スーパーで簡単に手に入り、長期間の保存が可能でお料理にサッと使えるトマト缶。
赤ちゃんの離乳食にトマト缶って使ってよいのか迷いますよね。
トマトを食べさせたいけど、毎回湯むきをしてペーストにするのめんどくさいなあと感じていました。
そこでトマト缶!これなら栄養価の高いトマトが初めからペースト状になっていて使いやすそう!
でも、このまま料理に加えて食べさせてしまっても大丈夫か心配になります。
それに、できることなら離乳食と大人のご飯を一緒に作れたら便利ですよね。
レシピも豊富なトマト缶ですが、いつからどんな風に食べさせたらよいのでしょうか。
これから離乳食後期に入る娘をもつ私が実際に作ってみたメニューとこれから試してみたいメニューを紹介します。
目次
デルモンテのあらごしトマトを離乳食で
カゴメさんもデルモンテさんでも、素敵な商品がでています♪
中の人はめっちゃよく利用しておりまして、離乳食レシピにも多用しております。でも市販品のためSTOがでて、皆様の目にとまるときには「トマトを湯むきし皮をとり裏ごして…」となることがあり、それは本当に本当に申しわけなく思ってます pic.twitter.com/nM6YFASrMO
— 母子栄養協会*離乳食・幼児食* (@boshieiyou) September 5, 2021
トマトといえばデルモンテ。
デルモンテにはあらごしトマトやカットトマトなどの種類があり、トマト料理をする際には重宝しますよね。
そんなデルモンテのあらごしトマト、あらごししているので離乳食として使ってみるのもありですよ。
赤ちゃんには味が濃いので少し薄めてからあげるようにしましょう。
あらごしトマトには種も含まれていますが、栄養士に離乳食相談したところ種は取り除かなくても大丈夫のようです。
離乳食にトマト缶はいつから使えるの?
トマト缶の中身は「水煮されたトマト」です。
なので、トマト缶は離乳食初期から食べることができます。
それに、トマト缶に使われるのは完熟トマトなので、普通のトマトよりも栄養価が高くなっています。
ビタミンとミネラルの両方が豊富なので、ぜひ赤ちゃんに食べさせたいです。
少しでも栄養価の高いものを食べさせてあげたいと思うママには最適の状態ですね。
しかも中身は煮て柔らかく崩れたトマトなので離乳食初期の鉄則であるペースト状にする作業もとっても楽ちん!
赤ちゃんのためとはいえ、トマトを湯むきして切ってすりつぶして・・・と正直手間ですよね。
めんどくさがりだけど、娘には小さいうちからトマトに慣れて欲しい!
値段も安価ですし、初めは慣れない離乳食作りでの時短を叶えてくれる食材です。
メニュー次第では大人の食事から取り分けることもできるので、多めに作ってみんなで同じものを食べるのも良さそうです。
パパやママと同じご飯が食べられると赤ちゃんも喜んで食べてくれるかもしれませんね。
離乳食にトマト缶使う前にしっておきたい3つのこと
離乳食初期から食べさせることができるトマト缶ですが、どのトマト缶もそのまま食べさせて良いのでしょうか。
基本はトマトでできていますが、商品によっては気をつけてあげる必要があります。
- トマト缶の裏面表記をみて塩分を確認!「有塩タイプ」は赤ちゃんにとって味が濃すぎるので、「無塩タイプ」を選びましょう。
- 種があると消化できないことがあるので、種を取り除きやすい「ホールタイプ」を選びましょう。
- 離乳食期の赤ちゃんには生で食べさせず、念のため加熱したものをあげるようにしてください
いろいろな種類のトマト缶があるので迷ってしまいますが、上記の3つに気をつけて選べば大丈夫です。
私は大体どこのスーパーでも売っているという点から「デルモンテ完熟ホールトマト」をよく使います。
塩分もかなり低いので赤ちゃんにも安心です。
国産にこだわってみたり、有機100%など成分を吟味して選んであげるのも良いと思います。
もしかしたら、赤ちゃんによって好みのトマト缶が見つかるかもしれませんね。
トマトを使った離乳食初期・中期・後期おすすめのレシピ
離乳食は3段階になっていています。
それぞれの時期に合わせて加工する必要があります。
- 離乳食初期
ドロドロのペースト状。裏ごしやすりつぶしが必要です。 - 離乳食中期
ほんの少し食材の形状が残るくらいの状態。まだまだ柔らかいものを食べます。 - 離乳食後期
歯が生え始め、上手に歯茎で潰せるようになってきます。食感のあるもの、掴み食べできるものを食べ始めます。
それぞれの時期に合わせた調理法でトマト缶を取り入れていくとトマトの味にも少しずつ慣れていきます。
大人と違ってたくさん食べることはできないので、どの時期も無理強いせず様子をみながら楽しく食べさせることが大切です。
では、便利なトマト缶を使って娘に作ったメニューと後期に入るこれからの時期に作ってみたいメニューを紹介します。
離乳食初期おすすめレシピ
トマト粥 https://cookpad.com/recipe/5964134
いつもの10倍粥に電子レンジで加熱したトマト缶を乗せるだけの簡単メニューです。
まずはトマトの味を慣れてきたお粥と一緒に「美味しいね、トマトだよ!」と声かけしながら食べさせました。
初めは不思議そうな顔をしますが、「美味しいんだ」と思わせることが大切です。
まだ味付けをせず、いろいろな食材にチャレンジする前なのでトマト缶にいろいろなものを混ぜて与えるのはやめていました。
初めはシンプルなものがオススメです。
離乳食初中期おすすめレシピ
野菜とツナのトマト煮込み https://cookpad.com/recipe/6119574
いろいろな種類の野菜を入れることができるので栄養満点の一品です。
野菜の切り方を変えれば後期に入ってからも噛みごたえのあるメニューとして使えます。
味が濃くなってしまうのが心配だったので、ツナも食塩無添加のものを使用しています。
万能ミートソース https://cookpad.com/recipe/4070948
ママ友から「ミートソースを一度にたくさん作ると、大人がパスタ食べるときに便利だよ!」と教えてもらって作ってみました。
娘の分にはコンソメを入れずにあげて、大人の分にはコンソメを入れて味を足しています。
見た目が同じなので、大人と同じものを食べられて満足そうな顔をしてくれます。
離乳食後期おすすめレシピ
トマトシチュー https://cookpad.com/recipe/5667158
シンプルに私が食べてみたい!と思いました。
シチューでまろやかな味になりそうですし、ご飯もモリモリ進みそうです。
少食気味の娘なので、ご飯が進むおかずを作ってあげたいなと思っています。
チキンとトマトのドリア https://cookpad.com/recipe/5068458
大人の分も一緒に作れるのが魅力です。
大人の分はパスタにかけて食べるか、子供と同じようにご飯に乗せてチーズをかけても美味しいです。
練習で一度作ってみましたが、使用するのは鶏ひき肉なのに味がしっかりしていて大満足でした。
離乳食におすすめの食塩なしのトマト缶
離乳食に使えるトマト缶を選ぶときのポイントは食品添加物を使用していない点や食塩の使用量。
赤ちゃんが口にするものだから安全安心なものを選びたいですよね。
デルモンテ完熟あらごしトマト
キッコーマンから販売されているデルモンテの完熟トマト缶は食塩が含まれていますが、100gあたり0.03gです。
スーパーでお手頃価格で買うことができるトマト缶の中では、かなり塩分控えめとなっております。
国産有機まるごとトマト
光食品のトマト缶には食塩が入っていません。
さらに国産という点もポイント高いです。
モンテベッロ ダイストマト缶
イタリアの有機認証団体Bioagricert認定の南イタリア産オーガニック・トマトを使用。
肉厚で酸味の少ない縦長タイプの完熟有機トマトを湯むきし、裏ごしした有機トマトジュースと一緒に缶詰にしています。
食塩が100gあたり0.001~0.015mg含まれています。
楽天での評価も高い商品。
まとめ
私が初めて子育てをしてみて思ったことは「離乳食は手間がかかる!」ということです。
いつから何を食べさせても良いのかわからないし、初めて食べさせる時は不安ですよね。
栄養面でも使い勝手でも離乳食作りの味方になってくれるトマト缶を上手に使って、ストレスなくご飯作りをしていこうと思っています。
私の娘は食事の見た目がパパやママの食べているものと同じものの方がご飯の食いつきが良いです。
もちろん食べたくなくて散らかしてしまうこともありますが、ちょっとしか食べてくれない日でもトマト缶を使って栄養をしっかり取らせたいなと思います。
簡単に便利に、楽しく離乳食を進めたいですね。