伏黒恵の名言・名セリフまとめ厳選8選!「俺は不平等に人を助ける」他

伏黒恵の名言・セリフまとめ

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伏黒恵は東京都立呪術高等専門学校の一年で、主人公・虎杖悠仁の同級生です。

今回は虎杖や釘崎と共に呪いを祓う伏黒恵の名言を8個ピックアップします。

伏黒恵は明るくまっすぐな虎杖とは対照的に、常に冷静で素っ気ないクールキャラです。しかし、彼の発するセリフには、普段の印象によって隠された人情に厚い一面が見られます。

実はアツくて誠実な伏黒の人柄に気付いて、彼のファンになった人も多いのではないでしょうか。是非、伏黒の名言を通して、彼の魅力を知って頂けたらと思います。

また、伏黒恵を担当する声優さんについてもまとめています。

 

伏黒恵の名言・名セリフを一覧で紹介

  • 私情です。なんとかしてください。(1巻2話)
  • オマエは大勢の人間を助け 正しい死に導くことに拘ってるな だが自分が助けた人 間が将来人を殺したらどうする(1巻6話)
  • 俺は不平等に人を助ける(2巻9話)
  • 俺は正義の味方じゃない 呪術師なんだ(2巻9話)
  • その人に揺るがない人間性があればそれ以上は何も求めません(3巻17話)
  • 俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです ただ俺は自分の良心を  信じてる 自分の良心に従って人を助ける それを否定されたら後は 呪い合うしか ないですよね(6巻44話)
  • 俺は皆とは違う 守る人間を選ぶ 俺が一番背負っていない!! だから!!
  • 俺が先に倒れるなんてことは許されねぇんだよ!!(6巻48話)
  • 我を通さずに納得なんてできねぇだろ 弱い呪術師は我を通せない 俺も強くなる  すぐに追い越すぞ(7巻53話)

以上8個が呪術廻戦を読んで伏黒恵の名言だと感じたものです。これらの名言をざっと通して見てみると、伏黒は自分の中にある譲れないポリシーがあるように思えます。

続いて、8個の名言を更に詳しく紹介します。

 

私情です。なんとかしてください。

1巻2話にて

両面宿儺の指を飲み込んだことで、宿儺の器となった虎杖が処刑されるか否か…。五条先生が虎杖の命をどうするかと問われたときの伏黒のセリフです。

「死なせたくありません」と答えた伏黒に対し、五条先生が「私情?」と問われて、このように答えます。

「正しい死」の考えを持つ虎杖に触れたからこそ、伏黒は「何としてでも虎杖を間違った死から回避させたい!」という強い思いが伝わってきます。

伏黒がカッコつけずに自分の気持ちを真っ直ぐ伝えることで、序盤にして彼のクールキャラが良い意味で裏切られたと言ってもいいですね。

 

オマエは大勢の人間を助け 正しい死に導くことに拘ってるな  だが自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする

1巻6話にて

任務現場の少年院にあった囚人の遺体を持ち帰ろうとする虎杖に対して、伏黒が言ったセリフです。

少年院に入る前、虎杖は囚人の母親が息子の身を案じている姿を見ていました。せめて母親に遺体を見せて息子の死を伝えたい虎杖ですが、伏黒は囚人の罪状を言ってから、虎杖の意向を否定します。

伏黒らしい現実を見据えた厳しい一言です。正邪に関わらずどんな人間でも助けたい虎杖と、助ける人間を自分の善悪の基準で助ける伏黒のポリシーがぶつかる場面でもあります。

次の名言「俺は不平等に人を助ける」への定石のように感じます。

 

俺は不平等に人を助ける

2巻9話にて

虎杖の身体を乗っ取った宿儺が伏黒を急襲した際に、伏黒の心の中で浮かぶ一言です。

「不平等な現実のみが平等に与えられている」から始まる伏黒の心の吐露は、彼が呪術師になった動機と、呪術師になる覚悟を再確認しているかのようです。

伏黒にとっての不平等な現実とは、彼にとって絶対的な善人が報われず、不幸になること。そんな理不尽な世界に対する伏黒の姿勢が「不平等に人を助け」て彼の思う善良な人間を一人でも多く救うことであり、彼が呪術師である理由なのだと思います。

伏黒はどんな不条理に対しても、自分の善悪基準は貫き通すのでしょう。

 

俺は正義の味方じゃない 呪術師なんだ

2巻9話にて

上記の名言に続くシーンでの一言です。

宿儺の挑発に合わせて呪術を発動しようとする伏黒ですが、自身を犠牲にして虎杖が宿儺から取って代わったのが分かると、死ぬ間際の虎杖に、以前助けた理由を伝えます。

ここで伏黒は、虎杖が宿儺の器になったことで危険人物となったものの、自分にとっては救うべき善人であり、助けたことを後悔していないことを正直に言います。

自分の善悪の物差しで、助けたい善人を選ぶという私情を持っていては、虎杖のようないわゆる「正義の味方」にはなれないけれど、虎杖のような善人が幸せになることを望む呪術師でありたいという伏黒の強い想いがうかがえます。

 

その人に揺るがない人間性があればそれ以上は何も求めません

3巻17話にて

このセリフは東堂に好きな女性のタイプを聞かれたときの伏黒の答えです。

この一言で、伏黒に対してその場にいた釘崎や禪院真依といった女性陣の反応は上々なものとなりました。この答えも自分の価値基準を譲らない伏黒らしさが表れていると言えます。

呪術廻戦では、釘崎や伏黒たちの先輩である禪院真希などの女性キャラは人間性が確立しており、非常にパワフルな印象を受けます。もしかして、この一言は作者・芥見先生の代弁では?と邪推しました(笑)。

ちなみに、芥見先生は身だしなみのしっかりした女性がタイプのようです。

 

俺は自分が正しいとか間違ってるとかどうでもいいんです ただ俺は自分の良心を信じてる 自分の良心に従って人を助ける それを否定されたら後は 呪い合うしかないですよね

6巻44話にて

京都姉妹校交流会で団体戦が行われた際、伏黒は京都校の加茂と戦うこととなります。呪術師の名家に生まれた加茂は、禪院家の血筋にあたる伏黒を家柄に縛られている同類と見なします。

しかし、伏黒はそれを否定し、上記のセリフを言います。

このセリフを言う中で、伏黒が救うべき善人だとする虎杖や姉の津美紀の顔が描かれた一コマがあります。

呪術師の御三家に生まれた人間として、虎杖を殺そうとする加茂は、伏黒にとっては不平等な現実の一部なのだと思います。だからこそ、自分の信条を曲げずに、虎杖を守ることに徹する。

ブレない伏黒はやはりかっこいいですね。

 

俺は皆とは違う 守る人間を選ぶ 俺が一番背負っていない!! だから!! 俺が先に倒れるなんてことは許されねぇんだよ!!

6巻48話にて

姉妹校交流の最中、突如として特級呪霊が呪術高専を襲います。伏黒は先輩の真希と組んで呪霊に挑みますが、追い詰められてしまいます。そのとき、伏黒が自らを奮い立たせようとするセリフです。

伏黒は虎杖のように、善人も悪人も正しい死に導こうとする正義の味方でもなく、加茂のように家柄に縛られてもいない。あくまで自分の価値判断にしたがって呪いを祓う伏黒が自分自身に課している責任の表れだと思います。

上の名言でも分かるように、できるだけ多くの善人を救うという使命感が、伏黒を呪術師たらしめることが再確認できるシーンでもあります。

 

我を通さずに納得なんてできねぇだろ 弱い呪術師は我を通せない 俺も強くなる すぐに追い越すぞ

7巻53話にて

波乱の姉妹校交流会が落ち着き、負傷した伏黒の病室で、虎杖と釘崎の三人で話し合っているシーンでの名言です。

少年院での任務の際、伏黒は虎杖の「オマエの真実は正しいと思う でも俺が間違っているとも思わん」という言葉を思い出し、お互いの考えが正しいとも間違っているとも受け取れることを話します。

伏黒は不平等な世界で自分のポリシーを貫いて生きるためには、もっと強くなることが必要だと痛感し、同時に呪術師として強くなった虎杖にライバル心を抱きます。

伏黒が虎杖の強さを認めることで、更に強くなる予感がする名言です。

 

伏黒恵の声優は?口調やしゃべり方は?

伏黒恵の声を演じているのは内田雄馬さんです。

主な代表作
  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (アイン・ダルトン役)
  • からかい上手の高木さん (中井くん役)
  • BANANA FISH (アッシュ・リンクス役) 

内田雄馬さんの出身は東京都、所属事務所はアイムエンタープライズです。姉にあたる内田真礼さんも声優として活躍しています。

普段の話し声は、伏黒を演じているときの声にやや近いですが、トーンは明るいです。

呪術廻戦は、Spotifyのポッドキャスト「呪術廻戦 じゅじゅとーく」を毎週金曜21時に配信しています。第1回の配信では、番組MCを務める虎杖役の榎木淳弥さんとゲスト登場した内田さんがトークを展開しています。

この配信を聞いたときは、内田さんが笑い上戸で朗らかな印象を受けました。内容が気になる方は、是非Spotifyの「じゅじゅとーく」をチェックしてみてください。

 

伏黒恵の名言・セリフ記事まとめ

伏黒恵の名言・名セリフを8個紹介しましたが、一貫して言えるのは伏黒には揺らぐことのない軸が確実にあることです。その軸とは、彼が善人だと信じる人間を一人でも多く助けることです。

伏黒は他の登場人物に指摘されるように、頭が良く、頭が良いゆえに考え事が多いようです。実際、彼は口数よりもモノローグの方が目立つ印象を受けます。名言でも窺えるように、伏黒がしっかりとした信条にしたがって放つ言葉の数々は、彼が過去の苦い経験を通して、深く考え続けた結果なのかもしれません。これなら、伏黒が作中で人気キャラになるのも納得ですね。

以上が、今回の伏黒恵の名言・名セリフ記事のまとめとなります。伏黒と虎杖の考えの違いが今後の物語の展開でどうなるのか…と私は気になりますが、二人が敵ではなく、ライバルとしてお互いを高め合ってほしいと願うばかりです。

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