麃公(ヒョウコウ)の死んだ理由(死因)は?本能型武将の最期は何巻何話!

麃公 死因

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秦国の将軍であり、個性も強い麃公(ヒョウコウ)。

今回は、その麃公の死因(最期)を説明します。

麃公は、信に大きな影響を与えます。

本能型として・・・野生的な戦い方とか???

六大将軍に実力は引けをとらない実力!!!

本能型の将軍で、何と言ってもその破壊力が凄まじいです。

生き様がかっこいい!!

そして、死に様(最期)もかっこいい!!

あの李牧(趙軍軍師)にも、「本能型の極み」と言わしめた人物です。

今回は、そんな麃公の死因や最期について見ていきましょう。

 

麃公が死んだ理由は?

合従軍との戦いで、李牧の策を破り、李牧の元までたどり着きましたが、そこに龐煖が現れました。

寡兵で趙兵に包囲された状態で、龐煖と戦うという絶望的な状況での一騎討ちの末に討ち死にしました。

絶望的な状況で、死期を悟っていた麃公。

生きるのを諦めたわけではなく、未来へとつなぐ死ぬ覚悟があった麃公。

援軍に向かおうとする信を止め、自分の盾を投げ「火を絶やすでないぞォ」と信に最後の言葉を告げ、止めを刺されたシーンは本当に名シーンでした。

 

麃公の死亡シーンを振り返る!最後に戦った相手は?

麃公は龐煖との一騎討ちの末、討ち死にしました。

絶望的な状況での一騎討ちになったのは、李牧の策?です。

知略型である李牧の策「流動」を直感で破り、麃公は本陣に到達します。

しかし、李牧は全く慌てていませんでした。

本陣に龐煖を配置していたからです。

流動を破ることはできましたが、龐煖が現れたことで、麃公は絶望的な状況になりました。

それでは、ストーリーを見ていきましょう。

 

函谷関死守 30巻318話

合従軍との戦いも十五日目になりました。

李牧はこの日函谷関を落とすつもりだと、合従軍の将達に通達しました。

そして、麃公軍vs慶舎の本能型対決も互いに譲らず激化しています。

各所でも激しい戦いが行われ、函谷関も落ちるかというところまできましたが、間一髪守り切りました。

合従軍が函谷関から退却したという知らせが咸陽にも届きました。

その夜人知れず李牧が合従軍の中から消え去りました。(不穏な動き)

 

李牧vs麃公 30巻322話

十六日目、魏軍韓軍が函谷関を地味に攻めているときに、麃公は不穏な動きをしている軍を遠目で確認しました。

(李牧が別働隊を率いて、南道を通り咸陽を目指していました。)

しだいに王都咸陽に近づいてくる李牧軍。

皆が出し抜かれたと思っていたところ、後ろから麃公が現れました。

もちろん、飛信隊も一緒です。

気づいた李牧は「流動」という策を用い、麃公軍を迎え討ちました。

戦場が渦になり、隊が分断・・・絶体絶命と思ったところ、麃公は本能で、李牧の元に辿り着きました。

すなわち、麃公が李牧の戦術を打ち破りました。

李牧は、自分の理解の範疇を超える本能型の極みにある武将だと麃公を褒めます。

しかし、李牧は焦っていません。

そこへ、龐煖が現れ、麃公vs龐煖の一騎討ちが始まりました。

 

麃公の最期 30巻324話

龐煖は王騎との戦いを勝ちきれなかったことで、戦場に強さとは何かを求めています。

強い龐煖。

麃公の刃もなかなか届きません。

同じく麃公と共にきた麃公軍も次々と討ち取られ、麃公一人になってしまいました。

そこへ、必死に飛信隊が助けに入ろうとします。

しかし、麃公は信に声をかけました。

「前進じゃァ」

「ここは貴様の火を燃やし尽くす場所に非ず 咸陽へ行け 童信」

そして、自分の盾を信の元へ投げつけました。

それに対し、龐煖は生を諦めた麃公は弱者だと罵ります。

麃公は「何も分かっていない」と返します。

しかし、その答えを龐煖に言わぬまま、最後の攻防に入りました。

瀕死の麃公は片腕で、龐煖の首を取ろうとしましたが、届きません。

届かないと分かった麃公は、龐煖の腕をへし折りました。

そして、信に言いました。

「童 信 火を絶やすでないぞォ」と。

麃公はそこで討ち死にしました。

 

麃公との宴会(回想シーン) 30巻326話

信は麃公に「なぜ将軍は六大将軍に入れなかったのか」と聞きました。

それに対し、麃公は「そういうものに興味がなかっただけだ」と答えます。

麃公にしてみれば、六大将軍は全員「夢追い人」であったと言います。

戦場にどこか甘美な夢を抱いて臨んでいたと。

それに対し、自分(麃公)は戦場が家であり、戦いが生きることであったと言います。

(ただ、戦場で戦い、勝利し、その夜うまい酒を飲めれば満足であった・・・・と)

しかし、道は違えど漢(おとこ)なら、強いもの同士惹かれ合う。

だから、たまに出くわして奴らと飲む酒は格別にうまかったと麃公は言いました。

信は麃公に感銘を受けました。

「やっぱり将軍は六将にひけをとらない、大将軍だ」

「ここで一緒に戦え、酒を飲めることを誇りに思う」

「自分が天下の大将軍になって、六将と飲んだ酒よりずっとうまい酒を」

と言いました。

麃公は「楽しみだ」と答えました。

 

 

麃公の死亡シーンは何巻何話

麃公が亡くなったのは、30巻第325話170頁です。

李牧の策は見破り、あと一歩で李牧を討ち取れそうでしたが、龐煖が現れ、一騎打ちの末戦死しました。

一緒に行動していた信は、李牧の罠に嵌り、囲まれた麃公を助けに行こうとします。

しかし、麃公は信に対し、「ここは貴様の火を燃やし尽くす場所に非らず。咸陽へ行け!」と命じ、自身が使用していた盾を放ります。

麃公と龐煖との最後の打ち合いが始まります。

龐煖は、信の助けを放棄した麃公を、生を諦めた麃公を弱者と言いますが、麃公は「何も分かっておらぬ」と一蹴します。

先に、龐煖の一振りが麃公の左腕を切り落しながら、左脇腹に入ってしまい、決定的な一撃を受けます。

麃公は最後の力を振り絞り、瀕死とは思えないほどの力で、右腕1本で龐煖の首に矛を落とします。

しかし、麃公は首を取れず、後を信に託すため、最終的に龐煖の左腕を折りました。

そして最期に、信へ「火を絶やすでないぞ」と言葉を託し、戦死していきました。

 

麃公が死亡に対するネット上の反応

麃公が死ぬシーンが描かれているのは、35巻でした。

  • 最後の瞬間まで、勝つための望みをつなぎ続ける姿がかっこいい武将でした。
  • 信に想いを託していくのも最高に熱い……!!
  • 豪快、豪傑
  • 自身が愛用してきた盾を『信』に託すシーンは、涙無くしては見ることができない
  • 死に様が泣けます
  • 驚異的な勘の鋭さ

このように麃公は本能型であり、豪快な性格でファンも多かったです。

間違いなく、王騎と並んで、信に影響を与えた人物です。

本能型が目覚めつつある信に色々教えてあげて欲しかった・・・

 

まとめ

麃公は合従軍との戦の最中に李牧の策で龐煖と戦い亡くなってしまいます。

信の初陣(蛇甘平原の戦い)で、麃公は総大将を努めていました。

最初は、味方を死なせまくるとんでもない将軍だと信は思っていました。

しかし、本能型麃公の戦い方は、信に大きな影響を与えます。

王騎と並んで、親のように思っていたのでしょう。

王騎の矛、麃公の盾を受け取った信。

その思いごと受け継ぎ、どんどん成長していくことでしょう。

これで、麃公の死んだ理由(死因)についての紹介を終わります。

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