの体術をカバーしています。

乙骨の術式「里香」には他人の傷を癒す反転術式と、他人の術式を模倣できるコピー能力があります。

 

九十九由基 

恐らく、4人の中で最も早く「特級」に認定された呪術師です。

初対面の男性には「どんな女が好み(タイプ)かな?」と必ず聞くのが九十九ですが、この九十九に影響されたのが彼女の弟子である東堂葵です。

九十九は高専からの任務を全く受けず、海外を一人で渡り歩いているようですが、それには訳があります。

九十九は呪霊の生まれない世界を作るために、「原因療法」を探し求めているようです。

そして研究した彼女が辿り着いた考えは2つ。

1つは全人類から呪力を無くすこと、もう1つは全人類が術師になること

どちらかが実行されれば、非術師から漏出した無駄な呪力が集まって呪霊に変化することもありません。

ただ、どちらも実行に移すには難しいプランであるため、九十九は今も研究を続けている様子です。

そして、渋谷事変が終わった際に九十九は虎杖に「味方ではない」と断言しているため、いずれ敵になる可能性もあるかもしれません。

九十九の術式は未だに明かされていないため、実力はまだ謎のままといったところです。

 

特級術師になるための条件

特級術師になる条件は、今のところ作中では明らかになっていませんが、一つ言えるとしたら特級術師に認定されることは規格外の強さのせいで、術師の等級では測れないという異常事態を表しています。

九十九の実力はまだ分かっていませんが、五条・夏油・乙骨の術式が特殊であることや、呪力量が並の術師を軽々と超えていることから彼らが特級術師になった理由も察しがつきますね。

もう一つ特級術師に認定される条件があるとすれば、「特級」の名を冠した呪霊や怨霊を祓えたり、服従できることです。

五条は特級呪霊の漏瑚や花御を難なく倒すことができましたし、乙骨や夏油も特級の怨霊を従えています。

特級呪霊を凌ぐ強さを持っていることも、特級術師になるための基準となりそうです。

 

特級術師が増える可能性は?候補者を予想

五条悟の発言だと、いつか自分を越える生徒が出てくると言っていましたが、具体的に名前を言っていたのが、3年の秤、2年の乙骨、そして1年の虎杖でした。

また、「これからの世代は『特級』なんて物差しじゃ測れない」と五条が言ってた中で、東堂もそのうちの一人に挙げていました。

しかし、現在東堂は渋谷事変での真人との戦いで、術式を発動できなくなってしまったので、特級になることは難しいかもしれません。

そして、伏黒は五条にも実力を認められていますが、特に伏黒のポテンシャルを高く買っているのが両面宿儺です。

伏黒の術式には、まだ登場していない式神もいるため、伸びしろがありそうです。

それでは、特級術師最有力の虎杖・伏黒・秤を見ていきましょう。

 

虎杖悠仁

現在虎杖には、本来呪術師が扱うことのできる術式を発現できていませんが、五条は「今は使えないだけ そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる」と虎杖が将来的に術式が使えると思っています。

今まで驚異的な体術と呪力を込めた打撃のみで、様々な呪霊を祓ってきた虎杖に、術式が上乗せされてしまえば、呪術界屈指の攻撃力を誇るでしょう。

ちなみに宿儺の術式の名前は明かされていませんが、主に斬撃を特性としているほかに炎も扱うことができました。

宿儺の術式が明らかになったのは、渋谷事変での戦闘でしたが、宿儺の相手となった特級呪霊の漏瑚や伏黒の奥の手である式神「魔虚羅」も戦闘の序盤で倒されています。

そのため、異常な強さである宿儺の術式を自分のものにしてしまえば、虎杖が特級術師になる可能性は高いと思います。

 

伏黒恵

伏黒の伸びしろと言えるポイントは2つあり、1つは「領域展開」が未完成であることと、もう1つは「十種影法術」(とくさのかげぼじゅつ)の式神全10種類を調伏できていないことです。

伏黒は成長段階で、未完成ながらもほとんどの術師が会得できていない「領域展開」を発動することができましたし、2級術師にして特級呪霊を祓うことができたこともポテンシャルの高さと言えます。

また、伏黒の術式「十種影法術」は10種類の式神が存在しており、式神を調伏することで自由に召喚できるのですが、現在伏黒が調伏しているのは6種類。

残りの4種類を調伏できれば、術式をマスターできる伏黒ですが、その中に強力すぎて歴代の十種影法術師全員が扱えなかった式神がいます。

それが「八握剣 異戒神将 魔虚羅」(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)

「魔虚羅」は全ての攻撃に対する順応と対抗策を身に付けるという最強の性質を持ちますが、術師は召喚できても操作はできないため、「魔虚羅」に殺される可能性が高いのです。

そのため、もし伏黒が「領域展開」を完成させて、「魔虚羅」を含めた残り4種類の式神を調伏できれば彼が特級術師になる可能性もあるでしょう。

 

秤金次

五条がいつか自分を越える生徒に挙げた一人です。

作中では横顔しか明かされておらず、術式や具体的な性格、ビジュアルも分かっていません。

秤の術式は、作者の芥見先生が「漫道コバヤシ」で言っていたようにコンプラに引っかかるものらしいです。

というのも、「呪術廻戦」公式ファンブックでは秤はギャンブラーであることが明かされていて、術式も賭け事に関わるもののようです。

五条が推していることだけあって術式の強さ以外にも、体術が優れていることもありえます。

今後の展開でどのように関わってくるのか要注目の一人です。

 

特級術師4人を一覧で紹介まとめ

特級術師4人のうち、五条・夏油・乙骨の3人は稀有な術式と他の術師を寄せ付けない強さがあることは分かりましたが、九十九の術式が明かされていないのは今後の展開に重要な伏線であると思います。

九十九の考えている「全人類から呪霊を無くす方法」も気になるところです。

そして、いつか両面宿儺の術式を身に付けた虎杖と、「領域展開」と「十種影法術」をマスターした伏黒が力を合わせて戦う姿が作中で描かれるのが楽しみですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。