梅雨時は、洗濯物を部屋干しする機会が、どうしても増えてしまいます。
そんな時に便利なのが「衣類乾燥除湿機」です。
今回は、シャープの「衣類乾燥除湿機」CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いを比較してみました。
梅雨時は、どうしても嫌な生乾きの臭いが残ってしまったり、乾きが遅かったりしますが、「衣類乾燥除湿機」があれば、そんな「乾き」に関する不満を解消できます!
と、毎日の洗濯が楽しくなりますね。
「衣類感除湿機」をお探しの方、部屋干しのお悩みを抱えている方、新しい「衣類感除湿機」の買い替え検討中の方の購入検討の材料としていただければうれしいです。
では、早速CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いをご紹介します。
目次
CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いを比較
実は、CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いは、「年式」と、「価格」の違いだけでした。
では、ここからはもう少し掘り下げて、違いについてご紹介します。
年式による価格の違い
CV-PH140は2022年3月発売モデルで、CV-NH140は2021年4月の発売モデルです。
CV-PH140とCV-NH140は、年式以外に違いはなく、デザイン、機能、とほぼ同じスペックでという結果でした。
(こちらは、シャープに直接聞いて確かめた情報になります。)
そして、価格は、年式によって大きく変わります。
- CV-PH140は店頭参考価格帯:¥71,714~¥82,070
- CV-NH140は店頭参考価格帯:¥44,800 ~ ¥46,000
※2022年4月7日時点の情報です。
CV-PH140とCV-NH140を、こうして比較してみると、価格の開きがあることが分かります。
金額の開きは、¥26,914~ ¥36,070です。
デザイン、機能が、ほぼ新型と変わらないのであれば、価格を重視される方には、型落ちCV-NH140の購入がおススメです。
CV-PH140と型落ちCV-NH140の共通の機能
※シャープ公式サイトより引用
CV-PH140とCV-NH140の違いは、年式のみでしたが、どちらの製品も機能は充実していることが分かりました。
続いては、2つの機種のおすすめの機能をご紹介します。
年中使えるハイブリッド方式
※シャープ公式サイトより引用
ハイブリッド方式という方法を用いて、除湿乾燥をしているので、1年中快適に使用できます。
実は、乾燥除湿器には、除湿方式が3タイプあります。
では、この3つのタイプの方法についてを簡単に説明します。
コンプレッサー方式
メリット
- 室温の高い時の、除湿能力が大きくなる梅雨時期、夏に向いている。
- デシカント方式よりも、電気代がかからない。(7畳向けで1時間約5.13円)
- デシカント方式よりも、室温が上昇しない。
デメリット
- 室温が下がると、除湿能力が落ちてしまう。
- コンプレッサーが、搭載されているので、重量が大きい
デシカント方式
メリット
- 室温によって、除湿能力の変化がないので、秋冬に使用しても、しっかり除湿してくれる。
- 重量が小さい
デメリット
- コンプレッサー方式よりも、電気代がかかってしまう。(7畳向けで1時間約7.96円)
- 室温の上昇が大きい。
ハイブリッド方式(コンプレッサー方式とデシカント方式を併用)
メリット
- 室温が高い夏場は、コンプレッサー方式で動くので、デシカント方式より電気代が安くなる。
- 室温が低い冬場は、デシカント方式を併用するので、コンプレッサー方式より除湿能力が下がらない。
デメリット
- 価格が高い。
- サイズがコンプレッサー方式、デシカント方式よりも大きて、重くなる。
シャープのこの「衣類感除湿機」はハイブリッド方式です。
つまり、夏も冬も関係なく、1年中最適な除湿運転を勝手にしてくれるので、おすすめです。
プラズマクラスター25000
※シャープ公式サイトより引用
シャープといえば、プラズマクラスターは有名です。
この、プラズマクラスターイオンの効果で、6つもの効果を発揮してくれます。
- 部屋干し衣類の、生乾き臭を消臭
- 衣類に付いた、汗臭を消臭
- 衣類やお部屋に付いた、たばこの付着臭を分解、除去
- 付着カビ菌の、増殖を抑制
- ぴんくぬめり原因菌の、増殖を抑制
- バスマットに、付着した菌の増殖を抑制
これらの効果のある、プラズマクラスター25000はすごいです。
この除湿器なら、この効果と一緒に除湿乾燥できるので、うれしいですね。
広角ワイドルーバー
※シャープ公式サイトより引用
3種類の左右スイング、4種類の上下スイングで、しっかり除湿した風を衣類に当てることができます。
ワイド送風は約165cmと、とても幅広く風を当てることが、できるので洗濯物の乾燥スピードも早いです。
また、下向きに風を出すこともできるので、下に置いたまま靴の乾燥にも使うことができます。
設置しやすいコンパクトサイズ
※シャープ公式サイトより引用
CV-PH140とCV-NH140は、本体のサイズがコンパクトなので、手狭な場所のスペースにも対応できます。
置き場所に、悩まなくても良いという点は、とてもうれしいですね。
24時間連続排水に対応
※シャープ公式サイトより引用
24時間連続排水とは、背面にホースをつないで、そのまま除湿した水をホースから出し続ける機能です。
通常は、本体の水タンクが、いっぱいになってしまうと、運転が止まってしまいますが、連続排水ならば止まらずに、ずっと除湿し続けてくれます。
外出する時などに、使えそうですよね。
CV-PH140と型落ちCV-NH140のスペックについて
※シャープ公式サイトより引用
CV-PH140とCV-NH140の機能、スペックは全て共通である、という結果になりました。
下に表にして、簡単にまとめてみました。
余談ですが、住んでいる地域によって50Hz/60Hzという電気の周波数が違います。
東日本は50Hz、西日本が60Hzとなっていますが、1部地域では50Hz/60Hzどちらもあるところがあります。
自身の住んでいる地域の、周波数について確認すると安心だと思います。
定格除湿能力(50Hz/60Hz) | 11/13 L/日 |
最大除湿能力(50Hz/60Hz) | 12/14 L/日 |
除湿可能面積の目安 | 50Hz 14~28畳 60Hz 16~33畳 |
プラズマクラスター25000*適用床面積 | 約12畳 |
衣類乾燥時間(2kg) | 約64分(梅雨時)/約80分(冬季) |
衣類乾燥1回あたりの電気代目安(50Hz/60Hz) | 約20円 / 約24円 |
スイングルーバー | 上下(自動) 左右(自動) |
消費電力(50Hz/60Hz)(1時間あたりの電気代目安) | 衣類乾燥 660W(約18円)/ 695W(約19円) 除湿 275W(約7.4円)/ 295W(約8.0円) 衣類消臭 45W(約1.2円)/ 45W(約1.2円) |
運転音(50Hz/60Hz) | 衣類乾燥 速乾・標準 51/51dB 音控えめ 39/39dB 除湿 標準 51/51dB 音控えめ 39/39dB 衣類消臭 標準 53/53dB 音控えめ 34/34dB |
排水タンク容量 | 約3.6L(ハンドル付) |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 365×235×645mm |
質量 | 約15.0kg |
CV-PH140と型落ちCV-NH140の選び方
CV-PH140とCV-NH140は、どちらも、とても魅力のある機能が盛りだくさんの除湿器です。
ではココからは、CV-PH140がおすすめな方と、CV-NH140がおすすめな方をそれぞれご紹介します。
CV-PH140がおすすめな方
では、CV-PH140がおすすめしたいのは、このような方です。
- 最新の家電をお探しの方
- 1年中使える、「衣類乾燥除湿機」をお探しの方
- 洗濯物の臭いや、カビ菌が気になる方
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CV-NH140がおすすめな方
次に、CV-NH140がおすすめしたいのは、このような方です。
- 性能の良い除湿器を価格を抑えて、お探しの方
- 1年中使える、「衣類乾燥除湿機」をお探しの方
- 洗濯物の臭いや、カビ菌が気になる方
年式による、価格の違いだけなので、型落ちCV-NH140がおすすめです!
CV-PH140と型落ちCV-NH140の口コミレビュー
※シャープ公式サイトより引用
では次に、レビューと口コミを見ていきます。
CV-PH140とCV-NH140は、人気のある除湿器なのでたくさんのレビュー、口コミがありました。
まずは、良かったというレビューから
- 1年中使えるのがうれしい。
- 洗濯物の生乾き臭がしなくなった。
- 乾燥するスピードが上がった。
- 連続排水機能が便利。
続いて、不満のあるレビューもご紹介します。
不満のある点は、大きさや重さ、音に関するものが多かったです。 ただ、全体を見ていくと、乾燥能力や臭いに対しては満足している声が多くありました。 今回は、シャープの除湿器CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いを比較してみました。 違いは、年式による価格の違いだけでしたので、価格を重視するなら、型落ちCV-NH140かなと思います。 また、ハイブリッド式なので、1年中除湿能力が落ちることがなく使えるのも魅力です。 プラズマクラスターの効果により、部屋干しの嫌な臭いも、消臭してくれるのはうれしいですよね。 洗濯物の、部屋干しがこれから増える季節に、大活躍しそうですね。 衣類感除湿機をお考えの方、シャープがおすすめですよ! ぜひ、検討してみてくださいね。
CV-PH140と型落ちCV-NH140の違いを比較記事のまとめ