成蟜の死亡シーンは必見!キングダム成長した弟が死ぬのは何巻何話

成蟜 死因

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秦王嬴政の異母兄弟である成蟜。

この弟の死因は一体何だったのでしょう???

最期は本当に名シーンです!(必見!!)

実は、この成蟜、最初に出てきたときは、本物の悪役キャラでした。

半分庶民の血である嬴政を見下し反乱を起こします。

しかし、信たちの活躍によって、敗北。

そこから、成蟜は大きく生まれ変わります。

死ぬ直前は、嬴政も認めるほど人格者になります。

いい意味で読者を裏切った成蟜。

亡くなったときは、本当に残念でした。

今回は、そんな成蟜の死因や最期について見ていきましょう。

 

成蟜が死んだ理由は?

呂不韋と通じていた蒲鶮(ホカク)の配下に斬られたことで重傷を負います。

重傷を負いながら、自分(成蟜)を嵌めた蒲鶮は討ち取ります。

しかし、傷は深く、斬られたことが原因で亡くなりました。

 

成蟜の死亡シーンを振り返る!最後に戦った相手は?

直接成蟜を斬ったのは蒲鶮の配下。

それを指示したのは、「蒲鶮」と裏で通じていたのは「呂不韋」です。

 

企ての臭い 34巻369話

瑠衣が故郷である「屯留(トンリュウ)」に行きました。

曽祖母に会うために10年ぶりの帰郷です。

成蟜も義曽祖母に送る品を瑠衣に持たせます。

その頃、趙軍が秦領土に向けて出陣しました。

軍の進む先には屯留があります。

呂不韋は嬴政に出陣してはと進めるが、それを成蟜が制し、成蟜が出陣することになりました。

瑠衣が屯留にいて・・・趙軍が出陣して・・・成蟜が出陣する・・・

嬴政は胸騒ぎがします。

「何かがおかしい」と。

 

屯留は趙軍に激しく攻撃されていましたが、成蟜が到着すると、あっさりと趙軍は撤退します。

成蟜は城内に入るが、瑠衣の出迎えがありません。

その代わりに、出迎えたのが、城内全般のことを任されている蒲鶮でした。

蒲鶮は、「もう一度、玉座を狙いましょう」と成蟜に進言します。

それに答えず、成蟜は瑠衣の居場所を尋ねます。

キレた蒲鶮は成蟜の配下の首を次々とはね、成蟜を捕縛しました。

 

咸陽では、屯留についた成蟜が反乱を起こしたという知らせが入りました。

嬴政は、信じられず、昌文君に「成蟜は嵌められたのではないか」と言います。

本当に成蟜が嵌められたのだとしたら、討伐ではなく成蟜救出の戦いになると。

なので、討伐軍とは別に飛信隊に救出を頼むことにしました。

 

討伐軍出陣 35巻372話

壁を総大将に、屯留反乱を鎮めるための討伐軍が出陣しました。

(壁も将軍になってた・・・)

出陣前に壁は、成蟜が謀略に嵌められているのではないかという話を聞きます。

壁は討伐軍の将として反乱軍を鎮圧し、救出には別働隊として飛信隊が行くと、嬴政は壁に伝えます。

 

屯留では、蒲鶮が雄弁を振るい、蜂起を促していました。

続々と反乱軍が屯留に集結しています。

そして、ついに討伐軍と反乱軍が激突しようとしたところ・・・

趙軍が現れ、討伐軍はピンチになります。

しかし、そこへ飛信隊が現れ敵を蹴散らします。

信は四千人将

副将羌瘣は千人将

飛信隊は合わせて五千人です。

壁と力を合わせてあっさりと趙軍を退けます。

 

屯留攻城戦 35巻374話

捕縛されている成蟜は黒幕が呂不韋であることに気づきます。

蒲鶮は自分が屯留の姫である瑠衣を妻にすることで、名実共に屯留の王になれると言い、成蟜はブチ切れます。

 

その頃、ついに壁たちが屯留を本格的に攻め始めました。

信と羌瘣は一気に侵入します。

 

一方、成蟜も見張りを口説き落とし、脱獄しました。

蒲鶮は、成蟜が瑠衣を救いに行くと予想して、全配下に瑠衣の地下牢へ向かわせます。

そして、成蟜は瑠衣のところへ向かう途中で見つかり、襲撃されてしまいましたが、襲撃を退け、満身創痍で瑠衣の元へたどり着きます。

再会した二人は、逃げますが、追っ手が来ることを察した成蟜は、瑠衣に助けを呼んで来るように言い、その場に残りました。

蒲鶮に追いつかれた成蟜は、必死に戦い、蒲鶮は討ち取れますが、倒れてしまいます。

 

一方、信と合流できた瑠衣は成蟜の元に戻りますが、もう成蟜は虫の息です。

成蟜は最後の言葉を瑠衣と信に伝えました。

瑠衣には・・・

成蟜一派をまとめ、嬴政の下に一本化すること

信には・・・

信が嬴政の「剣」であり、「矛」であることを忘れるな、信の存在が嬴政の支えになると。

そして、最後に瑠衣に「初めて会った時から、お前に惚れている」と言い、息絶えました。

 

成蟜の死後 35巻378話

瑠衣は嬴政に言います。

昔、成蟜は嬴政を心底憎んでいた。

しかし、王弟反乱後、成蟜は一気に心に血が通い、嬴政を兄として王として尊敬していた。

もっと、嬴政と話をしたかった。

一方、嬴政も言います。

合従軍の時は成蟜に大きく助けられた。

過去の罪は帳消しにはできないが、もっと話したかった。

そして、瑠衣は宣言します。

成蟜一派をまとめ、兄王の支えになるので、必ず呂不韋を倒しましょう!と。

(成蟜死後、成蟜一派はほとんど去ることなく、瑠衣の元に残りました)

 

成蟜の成長と屯留反乱に至る経緯は?

キングダム序盤の王弟反乱に失敗した成蟜は長い間幽閉されていました。

そして、嬴政に幽閉を解かれてからは、人が変わったように成長していきました。

段々、認め合っていく嬴政と成蟜。

しかし、それを良しとしない呂不韋は、裏で策を練ります。

 

合従軍との戦いの最中(空いた玉座)31巻328話

蕞攻防戦のため、嬴政は咸陽から打って出ます。

その間に、呂不韋は空いた玉座に座ろうとします。

そこへ成蟜登場!!!

「いついかなる時も 玉座というものは 王族のものと決まっておろうが」

と呂不韋を一喝します。

出陣する前の嬴政と話した成蟜。

嬴政は、成蟜に咸陽を頼んだのでした。

王弟の反乱の時とは違い、信頼関係のある兄弟。

成蟜が変わったということがとてもわかります。

合従軍の蕞攻防戦では、秦王嬴政が自ら出陣し、また山の民の援軍のおかげで秦は救われました。

 

嬴政VS呂不韋 34巻367話

合従軍との戦いで、自らも蕞攻防戦に赴き、国を救った嬴政。

傍観しかしなかった呂不韋。

蕞攻防戦以降、嬴政の元には、続々と人が集まっています。

そこで、策を練った呂不韋は、自らの財を使い、ド派手な宴会をし、客を集めます。

一方、成蟜は名家の勢力をまとめ、嬴政の陣営を強固にすべく奮闘しています。

それは、王弟の反乱の時には、あり得なかった、成蟜の人徳が成すものでした。

教育係である寿白(ジュハク)も感心しています。

成蟜を変えたのは嬴政だと。

回想シーン

蕞攻防戦の際に、話した嬴政と成蟜。

蕞に向かう嬴政を、王は最後まで守られるべき存在であり、亡国の時は全責任を背負う存在であると諫める成蟜。

それに対し、嬴政は、亡国を食い止めるのが第一の王道だと答えます。

その往生際の悪さ・・・不屈の精神は何だ と成蟜はさらに問い・・・・

嬴政は、「中華を統べる王になる」宿願のために、こんなところ(合従軍)でつまづくわけにはいかないと答えます。

さらに、自分の留守中に国を託せるのは成蟜だけだと嬴政は言います。

このことで、成蟜は嬴政の王としての器の大きさを実感しました。(多分)

だから、嬴政のために、王弟としてすべきことが見えてきたのだと思います。

 

瑠衣の話 34巻368話

嬴政と昌文君が成蟜の元から帰る途中、成蟜の第一夫人瑠衣と出会いました。

昌文君が成蟜に二心(裏切りの心)があるのではないかと疑っていることに対し、瑠衣は反論します。

成蟜は玉座に執着していた以前とはまったく違い、より国を繁栄させる強くするための道を模索している。

無駄に国力を削ぐ反乱など起こすはずもない。

こう瑠衣は言いました。

 

成蟜の死亡シーンは何巻何話

成蟜が亡くなったのは、35巻第377話116頁です。

捕縛され、瑠衣を助けるために脱獄し、その途中で、蒲鶮配下から受けた傷が元で亡くなりました。

最後に愛する妻瑠衣の下で亡くなったシーンは本当に涙なしには読めません。

(最初の登場シーンからは想像も出来ないほど、魅力的なキャラになりました。)

 

成蟜が死亡に対するネット上の反応

成蟜が死ぬシーンが描かれているのは、35巻でした。

最初は本当に人間的に悪人(悪役?)であった成蟜でしたが、反乱失敗後は本当に魅力的なキャラに成長しました。

亡くなるシーンは本当に人々の心(ファンを含め)に残っています。

  • 最初と違って、最近はいい兄弟関係だったのに残念
  • 妻を一途に想ってて見直した
  • 最後泣けた
  • 見直した
  • 生きていたら、嬴政の右腕として頼りになったかもしれないのに残念
  • 相思相愛の夫婦で美しい

このように成蟜はどん底の評価から、だんだん評価上げてきたのに、志半ばで亡くなり本当残念です。

 

まとめ

成蟜は呂不韋の策略で亡くなってしまいます。

最初は、平民は人扱いしない、嬴政を蔑む等、人間として最低でした。

しかし、兄嬴政を陰ながら尊敬し、人間として大きく成長していった成蟜。

生きていたら、嬴政の良き理解者、良き相談相手になっていたと思います。

成長した成蟜の人徳で集まった支持者を、愛する妻である瑠衣がまとめていく手腕もこれから楽しみです。

そして、それは嬴政の大きな力になると思います。

これで、成蟜の死んだ理由(死因)についての紹介を終わります。

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