偽夏油や呪霊たちの陣営として登場している謎の白髪オカッパのガキ「裏梅」。
現段階では情報が出ておらず、敵なのか?味方なのか?いまだ謎に包まれているキャラクターです。
さらには、両面宿儺と旧知の仲であるかのような描写も見られました。
初期登場ではあまり重要視されていませんでしたが、かなりの重要人物ある可能性も出てきました。
今後正体が明かされていくのが楽しみなキャラクターの一人ですね。
今回は、まだまだ謎の多い白髪オカッパのガキ「裏梅」についての、正体や能力、名前の秘密、そして菅原道真との関係性について徹底考察します。
目次
裏梅とは?
こいつ何者?裏梅?誰? pic.twitter.com/pf1dlUJALv
— イチロウタ@アニメ・声優好きの歯科医師🏴☠️⚔⛄ (@jpkmr498) March 13, 2021
裏梅とは、「呪術廻戦」7巻第53話で初登場した、見た目は白髪のオカッパの子供です。
偽夏油や呪霊たちと行動をともにしており、最前線で戦うことは無く、呪詛師や呪霊たちに命令をしていることから、参謀的な立ち位置での登場となっています。
しかし、渋谷事変の際には、非常に高度な術式を扱っており、一級術師たちを難なく一網打尽にしていることからもその実力は特級術師レベルであると推察できます。
また、「呪術廻戦 公式ファンブック」によれば、『おいしい料理が作れるという理由で、宿儺の隣に立つことを許された人物』と情報が記載されました。
裏梅が副料理長なので宿儺はマザコンですね pic.twitter.com/i10flP7xFC
— からん (@SPCSCP) March 7, 2021
宿儺と深い関係があることからも、今後重要なキャラクターになることは間違いなさそうですね。
裏梅の正体
裏梅のこれなんかつけてるのかと思ってたけど
アニメ見て違うんだなって知った
地毛なのか pic.twitter.com/ut3Yuk6Dgt— ちょこねこ ゆぅ (@YuZzz666) March 9, 2021
それでは裏梅の正体について考察をしていきます。
裏梅の名前の由来
まず「裏梅」という名前の由来ですが日本で実際に使用されている家紋で、『梅花を裏面から図案化した紋所』であり、梅紋という種類に属します。
また梅の花は、まだ『雪の降る早春に高く咲く白い花』として、古くから日本人に愛された花です。
『雪』『白い花』というワードや後述の菅原道真との関係を踏まえ、白髪で氷の能力を使う裏梅というキャラクターの名前はこの家紋からきていると考えられます。
裏梅の髪色は白梅と赤色の萼だね
裏梅自体裏から見た梅の花を模した紋様だから納得だ#呪術廻戦 pic.twitter.com/OsdB8NOBdr— 考察系レンジーヌ (@kosatsu_zeanue) March 13, 2021
菅原道真との関係
裏梅の名前の由来である梅紋ですが、梅紋とは太宰府天満宮をはじめとする菅原道真が祀られている神社では、神紋として定められていることから、菅原道真と深い関係の家紋であることが分かります。
また、菅原道真は『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ』といった和歌も詠んでおり、梅を愛した人物としても有名です。
作中では、菅原道真の子孫である五条悟と乙骨憂太が登場しており、二人とも非常に強力な術師ことからも、その名に菅原道真の神紋から由来を受けており、菅原道真と関係のある裏梅が強大な力を持っていることが推察できます。
宿儺との関係
先ほど、『おいしい料理が作れるという理由で、宿儺の隣に立つことを許された人物』と触れましたが、渋谷事変の際に宿儺と接触しており、その際に宿儺は一瞬誰か分からない雰囲気を出した後、『裏梅か!!』とちょっと嫌そうな顔で言っています。
このことから1000年前の姿から変わっている可能性がありますが、裏梅を観察する描写の際、顔の上半分を強調し描かれていることから、目元や白髪に裏梅と判断する材料があるのでは考えられます。
裏梅の強さ・術式
次に裏梅の強さ・術式に触れていきます。
氷の術式「氷凝呪法」
・裏梅の術式「氷凝術式」
・全力でお兄ちゃん遂行する脹相
・反転術式使えるほ程の実力者の裏梅
・九十九由基参戦
えこんな面白い展開ある???
#呪術廻戦 pic.twitter.com/L8ymOK92qZ— マジ・カヨォ (@monstoooo0411) January 17, 2021
裏梅は「氷疑呪法」という絶対零度の氷を作り出す技です。
敵の動きを止めたり、鋭利な氷で攻撃を行うなど、非常に強力な術式を使用しています。
使用した技としては、
直瀑(ちょくばく)
巨大な氷を発生させ、敵の上から落下させます。
殺傷能力が非常に高い技です。
霜凪(しもなぎ)
口から冷気を吹き出し、周囲を氷づけにします。
多人数に対し足止めにも攻撃にもなる使い勝手のいい技です。
反転術式も使える
裏梅が反転術式したところで、日下部が「呪術のスケールが段違いだ」って考えるの、ここまでで反転術式を使える術師の希少性を保って、しっかりその技術のヤバさに説得力を出せてて好き pic.twitter.com/VBHqNqKZZ4
— ぴよ堂@呪術本誌 (@1_27mayo) January 18, 2021
裏梅は反転術式を使用できます。
呪力のコントロールを高次元で行える為、傷を負った際に一瞬で治療することができます。
以上のことから、裏梅は汎用性の高い氷の能力使用し、反転術式を使用した回復術も扱える為、呪術師として非常に高い能力を持っており、その強さは『特級術師』クラスであることが推察できます。
裏梅の登場は何巻何話
最後に裏梅の登場した、巻数・話数についてまとめていきます。
7巻53話
裏梅初登場 pic.twitter.com/htkRsn0taM
— 画像ボット (@CM7lsbyx6CAQK9h) March 14, 2021
初登場は交流会襲撃を終え、拠点であるビーチに帰還した夏油一派。
その中に、裏梅の姿も描かれました。
このとき五条先生たちは裏梅に心当たりが無いことも分かっています。
11巻92話
渋谷事変にて2回目の登場 pic.twitter.com/xqVrbwxcou
— 画像ボット (@CM7lsbyx6CAQK9h) March 14, 2021
渋谷事変にて2回目の登場。
この時は、握力弱男こと重面春太に指示を出しており、参謀的な役割をしていることが分かりました。
14巻116話・117話
裏梅と宿儺は知り合い pic.twitter.com/xVsLtHvzGM
— 画像ボット (@CM7lsbyx6CAQK9h) March 14, 2021
3度目の登場で、宿儺と関係があることが明らかに。
会話の流れから見て宿儺を敬愛し、従事していることが伺えます。
裏梅は呪術師それとも呪霊
裏梅は反転術式を使用した回復術式を使うため、呪詛師あると考えられます。
また、1000年前にも存在していることが分かっていおり、現在五条先生が封印されている「獄門彊」にもともと封印されていた人物なのでは?ということも考えられています。
裏梅の正体は何者?記事まとめ
裏梅はまだ登場回数が少なく、謎に包まれたキャラクターです。
しかし、宿儺との関係もあることから、今後の展開に大きく関係することは間違いありません。
裏梅の活躍に期待いきましょう。