五条悟の過去・生い立ちを紹介!幼少期や夏油傑との出会いは何巻何話?

五条悟の過去幼少期や夏油傑との関係

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SNSだけでなく、バラエティ番組でも取り上げられるほど人気を博している呪術廻戦。

このブームの火付け役になったのは、最強呪術師・五条悟のビジュアルやキャラクターと言っても良いのではないでしょうか。

実際、五条悟の領域展開「無量空処」のシーンがアニメ放送されたあと、Twitterでは「領域展開」がトレンドになるほど大賑わいとなりました。

そんな五条ですが、「元々最強なのか?」、「どうして特徴的な目なのか?」と人気の割に謎の多い人物です。

魅力的でミステリアスなキャラクターほど、その生い立ちや過去ってどんな感じなんだろう?って気になってしまいますよね!

今回の記事では、五条悟の過去と生い立ちを紹介するとともに、彼の幼少期や夏油傑との出会いが何巻何話なのかについても紹介していきます。

以下、ネタバレを含みます。

 

五条悟の生い立ち

1989年12月7日、呪術界御三家の一つ、五条家に「六眼(りくがん)」という特殊な目を持った子供が生まれました。

それが五条悟です。

「六眼」の持ち主は初めて見た相手の術式を一目で理解するほか、わずかな呪力の痕跡や、呪力の流れも見えてしまいます。

それだけでなく呪力操作も高精密になることから、生まれて間もなくして五条は周囲の呪詛師から警戒されることとなりました。

成長した五条は呪術高専東京校に所属し、彼の強さや考えに強い影響を与えた経験をします。

そして、この経験こそが五条が高専の教師を志すきっかけとなります。

その後は、1年時の禪院、狗巻、パンダ、乙骨の担任を受け持ちます。

そんな中、2017年12月24日に高専時代の旧友・夏油傑が新宿・京都で百鬼夜行を決行し、五条ら呪術師は食い止めるために新宿へ出動。

最終的には、五条が乙骨の猛攻撃で致命傷を受けた夏油のとどめを刺します。

五条はかつての親友との別れを惜しみながらも生徒の成長を見届けて、1年後には「呪術廻戦」本編にあるように虎杖、伏黒、釘崎の担任を受け持ちます。

 

五条悟の幼少期

「六眼」を持って生まれた五条は、後々脅威になることを恐れた呪詛師たちによって、億を超えた懸賞金がかけられました。

かつて呪詛師の粟坂やオガミ婆も幼い五条の命を狙っていましたが、五条の六眼を見るやいなや、その強さを恐れて暗殺を断念します。

また、粟坂は五条が生まれたことで、年々呪霊の力が高まっていったことを一瞬で理解し、呪術界のパワーバランスが五条の誕生で変わったことをも本能的に悟ったのです。

現に五条の放つ呪力がけん制となり、呪霊や呪詛師の活動も大きく制限されていくこととなります。

天与呪縛で圧倒的な戦闘能力を誇る伏黒甚爾さえも、少年時代の五条を見てその力を認めるほどです。

伏黒が面白半分で子供の五条を見に行ったときは、伏黒が背後に立っていることを五条に気付かれました。

伏黒にとって、背後にいることを気付かれたのはこの一度だけ。

六眼はかすかな呪力でも見ることができますが、呪力が完全にゼロである伏黒の気配でさえも少年・五条悟は察知できたのです。

五条は末恐ろしい子供だったんですね…。

 

五条悟の高専時代:夏油傑との出会い

五条の過去編は、五条と夏油が高専2年のときから始まります。

当時の二人は時々互いの意見がぶつかるものの、基本的にはウマの合う親友で、お互いの強さを認め合う五条・夏油コンビは「最強」だと呼ばれていました。

そんな中、五条と夏油は担任の夜蛾からある任務を言い渡されます。

それは、呪術界の拠点である天元の適合者・天内理子を護衛すること。

不死の術式を持ち、高度な結界術の使い手である天元は、500年に一度、新たな肉体に入れ替わる必要があります。

そのため天元と「同化」することになった天内ですが、「同化」を阻止しようと呪詛師集団「Q」と盤星教の人間に命を狙われているのでした。

護衛を任された初日、五条と夏油は「Q」を壊滅させ、2日目には二人と天内は心を通わせていきました。

しかし護衛の最終日、盤星教からの刺客・伏黒甚爾に急襲され、五条は死亡、夏油も深手を負い、そして天内は殺害されて任務は失敗…。

そうして、天内の遺体を盤星教の元へと持ち帰った伏黒の目の前には死んだはずの五条が。

死ぬ間際に反転術式を体得して、肉体を再生させた五条は覚醒状態になり、伏黒を仕留めました。

五条と後を追った夏油は天内の遺体を持ち帰りますが、周りの盤星教の人間たちは少女の遺体に向けて笑顔で拍手。

五条は盤星教信者に殺意を抱きますが、非術師(弱者)を守ることを信条としていた夏油が制しました。

1年後、非術師の愚かさを目の当たりにした夏油は、弱者を守ることに意味があるのかと葛藤から抜け出せない一方で、伏黒との戦いをきっかけに「最強」への階段を上がっていく五条。

いつしか「最強の二人」から「最強呪術師・五条悟」と呼ばれるようになった中、ついに夏油は任務先で村民の醜悪さに耐えきれず、多くの村民を殺害。

数日後、五条は呪詛師となった夏油と対峙し、殺そうとしますが覚悟が決まりませんでした。

未来のあった少女を救えなかったことと、正義感のある親友が悪の道へ進んでしまったこと。

この二つの出来事で、最強である自分でさえも救えない人間がいることを知った五条は、そんな世界を一緒に変える仲間を育てるため、呪術高専の教師を志すようになるのです。

 

五条悟の過去が読めるのは何巻何話?

高専時代の五条悟が描かれているのは8巻65話「懐玉」から9巻79話「これからの話」までです。

79話では、幼い伏黒恵と五条悟の初めての出会いが描かれてますが、五条が伏黒に希望を託すシーンは必見です!

また、数ページほどですが幼少期の五条を見れるのは11巻96話「渋谷事変⑭」です。

こちらは呪詛師側の視点から幼い五条の様子が語られていますが、少年時代の五条がいかに凄いかをたった2、3ページで表していて、とても説得力があります!

呪術廻戦0巻では、東京校の2年の過去だけでなく、五条と夏油の「決着」も描かれています。終盤で、五条がグッとくるセリフを言っていますが、五条の過去を知るとより心に刺さるので、0巻も見逃せないです!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

生まれた瞬間から、最強呪術師を運命付けられた五条悟は、呪術界ではもはや伝説級。

しかし、そんな五条にも悔しさのにじむ苦い過去がありました。

信頼していた親友が悪へと身を堕としたときの五条の心中を考えるとやり切れないです。

皮肉なことですが、五条にとって天内や夏油といった重要な人間を救えなかったからこそ、五条は真の最強になったのかもしれません。

是非、五条悟ファンは紹介した8・9巻を読んで、いかにして五条が「若人の青春を守る」教師になったのか知ってほしいです!

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