今回は、『ワンピース』第992話【残党】のネタバレ考察をしていきたいと思います。
前回は、大看板の一人ジャックを倒し、赤鞘の侍たちはついにカイドウと戦うことになります。
また、麦わらの一味に関しても、徐々に敵を対峙し始めています。
ナミ、ウソップは、うるティとページワン。
ゾロとドレークは、クイーンとアプーと対峙するなど、一騎打ちが始まりそうな予感ですね。
それでは、久々の最新話992話のネタバレ考察を始めます。
ビッグ・マムの真目的とは?
マルコが居ないなーと思っていたけど、ペロスペローと一時手を組んでいた訳ね。なるほど。力も温存できるし裏切られた場合のデメリットも少なかったはずから、提案に乗ったのは正解だったと思う。
— むらびと (@lC6gTauB8FsQMi1) October 17, 2020
ビッグ・マムが久々に登場します。
フランキーやロビン、ジンベエらによって、鬼ヶ島のライブフロアから遠くへ飛ばされていたビッグ・マムでしたが、ついにビッグ・マム海賊団のメンバーと合流を果たしたようです。
ビッグ・マム海賊団と言えば、長男のペロスペローを中心に、百獣海賊団との同盟を良く思っていませんでした。
鬼ヶ島までの道中では、元白ひげ海賊団のマルコと戦っていましたが、いつの間にか共闘して、鬼ヶ島へ侵入している姿が描かれていたため、なぜマルコとペロスペローが共闘しているのかと疑問でした。
どうやら、同盟を良く思っていないペロスペローとカイドウを倒すために、ルフィたちに加勢したマルコの目的が一致したために、共闘していたようです。
しかし、ペロスペローの説得も虚しく、ビッグ・マムは、百獣海賊団との同盟を継続しようとしています。
ビッグ・マムの目的は海賊王になることであると考えられますが、カイドウもまた海賊王になるために動き出しました。
目的が同じだとしても、海賊王になれるのは1人だけですから、百獣海賊団とビッグ・マム海賊団の同盟はいつか終わると考えられます。
ビッグ・マムもいつまでも同盟を継続する訳ではありませんから、何らかの目的があってカイドウと同盟を結んだはずです。
考えられるとすれば、ワノ国にあるロードポーネグリフがビッグ・マムの目的であると考えられます。
ラフテルへ到達するために必要と言われるロードポーネグリフを手に入れるために、ビッグ・マムはカイドウと同盟を結んだと考えるならば、ロードポーネグリフを手に入れた後、ビッグ・マムはカイドウを裏切るでしょう。
カイドウとビッグ・マムが最後まで仲良く同盟を続けられるとは考えられませんね。
ペロスペローの立場
また今回、マルコの発言から一つ気になる点があります。
それは、ペロスペローのビッグ・マム海賊団での立場、ポジションが危うくなるのではということです。
現在ペロスペローは、ビッグ・マム不在のビッグ・マム海賊団を仕切り、リーダーのような役割を果たしていました。
今回、マルコは以下のように発言しています。
「共通の目的”鬼退治”は…なくなったって事だなぺロスペロー お前の誘いに乗ったんだが」
注目したのは、「お前の作戦に乗ったんだが」という部分です。
マルコとペロスペローが共闘したのは、ペロスペローの提案であったことが読み取れます。
ペロスペローは百獣海賊団との同盟を良く思っていませんが、裏を返せば、船長であるビッグ・マムの考えなどに共感できず、信用していないとも捉えられます。
現にビッグ・マムは、マルコと共闘して鬼ヶ島を進軍していたペロスペローのことを叱責しています。
ビッグ・マムに逆らえば、ビッグ・マム海賊団内での立場がなくなってしまうため、ペロスペローは絶体絶命のピンチに陥るかもしれませんね。
さらには、ミンク族のキャロットがペドロの仇を見つけたということで、動き出しました。
ペドロの仇というのは、恐らくペロスペローのことです。
ビッグ・マムからは、不信感を抱かれ、キャロットからも狙われ、ペロスペローの周りは敵だらけになりそうです。
ブラックマリアの歌を徹底解剖!
月明かりの下ねぇ…日和の曲もつきひめじゃなかったっけ?今コミックスが手元にないから確認できないけど、ブラックマリアの曲はつきひめではないのよね?そもそも日和の弾いてたつきひめとブラックマリアの曲はワノ国の曲なの?誰が作った?
— aipopi (@aishihopi_kkk) October 17, 2020
992話では、久々に飛び六胞のブラックマリアが登場します。
鬼ヶ島中が慌ただしくなり、戦いが始まっていますが、ブラックマリアは、宴会場にて歌を歌います。
「雪の降る夜 逢いたくて逢いたくて でもそれがずっと…!!敵わなかった2人が ついに月明かりの下で出逢うのよ!!その高揚っ!!!」
恋愛の曲のようにも見える歌詞ですが、描写の至るところで、現在の鬼ヶ島とマッチする部分があります。
歌詞の初めである雪の降る夜というのは、まさに今の鬼ヶ島の気候を表します。
さらに月明かりの下でという部分についても、現在の鬼ヶ島に当てはまります。
雪が降る夜で、月が出ている鬼ヶ島で誰かが出会うことを意味しているように聞こえます。
逢いたくても逢えなかった2人ということから、まだ共に描かれていないキャラクター同士のことを歌っているのではないかと考察しています。
長い間出会っていないキャラクターといえば、ワノ国編ではやはりモモの助と日和でしょうか?
錦えもんとお鶴のことを歌っている可能性もありますね。
赤鞘の侍VSカイドウ
赤鞘九人男のの桃源十拳格好良すぎませんでした…??
九人がおでんの化身となり、かつておでんがカイドウに対して使った技を使うって歴史を感じるよね😭
これ赤鞘だけで行けるところまで行けるんじゃ…??
頑張れ赤鞘!!#今週のワンピ#onepiece pic.twitter.com/wQ3qy2ZClv— いつき (@luffy030852) October 17, 2020
舞台は、鬼ヶ島ドーム屋上の赤鞘の侍とカイドウの戦いの場に移ります。
激しい戦いを繰り広げる中、赤鞘の侍たちがカイドウを押しているように見えます。
カイドウに傷を付けることはできないとされていたにも関わらず、赤鞘の侍たちはなぜかカイドウを斬ることができます。
カイドウもこれには動揺を隠せません。
流桜を習得したことで、カイドウに傷を付けることができたのでしょう。
そして、今回雷ぞうが活躍を見せます。
今までほとんど戦闘シーンがなかった雷ぞうでしたが、巻物をしようして、戦う姿が描かれました。
雷ぞう曰く、雷ぞうが使用する巻物はなんでも巻き取ることができると言います。
明言はされていませんが、雷ぞうも悪魔の実の能力者で、マキマキの実の能力者であると推測しています。
巻物でカイドウの大技であるボロブレスを巻き取った雷ぞう。
その後、巻物をカイドウの体中に巻き付け、先程巻き取ったボロブレスを奉還したのです。
自身の大技ボロブレスを食らい、叫び声をあげるカイドウ。
最後には、赤鞘の侍全員でおでんの大技である桃源十拳をお見舞いします。
おでんから流桜だけではなく、おでん二刀流の大技までも習得していた赤鞘の侍たち。
あとはこのままカイドウ撃破まで突っ走るだけです!!
まとめ
今回は、『ワンピース』第992話の【残党】についてネタバレ考察してきましたが、いかがでしたか?
ルフィが出るまでもなく、カイドウを圧倒している赤鞘の侍たちはさすがとしか言いようがありません。
しかし、あまりにも順調に作戦が進んでいるため、今後の展開に不安を覚えます。
傷だらけになっているカイドウですが、何度殺されそうになっても死ぬことができないという設定がカイドウにはありました。
つまりカイドウにいくらダメージを与えても、殺すことはできないのではないでしょうか?
そろそろ、不穏な空気が漂いそうですが、麦わらの一味が不穏な空気を吹き飛ばしてくれることを願っています。