虎杖悠仁の名言・セリフ10選!まっすぐな言葉が突き刺さる!

虎杖悠仁の名言・セリフ

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「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁は特級呪物「両面宿儺」の指を飲み込んだことをきっかけに、呪いが渦巻く呪術界へと足を踏み入れることになります。

驚異的な身体能力と卓越した格闘能力、そして猛毒の呪物「両面宿儺」に耐えるほどのタフな肉体を兼ね備えた虎杖ですが、普段は優しく、明るく、まっすぐとしているいかにも少年漫画の主人公に相応しい性格。

そんな虎杖の名言の数々には、他人の命を誰よりも思いやる優しさと、人間を「間違った死」へ追い込む呪霊を絶対に祓う意志の強さが秘められています。

何度心を折られても、自分の使命を投げ出さずに呪いと戦う虎杖はやっぱりカッコいいですよね!

今回の記事では、虎杖悠仁の名言を10個紹介して解説するとともに、虎杖の口調やしゃべり方、虎杖の声を演じる声優さんについても触れていきます。

 

虎杖悠仁の名言・名セリフを一覧で紹介

虎杖悠仁の名言・名セリフ一覧
  • せめて自分が知ってる人くらいは 正しく死んでほしいって思うんだ 
  • 生き様で後悔はしたくない 
  • 一度人を殺したら 「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ 命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い 
  • 正しい死って何? 
  • 寂しがりなんでね いっぱい人を助けて 俺が死ぬ時大勢に看取ってほしいんスよ 
  • 俺が殺した命の中に涙はあったんだなって 
  • 証明しろ 俺は呪術師だ 
  • 釘崎……!! ありがとう!! 俺には誰も救えなかった 皆の苦労も台無しにしてしまった それでも 俺は独りじゃないとそう思わせてくれて だから!! オマエはここで殺す!! 
  • ごめんナナミン 楽になろうとした 罪すらも 逃げる言い訳にした 俺 ナナミンの分までちゃんと苦しむよ 
  • きっと俺は大きな……何かの歯車の一つにすぎないんだと思う 錆び付くまで呪いを殺し続ける それがこの戦いの俺の役割なんだ 

以上10個が作中で、虎杖悠仁の名言だと感じたものです。

虎杖の性格や言動を語る上で外せないのが、「正しい死」というワード。

虎杖は呪術師をやっていく中で、「正しい死」のポリシーを貫いていきたいと思う反面、現実はなかなか厳しくて呪霊たちの冷酷さが人間の命を「間違った死」に引きずり込んでいくのです。

それでも、虎杖はどうにかブレずに過酷な戦いと向き合うことで呪術師としてさらに強くなっていきます。

それでは、虎杖の名言を見ていきましょう。

 

せめて自分が知ってる人くらいは 正しく死んでほしいって思うんだ 

1巻1話にて。

虎杖が所属していたオカルト研究会(以後オカ研)の先輩たちが特級呪物「両面宿儺」の封印を解いたことで、真夜中の学校に呪霊が大量発生。

オカ研の部員たちが呪霊に取り込まれそうなところを、虎杖は驚異の身体能力でどうにか助け出します。

平気で呪霊を吹き飛ばした虎杖を見て、伏黒は「オマエ怖くないんだな」と言うと、虎杖は「いやまあ怖かったんだけどさ 知ってた? 人ってマジで死ぬんだよ」と返します。

困惑する伏黒をよそに、虎杖が続けてこの名言を言うのです。

このときの虎杖も自分の言う「正しい死」が何かは分かっていないですが、恐らく自分の友人が恐怖に怯えたり、絶望を味わいながら死んでいくのは、虎杖の中で納得がいかないことだと思っています。

どうせ死ぬなら心安らかに旅立ってほしいという、虎杖のまっすぐな優しさが表れたセリフです。

 

生き様で後悔はしたくない 

1巻3話にて。

都立呪術高専に転入することとなった虎杖は、学長の夜蛾のもとを訪れ面談を受けることに。

呪いに立ち向かう動機を問う夜蛾に対し、虎杖は自分の祖父が「人助けをしろ」という遺言を残したからだと言います。

虎杖の答えに納得のいかない夜蛾は「自分が呪いに殺された時も そうやって祖父のせいにするのか」と虎杖に厳しく言い放ちます。

改めて考えた虎杖はこのセリフを言って、見事呪術高専の入学を許されます。

宿儺の指を取り込んだ虎杖には、「呪い」から背を向けて平穏に過ごす選択肢もあったはず。

しかし宿儺や呪霊の存在を知ったことで、虎杖は呪いに苦しむ人間の命を見ないふりをするのは自分の中で許せないことだと感じたのです。

自分の使命としっかり向き合う虎杖の姿勢がカッコいいですね。

 

一度人を殺したら 「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ 命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い 

3巻24話にて。

いじめられっ子の吉野は、虎杖が呪術師であることに気付いて、「人を…殺したことある?」と問います。

「ない」と答える虎杖に、吉野は悪い呪術師でも殺さないのか?と改めて尋ねますが、虎杖は「…それでも殺したくはないな」と言い、続けてこの名言を言います。

「殺す」のに慣れてしまうことほど、恐ろしいことはないと教えてくれる名言です。

命を大切にする感覚は失いたくないという虎杖ですが、この言葉の数日後に虎杖は呪術師の過酷な現実を知ることになります。

 

正しい死って何? 

4巻31話にて。

吉野の高校に現れた特級呪霊の真人をどうにか撃退させた虎杖と、一級術師の七海。

真人の術式が生み出した「改造人間」を不可抗力で殺してしまった虎杖は、七海にこのように問います。

改造人間は元々普通の人間であり、真人が命を弄んだ結果生まれた、人を襲う怪物。

虎杖と仲良くなっていた吉野も真人に改造されて命を落としてしまいます。

「殺されること」は虎杖にとって間違った死だけど、虎杖は改造人間に「お……がい ころして」と言われて殺したのです。

多くの人を「正しい死」に導きたいと考えている虎杖が、初めて目の当たりにした呪術師の過酷な現実。

他人の命には敏感な虎杖にとっては、自分の正義がブレそうになったとは思いますが呪術師として成長するための出来事でもありました。

 

寂しがりなんでね いっぱい人を助けて 俺が死ぬ時大勢に看取ってほしいんスよ 

7巻54話にて。

京都校姉妹校交流会にて、野球をすることとなった呪術高専一同。

そこで、京都校の加茂は虎杖に「虎杖 オマエは何故呪術師をやっている」と問われ、虎杖はこのように返しました。

なかなか自分で「寂しがり」と言うのも気恥ずかしい気はしますが、虎杖は自分の気持ちを正直に口に出していて潔いですね。

また、加茂は虎杖の言葉を聞いて生き別れになった母親の言葉を思い出します。

「助けた数だけあなたは認められる そうしたら今度は色んな人があなたを助けてくれる 独りなのは今だけだよ」

虎杖の言葉は加茂にとって、自分が呪術師である理由を再確認させてくれるものとなりました。

 

俺が殺した命の中に涙はあったんだなって 

8巻63話

呪胎九相図の壊相と血塗を倒した虎杖と釘崎。

しかし虎杖は血塗を倒したとき、弟の死を悲しんで涙を流す壊相の顔を思い出していました。

釘崎は、壊相と血塗が呪霊か人間かを見極める時間などなく、どっちにしろ殺す以外に選択肢はなかったと現実的なことを言います。

虎杖にもきっとそのことは理解しているはずですが、敵であっても兄弟の命を慈しむ感情があったことは忘れることはできなかったのだと思います。

呪術師をしていればどうしても「殺す」という選択肢が入りますが、壊相の涙を思い出すことで虎杖は命の価値や命に対する感覚を自分の中に留めておきたいのでしょう。

 

証明しろ 俺は呪術師だ 

14巻121話にて。

偽夏油や特級呪霊たちが引き起こした呪術テロ「渋谷事変」での名言。

真人の手によって目の前で七海を殺された虎杖。

両面宿儺に体を乗っ取られ、自分の手で大量殺人をしてしまった自分を許せず、心の折れかけた虎杖ですが七海に「後は頼みます」と託されたことで虎杖は真人を祓うための士気を高めます。

出会った当初、七海は虎杖を呪術師として認めてはいませんでしたが、虎杖の成長を感じ取って「君を必要とする人がこれから大勢現れる 虎杖君はもう呪術師なんですから」と声をかけました。

人を助けることをやめてしまったら、呪術師の肩書や自分の使命を捨てることになり、呪術師であると認めてくれた七海にも顔向けができない。

そう思った虎杖が存在証明をして自分を奮い立たせています。

 

釘崎……!! ありがとう!! 俺には誰も救えなかった 皆の苦労も台無しにしてしまった それでも 俺は独りじゃないとそう思わせてくれて だから!! オマエはここで殺す!! 

14巻124話にて。

真人の分身と戦っていた釘崎が、分身に「共鳴り」を食らわせたことで、虎杖と戦っていた本体の真人もダメージを受けます。

釘崎は意図して「共鳴り」をした訳ではなかったですが、本体の真人に発動された術式を見たことで虎杖は、一緒に戦う仲間がいることを知り勇気を奮って、真人に追い打ちをかけます。

仲間の絆が敵を圧倒するジャンプらしい心が熱くなる名言です!

 

ごめんナナミン 楽になろうとした 罪すらも 逃げる言い訳にした 俺 ナナミンの分までちゃんと苦しむよ 

15巻127話にて。

呪胎九相図の脹相戦での敗北、両面宿儺の大量殺人、自分の師である七海の戦死、そして仲間の釘崎が目の前で致命傷を負ったこと…。

度重なるショックで虎杖のメンタルは限界を迎えていました。

そんな窮地に駆け付けた東堂の言葉に励まされ、虎杖は七海に誓いを立てるかのように心の中でこのセリフを言います。

東堂はボロボロになった虎杖に対し、死んでいった仲間が自分に何を託したのか、その答えが分からなくても足を止めるな、それが呪術師として生きる人間のせめてもの罰だと伝えます。

こうして虎杖は「後は頼みます」と七海に託された言葉を胸に秘めて、真人に「黒閃」を決めるのです。

東堂の言葉に押されて、自分の背負う罰や託された使命と向き合う覚悟を決めた虎杖の表情には鬼気迫るものがあります。

 

きっと俺は大きな……何かの歯車の一つにすぎないんだと思う 錆び付くまで呪いを殺し続ける それがこの戦いの俺の役割なんだ

15巻132話にて。

とうとう宿敵の真人と決着がついた虎杖。

真人が何も考えずに人を殺すように、虎杖も自分が何も考えずに呪いを祓う(殺す)ことを理解して、自分と真人がある意味「同じ」であることを悟ります。

真人との激闘の中で、自分が意味も理由もなく、ただ本能的に呪いを憎んでいることに気付いた虎杖は真人を見下ろしますが、その眼にはいつもの優しさはなく、冷徹です。

呪術師としての本分を理解してさらに強くなった虎杖の名言です。

 

虎杖悠仁の口調やしゃべり方を紹介!声優は誰?

虎杖は明るく活発な少年ですが、口調にはやんちゃさや粗暴さはなく、むしろ優しさが感じられます。

基本的に誰に対してもフランクな話し方ですが、馴れ馴れしさはなくて人懐っこい印象を与えます。

伏黒の前ではボケ役に回ることもあって天然なところもありますが、基本的には控えめにツッコミをしているような気がします。

続いて、虎杖の声を担当している声優さんを紹介します。

虎杖悠仁を演じているのは、榎木淳弥(えのきじゅんや)さんです。

榎木さんの出身地は東京都、所属事務所はアトミックモンキーです。

榎木淳弥さんの主な代表作
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている (館脇正太郎役)
  • スパイダーマン:ホームカミング (ピーター・パーカー/スパイダーマン役)
  • ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 (パンナコッタ・フーゴ役)

 

虎杖悠仁の名言・セリフまとめ

今回の記事では、虎杖悠仁の名言を10個紹介していきましたが、虎杖のまっすぐな言葉には読者の心を励ますパワーを持っていますね!

虎杖の名言の数々を読み返すと「強さ」と「優しさ」が表裏一体であることが改めて理解できます!

そして、できるだけ「殺す」ことを避けてきた虎杖が、呪霊の真人にははっきりと「殺す」という純粋な殺意が芽生えたこともなかなか興味深いです。

虎杖が人の命を「正しい死」へと導くために、呪いを冷徹に追い詰めるというある種の強さを身に付けたことは虎杖が呪術師としての成長とも言えます。

これから虎杖が様々な戦いを通して、どのように自分の信念である「正しい死」の答えを見出していくのか個人的には気になります。

今回の記事を通して、虎杖悠仁の魅力が伝わってくれたら幸いです。

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