今回はクローリー・ユースフォードについてまとめていきたいと思います。
彼は十三位始祖の吸血鬼とされていましたが、本当は十三位始祖ではなく実力だけで言ったら、七位始祖レベルなんです。
そんな謎多きクローリーについて色々と調べ彼は元人間だったという話や過去、そして吸血鬼になった理由についてを考察を交えながらまとめてみました。
目次
終わりのセラフのクローリーは人間だった?過去を紹介
今日はクローリーの誕生日!
って事で祝いましょう!
この頃は漫画が面白いです!#12月5日はクローリー・ユースフォードの誕生日#クローリー・ユースフォード生誕祭2016#クローリー・ユースフォード生誕祭#終わりのセラフ#祝ってくれる人RT#RTした人全員フォローする pic.twitter.com/ZUXBZ7zFav— 彩月 (@satuki_0923_) December 4, 2016
終わりのセラフの登場キャラクターで吸血鬼のクローリーですが、作中で彼が「元人間」だったということを優たち(シノア隊・鳴海)に告白していましたよね。
14巻の52話「怪しいヤカタ」で、優たちは吸血鬼達に捕まり「日光拷問」を受けているクルルとフェリドを奪還するためにとある館に訪れていました。
その館には十位始祖の吸血鬼が潜んでおり、シノア隊と鳴海は陣形を組んでその吸血鬼を討伐しようとしました。
そんな中吸血鬼を追い詰めるように館の中から現れたクローリーはその陣形を見て
陣形か 懐かしいね 僕も昔やった 人間だった頃に
と言っていました。
ここで優たちは『クローリーは元人間』だということを知ったのです。
しかし、その事に対して驚いた反応を示したのは優だけでした。
…他のみんなは、ミカ(優が言うにミカは人間だったが再会したら吸血鬼になっていた)という存在を知った時からうすうす仮説くらいは立てていたのではないかと私は思います。
吸血鬼の中には人間から吸血鬼になった者がいる…や、吸血鬼は全員元は人間だ…とか。
だから、クローリーの元人間だった発言に優以外の人は誰も異を唱えなかったのかなと思いました。
そして、クローリーは自分の過去について優に少しですが、語っていました。
14巻の53話「聖騎士のヒミツ」
元人間だったという大告白の後、優からの質問攻めの中に「人間だった頃は何者だったんだ」というのがありました。
それについて、クローリーは「僕は十字軍だったんだ 神のために戦う聖騎士」と答えていました。
つまり、クローリーは800年前までは人間で、さらに十字軍の聖騎士という立場で神のために戦う騎士だったということです。
しかし、神のために戦う騎士だった者が今では討伐される側の吸血鬼となってしまったのです。
それは、自ら吸血鬼になりたいと志願したのか、それともミカの時のように拒否権なく吸血鬼にされてしまったのかは、定かではありません。
というのがクローリー・ユースフォードが元人間だったと分かったシーンの説明と彼の過去についてのまとめです。
終わりのセラフのクローリーが吸血鬼になった理由
上記ではクローリーが元人間だったことや、彼の過去についてまとめていました。
そしてここでは、人間だったクローリーが吸血鬼になった理由を考察してみたいと思います。
終わりのセラフの漫画ではまだ彼がなぜ吸血鬼になったのかが謎のままなので……。
では、まずそもそもクローリーを吸血鬼にした『親』は誰なのかについてです。
これは、作中でも出ているので皆さん知っていると思いますが、クローリーを吸血鬼化させたのはフェリド・バートリーですよね。
ですが、フェリドはクローリーの『親』ではなく『兄弟』なのです。
それは何故かというと、フェリドはクローリーを吸血鬼化させる時に自分の血ではなく、自分の『親』(つまり、第二位始祖リーグ)の血を飲ませていたのです。
だから、フェリドはクローリーの『親』ではなく『兄弟』なのです。
そしてフェリドがなぜクローリーを吸血鬼化させたのか、その理由についてなのですが、「ただ単に手駒が欲しかった」とかではないような気がします。
吸血鬼の寿命は人間よりも遥かに長くその暇を潰すためのオモチャなのか、それとも自分の血ではなくリーグの血を飲ませたことに意味があるのか、などなど色々考えてしまします。
他にも、14巻の53話「聖騎士のヒミツ」で元は人間だったという告白を聞いた優は「人間だったのに人間殺すのおかしいだろ」と言いました。
それに対してクローリーは「えー歴史を見なって 人間が一番人間を殺す 僕も人間だった時の方がたくさん殺した 比べたら吸血鬼はゼロと言っていいくらい殺さないよ」と返していましたよね。
このセリフを聞くと人間に対して少し否定的な感じがしませんか?
さらに言うと吸血鬼のことを肯定しているような気も…。
私の考えすぎかも知れませんが、でもこれもクローリーが聖騎士という立場から吸血鬼になってしまった理由の1つなのかも…と私は考えています。
クローリーの従者を紹介
そして、最後にクローリーの従者を軽く紹介したいと思います。
クローリーには二人の従者がいます。
二人とも貴族の吸血鬼です。
チェス・ベル
吸血鬼で第十七位始祖。
自由奔放な性格で自身の欲望に忠実なため吸血の際に歯止めが効かずに人間を殺してしまうこともある。
甘えた口調で話すのが特徴。
ホーン・スクルド
チェスと同じく吸血鬼で第十七位始祖。
とある理由で従者をしている。
チェスの姉的存在でもあり、真面目な性格をしている。
金髪に縦ロールが特徴。
二人ともクローリーの血を何よりも好むので、事あるごとにご褒美と際してクローリーから血をもらったりしています。
二人がなぜクローリーの従者をしているのかその理由はまだ明らかになっていません。
ですが、二人からはクローリーへの忠誠心のようなものはあるようなので今後彼の敵になるみたいな展開はないと予想は出来ますね。
しかしチェスもホーンもクローリーの眷属ではないのに、なぜ従者をしているのかという疑問が残りますね…。
終わりのセラフのクローリーは人間だった?過去や吸血鬼になった理由を紹介記事まとめ
- クローリーは800年前は人間だった
- 人間だった頃、十字軍の聖騎士に属していた
- クローリーが吸血鬼になった原因の中にフェリドの存在は必要不可欠
- クローリーの従者チェス・ベルとホーン・スクルド
- 二人とも第十七位始祖で貴族
というのが、クローリー元人間だったという話と彼の過去、そして吸血鬼になった理由・クローリーの従者の紹介についてのまとめです。
クローリーが吸血鬼となった理由についてなのですが、私個人の考えではミカの時のように瀕死の状態の時に「吸血鬼になるか死か」の選択に迫られ、そこで自ら吸血鬼になることを選択したのかなと考えています。