潮干狩りでとってきたあさりの塩抜きを、時短できる方法があるなら便利ですよね!
通常は海水や塩水で時間をかけて砂抜きしますが、50度のお湯で砂抜きする方法があるのをご存知ですか?
スーパーで売っているあさりも、砂抜きがされていないものありますよね。
きちんと砂抜きしようとすると、海水で4時間以上かかると言われています。
自宅でつくる塩水なら6時間ほどかかり、すぐに食べたいときなどは全然間に合いません(泣)。
この記事では50度のお湯を使ってあさりの砂抜きを時短でする方法+失敗しないための注意点について紹介していきます!
目次
あさりの砂抜きはお湯を使って時短!所要時間はたったの10分
あさりや貝の砂抜きをしっかり行おうとすると、とても時間がかかります。
すぐに貝が砂を吐いてくれる方法として、『50度洗い』という砂抜きの裏技があります。
50度のお湯につけることで一晩かかってしまうような砂抜きもたったの10分でできるのは驚きですね!
潮干狩りでとってきた貝をすぐに食べたい人や、時短で砂抜きしたい人におすすめの方法です。
あさりの砂抜きの時短ワザ50度洗いとは
50度のお湯で洗うことで、砂抜きにかかる時間をたった5分に時短できる裏技です!
- あさり1パック(中くらいの貝が20個くらい)
- 熱湯:500ml
- 水:500ml
- 調理用の温度計
- ザル付きの平たいバット
必要な物を確認したら、次はあさりの砂抜きをお湯で行う工程を5つのステップで紹介していきますね。
あさりをザル付きの平たいバットに入れて水洗いする。
ここで擦り洗いをしっかりしておき、口が開いている貝は処分する。
水→熱湯の順で50度にする。
バットに新聞紙をかぶせ暗くし、5分ほど放置する。
あさりの水管が出てきたら、擦り洗いする。
汚れた水を一度捨て、もう一度50度のお湯に5分ほどつける。
貝から身が出てきらた砂抜き完成。
時短できる理由は
あさり砂抜きしてるんだけどこんな伸びる?? pic.twitter.com/LhF0mGZeow
— C子(・ε・) (@Aoi_Cch) April 5, 2020
あさりは50度のお湯につけることで、『のぼせた状態』になるからです。
本来の砂抜きならあさりの水管が出てくるまでに時間がかかりますが、50度のお湯につけると、たちまち水管が出て貝から中身が出てきます。
なので時短で砂抜きできちゃうんですね。
あさりの砂抜きはお湯で時短だと開かない?失敗しないためのポイント
50度のお湯で洗う事で、砂抜きの時間をたった5分に時短で切る裏技ですが・・・
失敗しない為にはコツが必要です。
- 湯温を50度にちゃんと合わせる
- 5分以上放置しない
- 途中でお湯が冷めたら熱いお湯を足して50度をキープする
- 擦り洗いをして砂をしっかり落とす
- 暗い場所で砂抜きする
上記の5つのポイントをしっかり押さえておきましょう!
この裏技は、50度以上だと貝が死んでしまい、逆に50度以下だと貝が砂を吐いてくれません。
40度くらいのぬるま湯だと、食中毒を起こす原因となる貝の菌が繁殖してしまう可能性も・・・
成功させる為には調理用の温度計を使うのがおすすめです。
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上記5つをしっかり押さえていても貝が開かない場合は、その貝は死んでいる可能性が高いので、残念ですが諦めましょう…!
あさりの砂抜きの方法とコツ
最近ね、アサリの砂抜き用に買ったバット(ザル付き)がとっても使い勝手良くてお気に入り。そして今日砂抜きしたアサリ、1匹やたら貝殻から伸びててビックリした。こんなに出るんだね。。。 pic.twitter.com/7NhjyqLjkm
— 伊藤恵 (@meggmog) February 6, 2017
あさりの砂抜きが一番効果的に出来るのは、『海水』です。
潮干狩りに行ったさいは、空のペットボトルに海水を入れて帰るといいですね。
自宅で塩水をつくる場合は濃度がポイントです!
砂抜きのために使う容器や、放置するときはどこに置けばいいかも、しっかり砂抜きするのに重要です。
貝の洗い方にもコツがあるので、ご紹介していきます!
砂抜きに使う容器
網つきのキッチンバットがおすすめです。
あさりの砂抜き バットでやると吐いた砂を再び吸わないという知識を得た かわいい pic.twitter.com/jnZRgpdxJO
— ばんびーな🌸(豚㌠) (@mi_metamorphose) January 5, 2020
水切りかごでもOKです。
貝と貝が重ならないように平に並べるのがコツです!
貝と貝がかぶさると、砂を吐いた貝の下の貝に砂がかかってしまいます。
※自宅にあるボウルなどは砂抜きに適していません。
砂抜きの塩水について
海水に近いのは、濃度3%の塩水です。
1カップ200ccの水に対し、塩小さじ1
海水の濃度よりも薄すぎたり、濃すぎたりしても、なかなか貝は砂を吐いてくれません。
ですが、他の行程をしっかり行えれば塩水の濃度はあまり神経質にならなくても大丈夫です。
舐めてみて、ちょっとしょっぱいなと感じればOKです。
あさりを塩水につける
平に並べた貝に、用意した塩水を貝の頭が少し出るくらい入れます。
貝と貝を重ねずに、必ず貝は平に並べましょう!
砂抜きを成功させる大きなポイントとなります!
暗い場所に置く(砂抜きの時間)
塩水につけた貝は、暗くて涼しい場所に置きましょう。
明るい場所では貝は砂を吐いてくれませんし、暑い場所だと貝が悪くなってしまいます。
ただし、冷蔵庫ではなく、室温で涼しいところが貝にとって快適な場所です。
新聞紙を覆うなどして暗くしたら、できるだけ室温で涼しい場所に置きましょう。
潮干狩りでとってきた貝なら、6時間から一晩置くのが目安です。
スーパーの貝なら2時間〜が目安です。
擦り洗いする
擦り洗いはとても重要です!
砂抜きが完了したら、流水で貝と貝をこすり合わせるようにしてしっかりと洗いましょう。
せっかく時間をかけて砂抜きをしても、ここで擦り洗いを忘れてしまったら貝が吐いた砂が残ってしまいます。
あさりの砂抜きをお湯(50度)で失敗しない方法を紹介!記事まとめ
いかがでしたか?
あさりを50度のお湯で時短できる砂抜き方法と砂抜き方法のコツをご紹介しました!
潮干狩りでとってきたあさりや貝を、しっかり砂抜きして美味しく食べたいですよね。
通常の方法も時短の方法も、あさりの砂抜きには手間とコツが必要です。
しっかり方法を守って砂抜きすれば、美味しいあさりが食べられますよ。
時間がないときは、ぜひ時短で出来る50度の砂抜きにもチャレンジしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!