釘崎野薔薇の名言・セリフまとめ!「強くあろうとする私が大好きだ」は何巻何話?

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釘崎野薔薇は呪術高専の1年で、主人公・虎杖悠仁の同級生です。

釘崎は自信たっぷりの勝ち気な性格や、もあって、「呪術廻戦」のファンには「姉貴」、「姉御」と呼ばれるほど。

普段の釘崎は仲間の虎杖に激しめのツッコミをしたり、クールな伏黒を度々イジったりと、クスッとするところも多いです。

そんな釘崎ですが、敵対する相手に挑発されたら、「黒閃」のごとくナイスタイミングで力強い名言を言い放つので、読者側としても非常に痛快ですよね!

自分らしく生きるために、自分に噓をつかず、我を通す釘崎の生き様に心震えた読者も多いはず!

今回の記事では、釘崎野薔薇の名言・名セリフを10個紹介するとともに、釘崎の声を担当する声優さんについても紹介していきます。

 

釘崎野薔薇の名言・名セリフを一覧で紹介

釘崎野薔薇の名言・名セリフ一覧
  • 懸けられるわ 私が私であるためだもの 
  • “完璧”も”理不尽”も応える義務がどこにある? テメェの人生は仕事かよ 
  • 私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!! 強くあろうとする私が大好きだ!! 私は「釘崎野薔薇」なんだよ!! 
  • 私の…人生の席…っていうか そこに座ってない人間に私の心をどうこうされたくないのよね 
  • そっか じゃあ 共犯ね私達 
  • ……言わねぇよ レディの気遣いナメんな 
  • アイツらが戦ってるのに一人だけ帰るなんて私にはできない 
  • 狭ぇ村だからさ 友達になるより他人になる方が難しいんだよ 
  • おかしい奴の声は大きくて 自分以外の全てに思えて 土足で他人の人生を踏みにじるもんなんだ 
  • 虎杖 皆に伝えて 「悪くなかった」!! 

以上が作中で名言だと感じた釘崎野薔薇のセリフ集です。こうして、見てみるとどれも釘崎の我の強さがビシバシ伝わってきますね。

それでは、釘崎の名言達を詳しく見ていきましょう!

 

懸けられるわ 私が私であるためだもの 

1巻5話にて。

都内の廃ビルに棲みつく呪霊を祓うことになった虎杖と釘崎。

無事任務は果たしましたが、虎杖は釘崎に「なんで呪術高専来たんだよ」と尋ねます。

すると釘崎は「田舎が嫌で東京に住みたかったから!!」と気迫ある表情で言います。

呆然としながらも虎杖は「そんな理由で命懸けられんの?」と釘崎に再び尋ねて、このように答えます。

このやり取りの前に釘崎のモノローグが入りますが、自分の憧れだった年上のお姉さん「沙織ちゃん」の一家を迫害した地元の人間が嫌いだったと明かしています。

釘崎のいた村の人間にとっては、東京から越してきた「沙織ちゃん」一家は田舎よりも洗練されていたというだけで、迫害の対象となったのでしょう。

まさに「出る杭は打たれる」釘崎の地元は、周囲とどこか違うだけすぐに仲間外れですから、自分らしさをさらけ出すのはもっての外。

釘崎にとって自分の田舎とは、自分が自分でなくなるある種の呪いだったのかもしれません。

 

“完璧”も”理不尽”も応える義務がどこにある? テメェの人生は仕事かよ 

5巻41話にて。

姉妹校交流会で、呪術高専京都校と団体戦をすることとなった東京校の面々。

釘崎は京都校3年の西宮と対決することに。

京都校の禪院真依と因縁のある釘崎は、西宮の前で真依を馬鹿にします。

真依の苦労を知る西宮はこれにブチ切れ。

釘崎に説教するように西宮は「女の呪術師が求められるのは”実力”じゃないの “完璧”なの そして真依ちゃんはそれ以上の”理不尽”と戦ってるの」と言います。

この言葉の返し文句として、釘崎はこの名言を発します。

自分の個性や人生を他人に振り回されることは決して許せない釘崎らしい一言です。

この名言で「自分の人生を大切にしたい」と改めて思った読者もいるのではないでしょうか。

 

私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!! 強くあろうとする私が大好きだ!! 私は「釘崎野薔薇」なんだよ!!

5巻41話にて

上記の名言に続くシーンで、釘崎が西宮に止めを刺す直前で放った一言です。

釘崎野薔薇といえば、このセリフですよね!

自分のことを素直に好きと言うことは簡単なようで結構難しいものです…。

それこそ、他人の”完璧”に応えようとしてできない自分に自信を無くす人も多いはず。

だからこそ、自分のことを心から愛せる釘崎を見ていると尊敬できますし、この名言は「自分もいつかこんなことを言えるようになりたい!」と勇気をもらえますよね。

 

私の…人生の席…っていうか そこに座ってない人間に私の心をどうこうされたくないのよね

8巻63話にて。

呪胎九相図の壊相と血塗を倒した後、虎杖と釘崎が会話するシーンでの一言です。

壊相達の正体を知らない虎杖は、人間を殺してしまったのではないかと気にして、「祓う」のではなく「殺す」のは初めてなのかと釘崎に尋ねます。

釘崎は、術師をやっていればこういうこともあると気には留めていない様子。

伏黒が言うように、助けられる人間には限りがあると言う釘崎は続けてこのセリフを言います。

釘崎にとっては、壊相達は自分の人生の席=命を奪い取る者だから、そういう人間は切り捨てると割り切ってるみたいですね。

ここでも、釘崎は「自分」を誰かに譲ることは妥協できないことが分かりますね。

 

そっか じゃあ 共犯ね私達

8巻63話にて。

上記の名言に続くシーンで、釘崎が彼女なりに虎杖を気遣った一言です。

虎杖は釘崎が生きてて嬉しいと思う一方で、殺す直前に壊相が死んだ弟の血塗を思って涙を流していたことを受け止め、そのことを釘崎に言います。

この言葉に対し、釘崎がこのセリフを言います。

多くの人間を「正しい死」に導きたいと思っている虎杖にとっては、元人間の可能性がある者を殺すことは罪悪感のある行為なのだと思います。

それを察した釘崎が、仲間として虎杖の罪悪感を一緒に背負うことを決めてこのセリフを言ったのでしょう。

普段は口の悪い釘崎ですが、時おり見せる仲間への優しさも彼女の魅力の一つです。

 

……言わねぇよ レディの気遣いナメんな

8巻63話にて。

伏黒は虎杖が宿儺を取り込んだことをきっかけに、各地に散らばった宿儺の指が一般人に被害を与え始めていて、八十八橋の一件も虎杖と関連していると勘づきます。

伏黒は釘崎にこのことを打ち明け、虎杖には言わないよう口止めします。

そこで、釘崎はこのセリフを言います。

ここでも、釘崎なりの優しさが見て取れますね。

そしてただ優しいだけでなく、渋くて粋な釘崎節が炸裂しているのがこの一言の良いところです…!

 

アイツらが戦ってるのに一人だけ帰るなんて私にはできない

14巻123話にて。

渋谷事変が勃発する中、補助監督の新田に前線に行くことを止められる釘崎ですが、この一言を残して強力な呪霊の元へと急ぎます。

仲間思いの釘崎が見せる勇ましさや責任感が表れているシーンです。

釘崎は先ほどの名言にもあったように、「強くあろうとする」気高い人間であるため、釘崎は死が隣り合わせの現場であっても逃げ出してしまったら、自分に嘘をつくことになると思っているはずです。

何より大切な仲間を見殺しにして後悔するなんて言語道断だから、彼女に戦いから逃げる選択肢は最初からないのでしょう。

 

狭ぇ村だからさ 友達になるより他人になる方が難しいんだよ

15巻125話にて。

特級呪霊の真人が釘崎の顔に触れた直後、場面は切り替わって釘崎の幼なじみであるふみが、小学校時代の釘崎を回想します。

ふみの回想の中で小学1年の釘崎はこのセリフを言っています。

当時のふみにはこの言葉の意味が良いように聞こえましたが、数年経って近所のお婆ちゃんが赤飯を炊いて持ってきたときに、釘崎がこの言葉に込めた地元の気色悪さを理解しました。

恐らく、釘崎の村の人間達は親切心が過剰な結果、人の入って欲しくないプライベートな部分まで土足で無神経に入り込むのでしょう。

このことを小学1年で気付いた釘崎は、嫌になるほど村の人間の性質が見えていたのかもしれません。

「沙織ちゃん」の件のことも含めて考えると、釘崎の地元は、村のコミュニティに溶け込めるなら気味が悪いほどお節介を焼くのでしょうが、溶け込めずに何か目立ったことが一つでもある人間はすぐに排除するのでしょう。

 

おかしい奴の声は大きくて 自分以外の全てに思えて 土足で他人の人生を踏みにじるもんなんだ

15巻125話にて。

ふみの回想が終わると、釘崎のモノローグに移ります。

「あの村の連中は全員頭がおかしい そんなことはない でも」に続く一言です。

幼い釘崎が慕っていた沙織の一家は村人達の「田舎者を馬鹿にしている」という被害妄想で嫌がらせをしてきました。

明らかにうがった見方ですが、やがてこの偏見は村の多数派となっていき、沙織とその家族の生活を振り回すことに。

当時は子供で何もできなかった釘崎は悔しかったはずでしょうし、この出来事が「自分の人生を村の人間達に支配させない!」と決意させたと思います。

 

虎杖 皆に伝えて 「悪くなかった」!!

15巻125話にて。

「おかしい奴の…」の次のコマには、たくさんの「人生の席」に囲まれた釘崎が描かれています。

その席には、釘崎が仲間であると確信している東京校のメンバーや担任の五条が座っていますが、釘崎は仲間の面々を見て「…っていうわけでもなかったかな」と前のセリフ「おかしい奴の…」を否定します。

そしてその席には涙ぐむふみの姿もありました。

釘崎は上京する前、別れ際にふみへ「次会う時は三人で!!」と約束します。

釘崎はふみや沙織と東京で出会うことを夢見ていましたが、真人に顔面を触れられたことで自分の死を悟ります。

ふみに「ゴメンねふみ 約束守れなくて」と釘崎は切なげに笑います。

走馬灯を見終えた釘崎は虎杖にこの言葉を伝えて、瀕死の状態となります。

自分の席にどっしり座りながらも、他人の席には干渉せずに笑い合っている仲間の姿が釘崎の走馬灯にはありました。

これは釘崎が仲間達の生き様に敬意を表しているということなのではないでしょうか。

 

釘崎野薔薇の声優は?口調やしゃべり方を紹介

釘崎野薔薇の普段の話し方は結構口が悪く、仲間の虎杖や伏黒が圧倒されていることもしばしば(笑)。

釘崎の機嫌が悪いと、さらにガラの悪い話し方になります。

ですが勝気な言葉の語尾には「~だわ」、「~よ」と付けており、これは釘崎が幼い時に出会った沙織ちゃんから学んだ「上品さ」が影響しているようです。

続いて、釘崎野薔薇を担当する声優さんについて紹介します。

釘崎野薔薇の声を演じているのは、瀬戸麻沙美さんです。

瀬戸さんの出身は埼玉県で、所属事務所はシグマ・セブンです。

瀬戸麻沙美さんの代表作
  • ちはやふる (綾瀬千早役)           
  • 東京喰種 ―トーキョーグール― (真戸暁役)
  • 盾の勇者の成り上がり (ラフタリア役)

TVアニメ「呪術廻戦」ではSpotifyのポッドキャスト「じゅじゅとーく」を放送しており、虎杖役を演じる榎木淳弥さんが毎回ゲストを迎え、裏話やシーンやキャラクターを掘り下げてトークを展開しています。

第4・5回のゲストは瀬戸麻沙美さんでしたが、ポッドキャスト放送を聞いた感じでは瀬戸さんの話ぶりは明朗快活な印象を受けました。

時おり、オヤジギャグや冗談を入れていく瀬戸さんも面白かったです(笑)。

瀬戸麻沙美さんのトークが気になる方は是非、「呪術廻戦」のSpotifyポッドキャスト「じゅじゅとーく」の第4・5回をチェックしてみてください。 

 

釘崎野薔薇の名言・セリフ記事まとめ

今回の記事では、「自分らしく生きる」をモットーにする釘崎野薔薇の名言・セリフを紹介していきました。

普段は刺々しい言葉を言うことも多い釘崎ですが、その分釘崎の言い放つ名言は、原作の読者やTVアニメの視聴者の心に刺さりますよね!

釘崎の名言を見ていると自分に嘘をつかずに生きているからこそ、釘崎の言動には自信が溢れているんだなと思います。

そして、ツンケンした釘崎が、時々見せる優しさや仲間思いなところにギャップ萌えした方も多いのではないでしょうか。

今回の記事で、釘崎野薔薇の魅力が少しでも伝われば幸いです。

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