カイドウはビッグマムに大きな借りが発覚!過去に受けた恩を考察

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 新世界に入ってからONE PIECEでは、ルフィとローのような海賊同盟の成立が多く見られます。

そんな中組まれたカイドウとビッグ・マムの海賊同盟は衝撃的でしたね。

ビッグ・マムはカイドウに連絡をした際、「自分が麦わらの一味を倒さないと面目丸潰れだ」と告げています。

併せて彼女はカイドウに「でかい借りがあるよね」とも言っていました。

ビッグ・マムが言うカイドウに対する借りとは一体何なのでしょうか。

「一生の恩」とも表現していることから、ビッグ・マムの借りによってカイドウは今も現在の地位を保って生きていられると考えられます。

今回はそんなビッグ・マムの言う借りとは何なのかについて考察していきます。

なお当記事の内容はあくまでも私個人の見解ですので、予めご了承下さい。

 

ビッグ・マムとカイドウの歴史

ビッグ・マムの発言からカイドウの借りが2人の過去に由来することが推測できるでしょう。

その為まずはカイドウとビッグ・マムの過去について振り返ります。

もしかしたらそこから重要なヒントが見つかるかもしれません!!

 

ビッグ・マムの過去

まずはビッグ・マムの幼い頃のことから考察していこうと思います。

ビッグ・マムは生まれながらにして体格が大きく、羊の家と呼ばれる行く宛を失った子供達を保護する施設で育ちました。

しかし決してビッグ・マムの両親が死んだりしたわけではありません。

故郷に甚大な被害を出したビッグ・マムに対して国が国外追放を命じたのです!!

エルバフでマザー・カルメルによって引き取られるも、食いわずらいを起こしたビッグ・マムは遂にエルバフをも壊滅させました…。

その後裏でビッグ・マムの身柄を売ることを目論むカルメルと共にまた別の島へ向かったのです。

しかしそこでもビッグ・マムの誕生日にカルメルを含む仲間の子供たちが消える事件が起きました。

カルメルが消失した瞬間を見たシュトロイゼンと共に作り上げたのが、現在のビッグ・マム海賊団!!

カルメルが消失した後からビッグ・マムは『ソルソルの実』の能力を手にし、子供にして5千万ベリーの懸賞金をかけられました。

その頃から従えていたのがゼウスとプロメテウスです!

 

カイドウの過去

続いてカイドウの過去について考察していきます。

カイドウの過去は未だに原作では一切触れられておらず、判明していることはロックス海賊団の一員だったと言う事実のみです。

カイドウの目標は、古代兵器と『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を手に入れた上でワノ国を海賊の帝国に変え、これから来る更なる大戦に加わること。

カイドウの真の目的はその先のカイドウ自身の死にあると考えられます。

カイドウは兼ねてから大きな戦争を起こすことに興味を持っていました。

ドフラミンゴとの取引も能力者だらけの強い海賊団を作ることで、今より強い兵を欲しています。

世界の秩序を気にする素振りは一切見せません。

古代兵器を呼び起こし、世界最大の戦争を起こすことを望み、そして遂にはカイドウは死を人の完成形と豪語するのです!

趣味の自殺や白ひげの頂上戦争に介入しようと試みたあたりも、そうしたカイドウの価値観を如実に表した行動と言えるでしょう。

 

カイドウは何故ここまでの価値観に至ったの??

私たちもONE PIECEのキャラクターたちも、各々が夢を持つときの多くは幼い頃の経験に由来しています。

ビッグ・マムの夢がかつてのマザー・カルメルの夢を受け継いでいることを考えると分かりやすいかもしれません。

またドフラミンゴが頂上戦争で述べたように、人の価値観は当人が育った環境で大きく変わるでしょう。

私はカイドウは西の海(ウェストブルー)の比較的貧しいスラムのような所で育ったのではないかと考えます。

ジンベエはホールケーキアイランドで、西の海(ウェストブルー)には5つのマフィアが裏社会を牛耳っていることを明らかにしています。

これがいわゆる『西の五大ファミリー』です。

カイドウは5つのマフィアのいずれかに属していた経験があり、肩の刺青はその名残かもしれません。

マフィア同士で抗争が日常茶飯事であったならば、カイドウの生活は常に死と隣り合わせになってしまいます。

また強大な勢力抗争を生き延びるためには強さは必須でしょう。

しかしこれだけでは強さを欲する理由はできても、死を人の完成形と言えるようになるまでに至るとは思えません。

カイドウが死をそのように捉えるきっかけは恐らく彼が関わった人物が大きく影響しています!!

カイドウの周りで亡くなった人物と言えば白ひげや光月おでんだけでなく、ロックスも考えられるのではないでしょうか。

更にゴール・D・ロジャーもまた彼の死に対する価値観に影響を与えた1人と思われます。

つまりカイドウが知る死の多くは、名声や栄誉や伝説を伴っていることが圧倒的に多いのです!

カイドウの憧れは歴史上の誰よりも大きな名声や力、そして権威を伴った死なのかもしれません…。

これまでの考察から私はカイドウの過去について以下の様に考えます。

  • 西の五大ファミリーのいずれかの勢力に属していた。
  • 抗争が絶えず死と隣り合わせの比較的貧しい生活だった。
  • 伝説の海賊たちを見て、彼らと同じように名声や力と共に死にたいと考えるようになった。

 

カイドウの借り

ここからはいよいよカイドウの借りが何なのかを考察します!

原作で言及のあったことに加えて、前項で考察したカイドウとビッグ・マムの過去に関しても絡めて、よりリアルな考察にする所存です!

 

ビッグ・マムはカイドウの育ての親!?

カイドウは龍に変身する能力を持っていますが、その由来が2020年12月に発売された週刊少年ジャンプで一部明らかになりました!!

なんとビッグ・マムが悪魔の実を譲ったことで今のカイドウがあることが判明したのです!!

しかし悪魔の実の力は訓練次第で強さを発揮するものなので、与えただけでは今のカイドウの強さは手に入らないでしょう。

そこからどう成長するかはカイドウ次第です。

そんな中ビッグ・マムは「おれは今でもお前を弟のように思っている」と発言しました。

まるで本当の家族を想っているかの様な発言ではありませんか!!

羊の家でも見せた通り、ビッグ・マムの家族や仲間に対する愛情は相当なものです。

同じロックス海賊団に所属していた仲だとしても、かつての同士にここまで愛情を感じるのは尋常ではありません。

弟のように思っていると言う表現から、血の繋がりは無いと考えます。

もしかしたらルフィとエースやサボに見る義兄弟の様な密接な関係が、カイドウとビッグ・マムの間にあるのかもしれません。

更に付け加えるとカイドウの借りはただの借りではなく、一生の恩です!

命を救われた等ではなく、今現在にも繋がるほどの借りがカイドウにはあることがこの表現からはうかがえます。

悪魔の実を譲っただけでは、能力と引き換えにカナヅチになるデメリットもあるので一生の恩とは言えないでしょう。

 

そこで注目したいのがカイドウの戦い方

変身と共に雷雲を呼び、炎を扱ったり強力な覇気を纏わせて金棒で大ダメージを与えたりします。

更にビッグ・マムも同様に、ちょっとやそっとでは傷つかない非常に硬い皮膚を保持。

これらはゼウスの電撃にプロメテウスの炎、ナポレオンの斬撃と強靭な皮膚などほとんどの点でカイドウとビッグ・マムの特徴は類似しているのです!!

この事からもしかしたらビッグ・マムはカイドウを怪物に育て上げた張本人かもしれません!!

つまりカイドウが最高の死を迎えるために更なる力を欲し、ビッグ・マムがそれを手助けしていたと言うことです!!

 

カイドウはビッグマムに大きな借り?記事まとめ

ロックス海賊団の船員であったこと以外に、カイドウとビッグ・マムの特徴は大変似ていました。

原作ではカイドウに悪魔の実を譲ったこと以外に言及はない為、カイドウの借りが何かは具体的にはまだ分かりません。

しかしビッグ・マムの表現が借りから一生の恩に変わり、「弟のように思っている」と言う意味深な発言も見られました。

  • 昔から今に至るまで継続し得ること
  • カイドウとビッグ・マムは比較的密接な関係であったこと

以上2点から当記事で述べた考察は、有力候補になり得るのではないかと私自身は思います。

今後も2人の動向に要注目です!

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