七海建人の名言まとめ!「悔いはない」がかっこいい

七海健人 名言

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「呪術廻戦」の七海建人は、脱サラしてから再び呪術師になったという、他の術師とは少し変わった経歴を持つ一級術師です。

ベージュのスーツをビシッと着て、髪型をしっかり七三分けにしている七海は、その見た目通り、冷静沈着で任務をきっちり真面目にこなします。

任務や仕事、大人としての役目をスマートにこなす七海は、社会人の鑑!かと思いきや…。

「呪術師はクソ」、「労働はクソ」といった発言で、「呪術廻戦」の読者を驚かせましたね。

そんな七海ですが、サラリーマンと呪術師を経験したからこそ、ザ・大人の名言を作中で残しているのも確かです!

今回の記事では、七海建人の名言・名セリフを8個を詳しく紹介するとともに、その口調やしゃべり方、七海の声を担当している声優さんについても触れていきます。

 

七海建人の名言・名セリフを一覧で紹介

七海建人の名言・名セリフ一覧
  • 事実に即し己を律する それが私です 
  • 同じクソならより適正のある方を 
  • 私は大人で君は子供 私には君を自分より優先する義務があります 
  • 枕元の抜け毛が増えていたり お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです 
  • 仕事に私情は持ち込まない主義なので 
  • 子供であるということは決して罪ではない 
  • 悔いはない 
  • 後は頼みます 

以上8個が作中で七海の名言だと感じたものです。

一度サラリーマンを経験し、社会で働くことの苦労を知っている七海ならではのセリフばかりですね。

それでは、8個の名言を詳しく見ていきましょう。

 

事実に即し己を律する それが私です 

3巻19話にて。

虎杖と七海は変死体の見つかった映画館に赴きます。

そこで、虎杖はかろうじて術式の痕跡である残穢を見ることができましたが、そのことに七海はできて当たり前、と冷たい反応。

虎杖は褒めて伸ばすことはしないのか、とグチをこぼしたときに七海はこの一言を返します。

七海が、理性的でスマートな人柄であることがうかがい知れる一言です。

七海を尊敬する二級術師の猪野や虎杖も、相手と戦う際に七海の冷静な姿勢を倣っていますね。

 

同じクソならより適正のある方を 

3巻19話にて。

虎杖が五条に紹介されて七海に初めて会った際、脱サラして呪術師に戻った理由を七海に聞きます。

そのときの七海の一言がこちらになります。

現代社会で苦労して働く日本人の代弁者とも呼べる一言です。

特にこのセリフの前にあたる「労働はクソ」という言葉にはインパクトがありますよね(笑)。

少し笑ってしまう一言ではあるのですが、このように言う七海にもそれなりの理由があります。

他人を守るために、命を懸けることを大事な仲間に強制しなければならないから、「呪術師はクソ」。

やり甲斐も生き甲斐も見出せず、気付いたら金のことばかり考える時間が増えていくから、「労働はクソ」。

このように考える七海ですが、呪術師もサラリーマンも経験して葛藤した結果、他人の助けになることを選んで呪術師に戻ったという経緯があるのです。

 

私は大人で君は子供 私には君を自分より優先する義務があります 

3巻19話にて。

虎杖と七海は、変死体が見つかった映画館に漂う残穢を追いかけると屋上に辿り着きます。

すると、そこには特級呪霊の真人が作り出した改造人間が3体待ち構えていました。

臨戦態勢の虎杖をよそに、七海は勝てそうにないと思ったら自分を呼ぶように、と言います。

実力を低く見られたと感じた虎杖は不満を漏らしますが、七海はこのセリフで応えます。

虎杖からすれば、学校の先生が注意するときのような、どこかうっとうしく感じる言葉です。

しかし、七海は冷めた口調で話しているものの、早いうちに若者の命を消したくないという思いを秘めているのだと思います。

言い方こそ違いますが、五条悟の名言「若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ 何人たりともね」と通じるものがありますね。

 

枕元の抜け毛が増えていたり お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです 

3巻19話にて。

「私は大人で 君は子供…」に続くシーンでの名言です。

どこかシュールで哀愁の漂う印象を受けるセリフです。

少年漫画に登場するキャラが言う言葉にしては珍しく、生活感がにじみ出ていますよね。

私たちが何気ない日常の中で感じるちょっとした気苦労を七海も感じているのだと思うと、七海に対して親近感が湧いてきます。

 

仕事に私情は持ち込まない主義なので 

3巻23話にて。

変死体の犯人の居場所を突き止めた七海は、そこで真人と遭遇し、戦うこととなります。

真人は改造人間を用いた攻撃を繰り出し、すかさず七海も避けます。

すると、七海は改造人間が助けを請い、涙を流しているのに気付きます。

真人は、自分の術式がまだ不完全なせいか、改造人間が意識を残して泣くことがあるが、気にせず戦おうと言います。

七海は「気にしてなんかいません」と言いながら、改造人間の涙を拭い、続けてこの名言を発します。

理知的で優秀なサラリーマンらしい七海の一言ですが、その言葉とは裏腹に、命を玩具のように弄ぶ真人に対する怒りが見えますね。

クールな立ち振る舞いと熱い正義感というギャップがある七海はカッコいいです!

 

子供であるということは決して罪ではない 

3巻25話にて。

吉野順平とその母と親睦を深めた虎杖ですが、翌日吉野の母が呪霊によって殺害された知らせを受け、憤りを感じていました。

虎杖は七海に、敵の居場所へ一緒に連れてってくれと言いますが、真人の強さを知る七海は虎杖の頼みを断ります。

そして、七海は自分に不甲斐なさを感じる虎杖に対して、この一言を伝えます。

子供ゆえの無力さや非力さをとがめないで、そのままの虎杖を肯定する七海のスマートさが光る場面です。

また、七海は他人の命を優先する虎杖に、真人が作り出した改造人間を殺させたくないという彼なりの優しさがあるのでしょう。

 

悔いはない 

4巻30話にて。

吉野が通っていた高校で、真人と戦うこととなった七海と虎杖。

その最中、真人は領域展開を発動し、七海だけを閉じ込めてしまいます。

領域展開を発動した者の攻撃は必中となりますが、領域に閉じ込められた対象は逃げ出せず、一方的に攻撃を受けることとなってしまいます。

絶体絶命に陥った七海は、サラリーマンをしていた頃の過去を回想します。

かつては生き甲斐を見出せずに、金のことばかり考えていた七海。

しかし、七海はある日行きつけのパン屋で、店員に取り憑いた呪霊を祓います。

そこで店員は「ありがとう」と七海に伝えたのですが、この出来事をきっかけに七海は生き甲斐を求めて呪術師に戻ったのです。

場面は戻って真人は、領域展開できるほど自分を高めてくれた七海に感謝しますが、七海はこの一言を返します。

七海が珍しく見せる笑顔が印象的です。

「呪術師はクソ」と言っていた七海ですが、呪術師に戻ってから命を賭して守った人々への感謝は胸に刻んでいたようですね。

 

後は頼みます 

14巻120話 にて。

偽夏油と特級呪霊たちが引き起こした呪術テロ・渋谷事変でのシーンです。

漏瑚に左半身を焼かれて無残な姿となった七海ですが、どうにか生き残って渋谷駅構内を回っていました。

しかし、七海は真人に隙を突かれて、手で触れられてしまいます。

死の直前、七海は過去に亡くした仲間である灰原に向けて、自分は呪術師として何がしたかったのだろうと伝えます。

すると、幻として現れた灰原は、虎杖のいる方向へと指差します。

七海は、子供である虎杖に対し「他人の命を守るために自分の命を懸ける呪い」を伝えてはいけないと感じます。

しかし、その一方で七海は虎杖を一人前の呪術師として認めていたのです。

そして、七海は虎杖にこの言葉を伝え、力尽きたのでした。

何とも切ないシーンですが、七海の一言は、虎杖をさらに強くするための原動力となります。

 

七海建人の口調やしゃべり方を紹介!声優は誰?

七海は、自分より年下である虎杖を始めとした、呪術高専の生徒に対しても敬語で話しています。

基本的に七海の話し方は、素っ気なく、感情の起伏も少ないです。

また、虎杖や釘崎に「足手まとい」、「邪魔」と突き放す言い方をすることもありますが、それは子供である高専生の身を案じての言葉であり、七海なりの優しさでもあります。

また、その真面目な性格からなのか、イジってくる五条や少し天然な虎杖のツッコミ役に回ることもあります。

続いて、七海建人の声を担当する声優さんを紹介します。

七海を演じているのは、津田健次郎さんです。

津田さんの出身地は大阪府、誕生日は6月11日です。

津田健次郎さんの主な代表作
  • 遊戯王デュエルモンスターズ (海馬瀬人役)
  • テニスの王子様 (乾貞治役)
  • Free! (御子柴清十郎役)

 

七海建人の名言・セリフまとめ

七海建人の名言・セリフを紹介していきましたが、どの名言が心に響いたでしょうか。

社会で働き、呪術師としても活動したことで、世の中の酸いも甘いも噛み締めた七海の言葉には、大人の生き方、大人の美学が詰まっているように思います。

また、社会人を経験した七海は、他の術師と比べても読者により近い存在であるため、Twitterでも七海の名言に共感する声が多く見られました。

「労働はクソ」に関しては共感の数が顕著だったように思えます(笑)。

今回の記事で、七海建人の魅力が伝わってくれたら幸いです。

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