週刊少年ジャンプにて連載されていた、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)先生が手掛けた大人気漫画【鬼滅の刃】。
社会現象になり老若男女の全ての世代で、知らない人は少ないのではないかと思われる程の人気ぶりとなったこちらの作品。
2020年5月18日に連載は終了していますが、今現在でも人気は止まりません。
そんな【鬼滅の刃】では大正時代が舞台であり、鬼がより強くなるために人間を喰らいます。
その中でも、鬼がより好む人間の血液…
それが『稀血』です。
希少な血液であり、特殊な効果を持つ『稀血』と呼ばれる血液についてご紹介させていただきます。
鬼滅の刃の稀血とは?
猫に木天蓼 鬼には稀血
の語感の良さ pic.twitter.com/xsTd149sKP— 雨音 (@lord_chevalier_) November 15, 2020
稀血とは一体どのような血なのでしょうか?
そもそもその読み方も気になりますよね。
ここからは稀血に関する情報をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
読み方
『稀血』の読み方についてご紹介させていただきます。
(まれち)、と読みます。
鬼滅の刃で登場する言葉の一つですが、現実世界でも使われている言葉でもあります。
まれち
効果
大変希少価値のある稀血ですが、鬼にとって喉から手が出るほど求める絶大的な効果を持っています。
その効果とは、稀血を持つ人間は一般的な血液の人間より、栄養価がとても高いのです。
なんと稀血を持つ1人の人間を喰らうだけで、一般的な血液の人間の50人から100人分喰らったのと同じとまで言われているのです。
なのでまだ強さのない鬼たちが稀血を狙い、下弦の鬼や上弦の鬼の座を目指しています。
種類
そんな特殊な稀血ですが、希少な中でも、種類があるのです。
作中で出てきた情報は、『血の匂いを嗅いだ鬼を¨酩酊させる¨』効果がある稀血の特性が存在します。
希少中の希少であると言われるこの稀血。
他にも種類はありそうですが、残念ながら作中では、稀血の種類の情報がこの後出てくることはありませんでした。
鬼滅の刃で稀血の持ち主は誰?
鬼滅の刃に登場する稀血の持ち主は誰がいるのでしょうか?
ここでは稀血の持ち主が登場した場面や人物について触れていきたいと思います。
清
その響凱さんと、「取り合う」ことができた段階で、舌鬼と角鬼、それなりの実力者であったと言えます。
少なくとも、一般人の清太くんを逃がす、しかも自分の武器である鼓の一つを奪われてしまうくらいの隙を見せざるを得なかったくらいです。
ザコじゃねぇんですよアイツら、 pic.twitter.com/HN8YEOqjO4— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) December 23, 2020
原作3巻22話で登場します。
多くの人間を喰べられなくなった、”元”下弦の陸の鬼・響凱が連れ去ってきた一般人の子供です。
響凱は人間を喰らう許容範囲を超えたため稀血を狙っていましたが、他の鬼も稀血を嗅ぎ付け響凱の屋敷に侵入してきます。
他の鬼と揉めている最中に清に逃げられ、喰べられませんでした。
清は危なかったものの、炭治郎たちの助けがあり血を流すことなく逃げられたため、稀血の種類は今現在も判明されていません。
不死川実弥
原作19巻167話で、上弦の壱・黒死牟との戦いの最中に、実弥が『稀血』であることが判明します。
そして、実弥は希少中の希少である『鬼を酩酊させる稀血』の持ち主だったのです。
その威力は、上弦の鬼でさえも酔わせる効果があります。
実弥本人が稀血だと気づいたのは、まだ幼い時に鬼を狩り始めてすぐのこと。
最初に違和感を感じたのは、最愛の家族の母が鬼にされ、襲ってきたときに自分の出血で動きが鈍くなったことが始まりでした。
その後は鬼殺隊という存在すら知らないので、自身の血で鬼を酔わせて陽の光で焼き殺す、というような自殺行為であると思われるような行動で鬼を狩り続けます。
そして、鬼殺隊である「粂野匡近」が鬼殺隊の『育手』を紹介してくれたおかげで、鬼殺隊に入ることができました。
竈戸禰豆子
炭治郎の妹である禰豆子。
鬼舞辻無惨によって家族を殺され、自身の身体を鬼にされました。
そんな鬼である禰豆子ですが、一度も人間を喰らうことなく炭治郎たちと一緒に最前線で鬼と戦います。
しかし原作6巻45話で、鬼である禰豆子が信用できない鬼殺隊の柱達は、柱合会議で禰豆子の処分を求めます。
特に鬼を嫌う実弥は、禰豆子が人を襲う証拠を見せるべく、自身の稀血を使って禰豆子に自分を襲わせようとします。
禰豆子は稀血に自我が抑えきれなくなるものの、『人間を襲ってはいけない』という言葉が頭の中に残っており、実弥を襲わずに我慢します。
その結果を全員が見ていたため、禰豆子は処分されず、炭治郎との同行が許されました。
鬼滅の刃の稀血とは?読み方や効果に登場キャラで稀血の持ち主は誰?記事まとめ
猫にマタタビ、鬼には稀血! 俺の稀血は特別で無双だぜ😠😠 pic.twitter.com/qozXZ8edyh
— グラッチェ(風柱の継子) (@kazuichattel) December 1, 2020
鬼が十二鬼月を目指して、強くなるために求める『稀血』。
- 一般の人間の持つ血液の、50人から100人分の栄養価を持つ
- そんな希少価値のある稀血の中でも、特殊な効果がある種類も存在する
- 原作で分かっている稀血の種類は、鬼殺隊の柱である不死川実弥の持つ『鬼を酩酊させる効果』
- 原作で出てくる稀血を持つ人物は、実弥と清
- 上弦の鬼をも酩酊させる実弥の稀血であるが、禰豆子は我慢できた
上弦の鬼をも酩酊させる実弥の稀血であるが、禰豆子は我慢できた。
実弥については、元々の強さにプラスして酩酊の稀血を持っているとは、鬼滅の刃の最強キャラとも言えますね。
原作での稀血を持つ人間の登場は2人のみでしたが、他の種類も気になるところです。