ワンピースの名シーンランキングを一挙紹介!心を揺さぶる名シーンを振り返り!

ワンピース 名シーン ランキング

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今回は『ワンピース』で描かれてきた名シーンをランキング形式でTOP20まで紹介していきたいと思います。

 

『ワンピース』では今までに多くの物語が描かれてきました。

どのストーリーでも涙を流さずにはいられない感動の名シーンが誕生しています。

皆さんも好みの名シーンがあると思いますが、今回は私の独断で名シーンランキングを作成し、紹介していきたいと思います。

 

それでは『ワンピース』の名シーンランキングTOP20を紹介していきましょう!

 

名シーンランキングTOP20!

数々の心を揺さぶる感動の名シーンたちを1つずつ紹介していきます!

どんな名シーンが登場するのか予想しながら楽しんでみてください!

 

20位 エネルのびっくり顔

作中でもかなり印象的な名シーンとして唯一面白枠でのランクインを果たしたのはエネルです。

第30巻279話【海賊ルフィvs神・エネル】で描かれました。

空島編でゴロゴロの実の能力者であること、またロギア系の能力者であることから圧倒的な力を見せて、他のキャラたちを一掃してきたエネル。

空島でのサバイバル終盤にとうとうルフィとエネルが対峙します。

エネルの雷を使用した攻撃に他のキャラは成す術もなく、感電してしまい一発KOしてきました。

ルフィも一発KOされてしまうのかと思いきやエネルの雷攻撃に無傷で耐え抜きます。

エネルも何が起こったのか分からず、奇跡的に回避されたのではないかと考え、さらに雷で攻撃を繰り返しますが、それでもルフィを感電させ倒すことはできません。

ルフィは依然無傷のままなのです。

ルフィはゴム人間なので、エネルの雷攻撃を無効化していたのです。

エネルにとってルフィは世界で唯一の天敵とも言えるのです。

空島にはそもそもゴムという素材が存在しないため、雷を通さない存在とエネルは初めて遭遇したことになります。

雷が効かない人間が存在することを知り、あまりの衝撃にエネルは目を大きく見開き、口を大きく開けました

今まで恐怖で全てを支配してきた男とは思えないリアクションを見せ笑いを誘いつつも、エネルの驚き顔を読者の脳裏に焼き付けました。

 

19位 麦わらの一味を庇ったゾロの覚悟!

第50巻485話【麦わらの一味・海賊狩りのゾロ】で描かれた名シーンです。

スリラーバーク編では、王下七武海の1人であるゲッコー・モリアが率いるスリラーバーク海賊団と麦わらの一味が戦いました。

幹部クラスとの戦いの他にもルフィの影を取り込んだ古代巨人族のオーズとも戦闘になり、さらにはモリアとの戦いも続き麦わらの一味はボロボロになりました。

なんとかしてモリアを倒すことに成功し、モリアに奪われた影を取り戻したことで当初の目的を達成することができました。

安堵する一同でしたが、そこに絶望が訪れます。

それは王下七武海の1人であるバーソロミュー・くまが現れたのです。

ルフィは過去にクロコダイルを討伐しており、エニエス・ロビーでCP9を倒したことで世間から一気に注目を浴びることとなりました。

さらにはモリアまで撃破されてしまいます。

世界政府にとっては、簡単に世界政府が一海賊団に敗北してもらっては世界政府の威厳に関わるということで、麦わらの一味の抹殺命令をくまに下していたのです。

またモリアがルフィに敗北した事実は決して口外してはならない事実のため、麦わらの一味以外のその場に居合わせた人物も全て抹殺対象にされてしまいます。

まさかの七武海との連戦に誰もが絶望を感じます。

ニキュニキュの実の能力でその場にいた人間のほとんどを倒してしまったくまですが、ゾロだけはくまの攻撃に屈さず立ち向かいます。

モリアとの戦いで意識を失っていたルフィでしたが、くまがルフィの首を持って帰ろうとした際には、代わりにゾロ自身の首をで勘弁してもらえるよう懇願しました。

くまは自身の能力で、ルフィの痛みや疲労などを弾き出し、ゾロに全て与え、耐えることができれば見逃すことを約束しました。

そして時は流れ、麦わらの一味は全員目を覚まします。

辺りにゾロの姿がなく、離れた場所でゾロを発見しましたが、ゾロは尋常ではない出血で、傷だらけになっていました。

それでもゾロは倒れることなく、腕を組んで立っていたのです。

一味の危機を命を賭けて脱し、皆に心配をかけないようにと「…なにも!!!な”かった…!!!!」と言ったゾロの漢気に感動する名シーンです。

 

18位 勇気ある数秒で世界の運命を変える!

59巻第579話【勇気ある数秒】で描かれた名シーンです。

エースの死、白ひげの死で頂上戦争の目的はすでに果たしました。

しかし戦いはまだ終わりません。

白ひげ海賊団は戦意喪失しており、サカズキを筆頭に異常なまでに白ひげ海賊団を倒すことに執着していきます。

目的は果たしたのに終わらない戦いで、白ひげ海賊団も海軍もどんどん兵士が倒れていきます。

そんな状況でコビーは見聞色の覇気が覚醒します。

周囲で戦う仲間たちが倒れていく辛さ、悲しみが頭の中に流れ込んできて、コビーは涙を流し苦しみます。

どんどん過激さを増す海軍に、白ひげ海賊団側は絶体絶命のピンチを迎えます。

そこでサカズキの前に立ちはだかったのがコビーです。

 

「命がも”ったいだいっ!!!!」

 

サカズキが海軍の士気を以上に上げていた中で、コビーはサカズキと意志とは真逆の行動に出ました。

海賊を取り締まり、倒すことから逃げ出そうとする弱い海兵は海軍にはいらないというのがサカズキの考えです。

サカズキからすればコビーはいらない海兵に含まれるので、サカズキはコビーを殺そうとします。

殺されることが分かっていたにも関わらず、戦場にいる人物たちの悲しみを全て背負い、頂上戦争を止める姿はカッコ良いですね。

 

17位 頂上戦争を終わらせる

59巻第580話【終戦】で描かれた名シーンです。

コビーが決死の覚悟でサカズキの前に立ちはだかりました。

しかしコビーの勇気も虚しく、サカズキはコビーに攻撃を仕掛け殺そうとします。

コビー自身ももう終わりだと思ったその瞬間、1人の男がサカズキの攻撃を止めました。

サカズキの攻撃を止めたのは、赤髪のシャンクスです。

コビーがほんの数秒ですが、頂上戦争を止めたおかげで、シャンクスは頂上戦争に間に合い、サカズキを止めることができたのです。

さらにベン・ベックマンやラッキー・ルウ、ヤソップといった赤髪海賊団の幹部たちも勢ぞろいし、海軍大将の動きを止めました。

赤髪海賊団が勢ぞろいするシーンは圧巻です!

 

16位 子供の涙に覚悟を固める

67巻第658話【ビスケットルーム】で描かれた名シーンです。

パンクハザード編でナミはサンジやチョッパー、フランキーとともに研究所で捕まってしまいます。

何とか研究所から脱出を試みようとしていましたが、道中で子供たちが暮らすビスケットルームに辿り着きます。

巨人族程の体の大きさの子供から、普通の大きさの子供まで様々いました。

追っ手から追われているナミたちは追ってから逃れて研究所から脱出するためにビスケットルームを後にしようとします。

しかし子供たちが涙を流しながら助けを乞われたのです。

何の事情も分からない中で子供を連れだす訳にはいかず、子供を放置しようとする他の仲間たちでしたが、ナミは立ち止まります

 

子供に泣いて助けてって言われたら!!!もう背中向けられないじゃないっ!!!!

 

ナミは子供の頃からアーロン一味に所属し、故郷のココヤシ村をアーロンから買い取り救うために誰の助けも借りずに1人で全て背負ってきました。

10年もの間孤独な戦いを続け、誰にも助けを求められない幼少期を過ごしてきたからこそ、子供たちが助けを求めているのを見たら放っておけないのだと思います。

いつもはビビリで戦いを好まないナミですが、いざというときには漢気を見せ、頼りになる姿が印象的なシーンです。

 

15位 麦わらぼうしを渡す

1巻第1話【ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-】で描かれた名シーンです。

ルフィの故郷であるフーシャ村を拠点にして活動していたシャンクス。

そんなシャンクスもついにフーシャ村を離れる日がやって来ました。

ルフィも仲良くしてもらい、山賊に襲われた事件でルフィを助けようとしたシャンクスは左腕を失いました。

別れ際、いつもであればルフィがシャンクスに海賊の仲間にしてくれと頼み込むところでしたが、ルフィは大きくなってから自分で海賊になることを決意したようです。

シャンクスに助けられ、海の過酷さや自身の力のなさを学び、シャンクスの偉大さに気付くことができたルフィ。

1つ大きく成長したルフィに対し、シャンクスは大切な麦わら帽子をルフィに託したのです。

シャンクスはルフィの未来に期待をし、いつかルフィが立派な海賊になったときに麦わら帽子を返しに来るよう約束します。

立派な海賊になるのはいつになるのか分かりませんが、シャンクスとの別れは今までシャンクスと過ごした日々を思い出させ感動してしまいますね。

 

14位 涙の決意表明!二度と敗けねェから!!!!

6巻第52話【誓い】で描かれた名シーンです。

ゾロは世界一の大剣豪であるジュラキュール・ミホークを倒し、自身が世界一の大剣豪になるために海に出ました。

バラティエでミホークと遭遇することができ、決闘を申し込みますが、ゾロは敗北してしまったのです。

ミホークとの実力差は圧倒的で、到底足元にも及びませんでした。

ゾロは幼馴染のくいなとともにどちらかが世界一の大剣豪になると約束しましたが、翌日不慮の事故でくいなは命を落とします。

夢半ばに命を落としたくいなの代わりに強くなり、天国のくいなにも名が轟くようにと世界一の大剣豪を目指していたのです。

しかしそんな思いも虚しくゾロは敗北してしまいました。

ミホークに敗北をしたことがキッカケでゾロはもっと強くならなければという思いが強くなります。

くいなとの約束を果たすため、そして未来の海賊王であるルフィの仲間として、ゾロは新たに誓いました。

 

二度と敗けねェから!!!!

 

ゾロが涙を流しながら感情的になるシーンはかなり珍しいです。

敗北から這い上がるゾロの決意の強さが伺える名シーンでした。

 

13位 ローを守った1人の男 

77巻第768話【あの日の引鉄】で描かれた名シーンです。

ローはノースブルーのフレバンスという町で生まれました。

家族で幸せに暮らしていましたが、珀鉛病という病気により、フレバンスは壊滅し、ロー自身も珀鉛病を患います

珀鉛病は感染するものではなく、フレバンスの地層にあった珀鉛のせいでフレバンスに長年暮らしていた者に症状が出ただけでした。

珀鉛病に侵されたフレバンスは世界政府の陰謀などにより、国民が殺されてしまい、ローはただ1人生き残ったのです。

自暴自棄になり、全てを壊した衝動に駆られたローが身を寄せた場所がドンキホーテファミリーです。

ローは余命が残り僅かだったローがそこで出会ったのがドフラミンゴの実の弟であるドンキホーテ・ロシナンテでした。

何もなく初めは暮らしていましたが、ローがDの一族であることを知るとロシナンテはローの命を守るためにドンキホーテファミリーから逃げ出しました。

ローの珀鉛病を治すために様々な病院を尋ねるも断られ、治療をすることができない時間が流れます。

そこで一筋の光が差しました。

ドンキホーテファミリーがオペオペの実を入手するための取引を行うと情報を得ます。

ローの医学知識とオペオペの実の能力があれば、ローは助かると信じ、ロシナンテはドフラミンゴを裏切りオペオペの実を横取りし、ローに食べさせました。

しかしドフラミンゴにロシナンテの裏切りがバレてしまいます。

裏切り者であるロシナンテはドフラミンゴによって殺されてしまいました。

しかもローが隠れていた目の前で。

目の前でロシナンテが殺されたことでローは大声で泣き喚きますがローの声は周囲には聞こえません。

ロシナンテがナギナギの実の能力を使用し、ローの声が周囲に聞こえないようにしていたのです。

なんとかドフラミンゴたちにバレず、ドフラミンゴからローが遠ざかったところでロシナンテの能力を無効化され、ローの声が周囲に聞こえるようになります。

周囲は戦場で砲撃などの騒音でローの声はかき消されました。

信頼した人物の死を目の当たりにして、1人で生きていかなければならなくなったロー。

そしてローを最期まで守ろうと命を賭けたロシナンテの最期の名シーンです。

 

12位 腕が!!!

1巻第1話【ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-】で描かれた名シーンです。

幼少期、ルフィは山賊のヒグマと喧嘩になります。

まだ子供のルフィはヒグマに太刀打ちできず、殴られる一方です。

ヒグマを怒らせてしまったことで、殺されかけましたが、そこに現れたのがシャンクス率いる赤髪海賊団でした。

シャンクスが山賊たちを一掃する中、ヒグマはルフィを連れて逃げてしまいます。

ヒグマは海に出て、ルフィを海に突き落とします。

悪魔の実の能力者であるルフィはカナヅチなので、泳げません。

溺れていくルフィをヒグマは笑って眺めていましたが、ヒグマの背後から現れた近海の主と呼ばれる海王類に食べられてしまいます。

ルフィも食べられそうになったとき、シャンクスが溺れていたルフィを助けに来てくれました。

シャンクスは近海の主に威嚇して何とか一命を取り止めました。

しかしシャンクスはルフィを助けたときに左腕を失ってしまったのです。

ルフィがシャンクスに対して「腕が!!!」と泣き叫ぶシーンは『ワンピース』でも有名な名シーンです。

いきなり腕がなくなるという衝撃なシーンでもありました。

 

11位 信念は折れない

17巻第148話【折れない】で描かれた名シーンです。

ドラム島で過ごすヒトヒトの実を食べたトナカイであるチョッパー。

チョッパーはトナカイにも関わらず、青っ鼻であることやヒトヒトの実を食べてしまったことで、トナカイたちから仲間外れにされ孤独でした。

そんなチョッパーを救ったのがDr.ヒルルクと呼ばれるヤブ医者です。

何も知らないチョッパーにヒルルクは様々なことを教えてくれました。

ヒルルクは海賊ではありませんでしたが、ドクロの旗を掲げており、チョッパーはドクロを信念の象徴だと教えてもらっていたのです。

ある日ヒルルクが不治の病でもう長くはないことを知ったチョッパーは図鑑で調べてアミウダケという万病に効くキノコを見つけます。

ヒルルクにアミウダケを食べさせ、一安心かと思いきや、アミウダケは毒キノコだったためヒルルクは死んでしまいます。

チョッパーはヒルルクの死を経験して、万病を治すことのできる医者を目指すためにDr.くれはの元で勉強に励みます。

そんなチョッパーが暮らすドラム城にはヒルルクが掲げていたドクロの旗が刺さっていました。チョッパーやくれはがヒルルクの信念を引き継いでいる証拠です。

ドラム王国元国王のワポルはドクロの旗に攻撃したのです。

大切にしてきたヒルルクの旗が壊されると思いきや、ルフィが砲撃を受け、旗を支えたのです。

ドクロの旗やヒルルクのことをバカにしてドクロの旗を壊そうとしたワポルでしたが、ルフィは旗を壊させません。

 

ほらな 折れねェ

 

たった一言のセリフですが、ドクロを掲げることの意味や覚悟をシャンクスから教えてもらっているルフィ。

だからこそ、簡単に何の覚悟もなく、信念や旗を折ろうとするワポルが許せなかったのです。

体を張って信念の象徴を守るルフィはカッコ良すぎます!

 

10位 チョッパーの麦わらの一味加入

17巻第152話【満月】で描かれた名シーンです。

チョッパーはドラム島から出たことがありません。

世界がどれだけ広いのか、どんな世界があるのかも全く知らないのです。

ヒルルクから世界が広い、色んな島があるということを聞いていたチョッパーはいつか海に出て冒険してみたいと考えていました。

そんなチョッパーをルフィは仲間に誘いました。

しかしチョッパーは断ります。

チョッパーはあくまでトナカイで人間ではありません。

青っ鼻でトナカイとしてもおかしな特徴のあるチョッパー。

ヒトヒトの実を食べたとは言え、チョッパーは人間ではないため、人間の仲間になるのはおかしいと言ってルフィの誘いを断ったのです。

本心では海賊になってルフィたちとともに冒険をしたいと思っていてもトナカイで化け物であるチョッパーには叶えられない夢だと考えていました。

そんなチョッパーの意見を無視し、ルフィはチョッパーを誘い続けます。

 

うるせェ!!!いこう!!!!

 

どんな理由があろうとルフィには関係ありません。

ルフィがチョッパーと冒険したいから誘っただけのことです。

もっと言えば、チョッパーが海賊になりたいなら海賊になってルフィと一緒に海に出ればいいのです。

トナカイからも人間からも迫害を受けてきて仲間がいなかったチョッパーにとって、受け入れてくれる存在ほど貴重なものはありません。

チョッパーが麦わらの一味の仲間に加入した瞬間でした。

 

9位 仲間の大切さ、存在を思い出す

60巻第590話【弟よ】で描かれた名シーンです。

頂上戦争でルフィは兄のエースを目の前で殺されました。

インペルダウンからぶっ通しで無茶な戦いを繰り返し、体はすでに限界を迎えていました。

そこでエースの死によって精神状態が不安定になり、ルフィは瀕死の状態になっていたのです。

頂上戦争後体の傷は何とか言えましたが、エースを亡くしたことで精神は病んだままでした。

自暴自棄になり自身を傷付ける日々を送ります。

ルフィの様子を見かねたジンベエがルフィの目の前に立ちはだかり、ルフィを止めに入りました。

数々の強敵に敵わず、エースを助けることもできず、麦わらの一味も絶望的な状況になってしまいました。

何をすれば良いのか、どこに行けばいいのか目の前は真っ暗でルフィは周りが見えなくなっていたのです。

「失った物ばかり数えるな!!!……残っておる物は何じゃ!!!」というジンベエに問いかけに、ルフィはついに目を覚まします。

 

仲間がいる”よ!!!!

 

無くしたもの、失ったものは多いことでしょう。

それでもルフィにはまだ麦わらの一味の仲間たちが残っています。

シャボンディ諸島でバラバラになってしまいましたが、ルフィのことを支えてくれる仲間がまだ残っているのです。

仲間の大切さに気付かせてくれた名シーンです。

 

8位 旅立ちの日に見せた桜

17巻第153話【ヒルルクの桜】で描かれた名シーンです。

麦わらの一味への加入が決まったチョッパーはDr.くれはに追い出されるようにドラム島を出航することになります。

ソリに麦わらの一味を乗せて、チョッパーがソリを引き、メリー号へ向かう道中。

ドラム城から数発の大砲が放たれました。

ドラム島上空で爆発した大砲からは雪をピンク色に着色する成分が飛び出し、ドラム島の雪をピンク色に染め上げていきます。

ドラムロッキーの上空がピンク色に染まる様はまるで桜が満開に咲き誇るようでした。

ヒルルクはかつてとある国で満開の桜を見たことで病気が癒えたと言います。

桜の景色を見せることで病気を治せるのではないかと、ヒルルクは生前桜を咲かせるための研究を続けていたのです。

ドラム島に桜を咲かせるための研究の成果こそが、チョッパーが見ている桜の景色だったのです。

チョッパーの船出のためにDr.くれははヒルルクの研究の成果を披露し、ドラム島に桜を咲かせたのです。

 

7位 くそお世話になりました!!!

8巻第68話【4人目】で描かれた名シーンです。

海上レストランバラティエでクリーク海賊団と戦い見事勝利したルフィ。

ルフィはサンジを新たな仲間にして出航することになりました。

サンジはバラティエで生意気な態度を常に取っており、料理長のゼフと喧嘩ばかりしていました。

仕事もせず、ナンパばかりし、ゼフに逆らうサンジでしたが、本心ではバラティエの仲間を大切に想い、ゼフに感謝をしています。

サンジが子供の頃にゼフと無人島に遭難してしまい、食料もない中生き延びましたが、ゼフはあった食料を全てサンジに分け与え、自身の足を食べて生き延びたのです。

足技を得意とする海賊だったゼフは海賊を続けることができず、サンジはゼフの夢を潰してしまったと責任を感じていたのです。

命を救ってもらったことから、サンジはゼフに感謝していますが、出発のときまで特に言葉を交わすこともありませんでした。

サンジが出航する別れ際、ついにゼフが重い口を開きます。

「カゼひくなよ」

 

ゼフの優しさがにじみ出る一言にサンジは涙を堪え切れません。

オーナーゼフ!!!……長い間!!!くそお世話になりました!!!この御恩は一生…!!!忘れません!!!!

土下座しながら、普段は見せない涙を流し、サンジはゼフに感謝の想いを伝えます。

普段はなかなか恥ずかしくて人に感謝の気持ちを伝えられなかったりします。

サンジの姿を見て、感謝を述べることの大切さを思い出させてくれますね。

 

6位 サンジの本音

85巻第856話【ウソつき】で描かれた名シーンです。

サンジはヴィンスモーク家の子供でヴィンスモーク家とシャーロット家の勢力結婚に巻き込まれてしまいました。

シャーロット・プリンとの結婚をサンジが断れば、ビッグ・マムから敵対されてしまいますが、元々ビッグ・マムと敵対する予定だった麦わらの一味にとっては関係ありません。

サンジは自身の家族の問題であることから話を付けて来ると1人でビッグ・マムの元に向かいます。

しかしサンジに政略結婚させるためにあらゆる手段を使用して、ゼフやバラティエを人質に取られてしまっていました

人質を取られてしまっては結婚を断ることができず、助けに来てくれたルフィも付き離すことしかできませんでした。

そんな中唯一の心の支えだったのが、結婚相手のシャーロット・プリンです。

プリンはサンジに優しくされたことで、プリンのことを好きになり、プリンにも失礼にならないよう、1度は結婚することを受け入れました。

しかしプリンやビッグ・マムたちの目的は、ヴィンスモーク家の科学力だけで、結婚式中にサンジを含むヴィンスモーク家の人間は暗殺しようとしていたのです。

唯一の心の支えであったプリンにも裏切られ、サンジは絶望の淵に立たされます。

そんなときに思い出したのが、ルフィや麦わらの一味の仲間たちの存在です。

1度は付き離したはずのルフィでしたが、何も食わず餓死になりそうになりながらもルフィは待っていてくれました

ずっと待ってくれていたルフィにサンジはついに本音を漏らします。

 

サニー号に…帰り”たい”

 

人質を取られており、助けに来てくれたルフィを付き離すことしかできませんでしたが、やっとサンジは本音を吐き出すことができたのです。

サンジの本音を聞いたルフィは嬉しそうな笑顔を見せたのも印象的です。

ルフィとサンジの関係性が良く表れた名シーンでした。

 

5位 助けて…

9巻第81話【涙】で描かれた名シーンです。

ナミはアーロン一味によって故郷のココヤシ村を支配されていました。

ココヤシ村を1億ベリーで買うために10年間1人で海賊専門の泥棒として金を集め、ときにはアーロンたちに監視され、手に血を滲ませながら海図を書く日々を送っていました。

もう少しで1憶ベリーが溜まるというときにルフィたちがナミを連れ戻そうとナミの前に現れたのです。

ルフィたちの邪魔さえなければ、1億ベリー集めてココヤシ村を救えるのです。

邪魔をしてほしくないナミはルフィたちを付き離します。

育ての親であるベルメールをアーロンに殺され、辛い幼少期を過ごしてきたナミは常に1人で戦ってきました。

そんなときナミが貯めて来た1憶ベリーが海軍にバレて奪われてしまいます。

その海兵たちはアーロンが呼んだ海兵だったのです。

アーロンはナミもココヤシ村も解放する気はありませんでした。

またお金を集めようとするナミでしたが、ココヤシ村の住人はもう我慢の限界です。

ナミの制止も虚しくアーロンたちに戦いを挑みに行きます。

10年頑張って孤独な戦いを続けてきたにも関わらず、結局ココヤシ村を守ることができなかったナミ。

絶望の淵に立たされるナミの前に再びルフィが現れます。

辛くてルフィに当たりますが、もう頼れるのはルフィしかいません

 

助けて…

 

ナミの助けを求める声を聞き、ルフィに迷いはなくなりました。

「当たり前だ!!!!!」

 

麦わらの一味とアーロン一味の戦いはここから始まります。

 

4位 愛してくれてありがとう

59巻第574話【ポートガス・D・エース死す】で描かれた名シーンです。

頂上戦争終盤、ようやく解放されたエースでしたが、海軍大将サカズキに白ひげをバカにされたことで、エースは居ても立ってもいられなくなります。

サカズキに対して発言の撤回を要求し、戦闘になりますが、エースは焼かれてしまいました。

マグマグの実はメラメラの実の上位互換にあたり、エースではサカズキに太刀打ちできないのです。

そこでサカズキはルフィに目を付けます。

標的をエースからルフィに変更し、サカズキは攻撃を開始しました。

エースは咄嗟にルフィを守り、代わりにサカズキの攻撃を受け止めます。

サカズキの拳はエースの内臓を焼き、体を貫きました。

致命傷を負ったエースはルフィに倒れ掛かり、最期の言葉をルフィに遺します。

海賊王ゴール・D・ロジャーの子供として生まれたエース。

ロジャーは世界的に有名な犯罪者です。

ロジャーの子供がもしいれば処刑されるべきだというのが世間一般的な声でした。

エースは何もしていないのに、存在を否定されている気分になり、誰からも必要とされていないと考えるようになります。

しかし海賊になったエースのことを白ひげ海賊団のメンバーは家族のように扱ってくれます。

盃を交わしたルフィやサボという兄弟もいました。

頂上戦争を通して、自分がどれだけ愛されているのかを実感することができたのです。

 

愛してくれて………ありがとう!!!

 

これがエースの最期の言葉でした。

エースは死ぬ間際笑顔で散っていきました。

最期は誰かに愛されることができて本当に良かったと思います。

 

3位 生ぎたいっ!!!!

41話第398話【宣戦布告】で描かれた名シーンです。

ロビンは世界で唯一古代文字を解読することができる人物です。

古代文字を解読しポーネグリフを読み解くことは世界政府によって禁止されています。

理由は古代兵器を復活させることができるようになるからです。

ロビンがポーネグリフを読み解くことで古代兵器復活の手がかりを掴めば、世界を滅ぼす力を手に入れることになります。

そんな理由からロビンは幼少期の頃から賞金首になり、世界政府に狙われ、心の底から信頼できる仲間などいませんでした。

麦わらの一味はロビンにとって初めて心の許せる仲間たちでした。

しかしCP9が現れ、ウォーターセブンの前には海軍大将クザンに襲われ、麦わらの一味にはすでに迷惑をかけています。

ロビンは歴史を解き明かすという自身の夢を諦め、麦わらの一味を守るために世界政府に捕まることを決意します。

何とか麦わらの一味には助かってほしいと思い、助けに来た麦わらの一味を突き放します。

麦わらの一味にいればこれからも迷惑をかけ、いつか裏切られるかもしれない。

いつか裏切られるのであれば、もう全て終わりにして死にたい。

しかしルフィはロビンの本心ではないことを見抜いていました。

 

「生きたいと言えェ!!!!」

 

ルフィのこの言葉にロビンはついに心を開きます。

もしかしたら麦わらの一味は本当に信頼できる仲間かもしれない。

今まで出会った大人たちとは異なり、見捨てられないかもしれない。

麦わらの一味を信じてみようと決意します。

 

生ぎたいっ!!!!

 

やっとのことでロビンが本音を漏らしたことで、麦わらの一味はようやく戦闘モードに入ります。

生きてもいいんだと思わせてくれた麦わらの一味をロビンは一生大切にしようと思ったはずです。

 

2位 仲間の証を刻んだ左腕

23巻第216話【ビビの冒険】で描かれた名シーンです。

グランドラインに入ってすぐに出会ったのは、アラバスタ王国王女のネフェルタリ・ビビでした。

ビビはアラバスタ王国を乗っ取ろうとしているバロックワークスにスパイとして潜り込んでいたのです。

アラバスタ王国を救うため、ビビとともにアラバスタ王国を目指し、様々な困難な旅を続けてきました。

そしてアラバスタ王国ではバロックワークスを相手にみんなで戦い、王下七武海の1人だったクロコダイルをも撃破しました。

戦いの傷や疲れをゆっくり癒したいところでしたが、麦わらの一味は海賊です。

海軍に狙われてしまうため長居はできません。

今まで一緒に旅をしてきたビビもついて来るのかどうか決断を迫られます。

もし一緒に来るならば約束の時間に約束の港に来るように言われ、ビビは麦わらの一味を見送ります。

 

約束の時間に約束通り港に船を寄せる麦わらの一味。

するとビビが港に現れましたが、ビビはアラバスタ王国に残ることを決意しました。

麦わらの一味に別れを伝えに来たのです。

マイクを使って麦わらの一味に向かって一方的に別れの言葉を述べるビビ。

しかし周囲には多くの海軍がおり、ビビが海賊と関係があることがバレてはいけないため、麦わらの一味はビビに挨拶することができません。

そこで麦わらの一味が取った行動は、左腕にあるバツ印をビビに見せることでした。

ビビに背中を向け、バツ印が見えるように左腕を高く掲げる麦わらの一味。

アラバスタでの戦闘の際、マネマネの実の能力者がおり、誰が仲間なのか判別することができるように、左腕の包帯を取り、バツ印を見せ合うことを仲間の証にしていたのです。

麦わらの一味とビビにしか分からない仲間の印を見せ合うことで、言葉を発さなくても仲間だと証明して見せた名シーンです。

 

1位 メリー号との別れ

44巻第430話【降りそそぐ追想の淡雪】で描かれた名シーンです。

ウォーターセブン編では、長旅でボロボロになったメリー号の修繕と船大工を仲間にするために立ち寄りました。

しかしメリー号はすでに竜骨と呼ばれる船の心臓部分が傷ついており、修繕することは不可能だったのです。

さらにメリー号はもう次の島に出航することもできないと言われてしまいます。

 

エニエス・ロビー終盤にCP9との戦いを終え、後は逃げるだけの状態になった麦わらの一味にはバスターコールが発令され、絶体絶命のピンチに陥ります。

退路を失った麦わらの一味を救ったのは、メリー号です。

すでに次の島に行くこともできないと言われていたメリー号が麦わらの一味を助けるために自分の意志でアクア・ラグナを乗り越えてエニエス・ロビーまでやって来ました。

メリー号の登場により、バスターコールを切り抜けることができた麦わらの一味でしたが、安全な場所に着いたときにはメリー号はボロボロで崩壊し始めます。

最期の力を振り絞って、メリー号はエニエス・ロビーまで来てくれたのです。

限界まで航海してくれたメリー号を麦わらの一味は眠らせてあげ、メリー号の最期を見守ります。

メリー号に炎を付け、燃えて沈んでいくメリー号。

麦わらの一味にはメリー号の別れの言葉が聞こえてきます。

 

今まで大切にしてくれてどうもありがとう ぼくは本当に幸せだった

 

本来船であるメリー号の声が聞こえたり、1人で船を走らせることはありません。

しかし麦わらの一味に愛され大切にされたことで、メリー号に人格が宿ったのです。

メリー号も麦わらの一味の仲間だと感じさせる名シーンです。

 

ワンピースの名シーンランキングを一挙紹介!心を揺さぶる名シーンを振り返り!のまとめ

今回は、『ワンピース』の名シーンランキングを紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

どの名シーンもかなり感動するものばかり順位を決めるのに迷ってしまう程でした。

『ワンピース』の名シーンからは仲間の大切や信じる心を改めて学ぶことができるように思います。

これからも後世に引き継がれていってほしい作品だと思います。

皆さんもおすすめの名シーンがあればぜひコメント欄で教えてくださいね!

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