終わりのセラフのもう一人の主人公・百夜ミカエラ。
優の家族であり、優と同じく『終わりのセラフ』の実験体の一人だったミカエラの正体は一体なんなのかを調べて見ました。
人間なのか、吸血鬼なのか、それともこの二つとはまた違う何かなのか。
目次
【終わりのセラフ】ミカエラのプロフィール
名前 |
進藤ミカエラ 百夜ミカエラ(孤児院に来てから) |
愛称 | ミカ |
誕生日 | 5月1日 |
年齢 | 16歳 |
血液型 | O型 |
身長 | 173cm(推定) |
体重 | 57kg(推定) |
身分 | 吸血鬼 |
階級 | 都市防衛隊 |
所属 | フェリドの従者 |
武装 | 一級武装 |
好物 |
人間の頃はカレー 吸血鬼になってからはクルル・ツェペシの血を飲んでいた。 優と再会してからは優の血を飲んでいる。 |
ミカエラの容姿は癖のかかった金髪に碧眼で、ロシア人の父親と日本人の母親との間に生まれたハーフです。
ミカエラが百夜孤児院に来る前は、両親から虐待を受けていました。
両親に捨てられ百夜孤児院に入院することになり、名字が「進藤」から「百夜」に変わっています。
ミカエラは、明るくおちゃめな性格でさらに院の子ども達の中では最年長だったため、下の子達に慕われていました。
優とミカエラが出会ったのは2人が8歳の時でした。
【終わりのセラフ】ミカエラの正体は人間?吸血鬼貴族?
ミカエラは元は人間で、優とおなじく百夜孤児院にいました。
ある日世界が崩壊し、地下から現れた吸血鬼に孤児院の子供たちと一緒に拘束され地下都市に連れて行かれました。
地下都市でミカエラは優と共に自分の家族(百夜孤児院の子供たち)の面倒を見ながら地下都市脱出を計画していました。
優とミカエラは脱出計画を実行したのですが、あともう少しという所でこれがすべてフェリド・バートリーの手の上で転がされていたことだと知ります。
そしてフェリド・バートリーに攻撃され重傷を負い、瀕死状態になりますがクルル・ツェペシの血を体内に入れられ強制的に吸血鬼にされてしまったのです。
ミカエラは第三位始祖のクルル・ツェペシの血で吸血鬼になりましたが、貴族ではありません。
しかし、そこら辺の吸血鬼よりかは断然強いです。
元ネタは大天使ミカエル
ミカエラと名前をつけた母親は百夜教の信者でした。
作中では「呪われた名前」と表現されていましたね。
小説ではミカエラという名前の由来が聖書に登場する『大天使ミカエル』だと明かされていました。
なので、私は大天使ミカエルについて調べてみました。
ミカエルは教派によって違いますが三大天使・四大天使・七大天使の一人だと語られています。
さらに、ミカエルは天使の中でも神に最も近い存在として崇拝されていることも分かりました。
ミカエルの名前の由来は「神に似た者」。
そして「神の御前のプリンス」「慈悲の天使」「正義の天使」「聖別の天使」といろんな称号があります。
私の勝手な考察ですが、21巻の85話「揃うジッケンタイ」の古代ギリシャの時代の回想シーンに優・アシュラ・クルル・ノ夜そしてケースの中で眠っているミカエラの姿がありましたよね。
寝ているミカエラの背中には羽のようなものもありましたし…
私は、ミカエラと大天使ミカエルの名前が似ていることに何か関係しているのではないかと思います。
そう考えると、ミカエルの名前の由来「神に似た者」というのもなにか気になりますよね。
【終わりのセラフ】ミカエラの強さや能力はどれくらい
ミカエラは第三位始祖のクルル・ツェペシの血を飲み吸血鬼になっているため、貴族レベルに達していると言われています。
実際に4巻の12話「安全なクスリ」でグレンとの戦闘で互角以上に戦っていたのでミカエラの戦闘能力はかなり高いと思われます。
さらに人間だった頃からミカエラは頭の回転やひらめきなどが人一倍優れていて、吸血鬼になった今もそれは健在です。
なので、ミカエラは身体能力だけでなく頭の方もキレッキレなので、強さランキングをつけるとしたら上位のほうに出てくるのではないかと思います。
一級武装
吸血鬼達が使う武器は2種類に分かれています。
一つは二級武装です。
これは、一般吸血鬼たちが所持している武器のことです。
もう一つが一級武装です。
これは、基本的に貴族や都市防衛隊など吸血鬼の中でも実力者達が所持している武器です。
この2種類の武器は所有者の血を与えることで刀身が赤く染まり、所有者の身体能力を高めることができるものです。
ミカエラが所持しているのは一級武装のほうです。
ミカエラの武器は大量の茨が自身の手首に絡みつき血を取り込むのが特徴です。
【終わりのセラフ】ミカエラの戦闘シーンを紹介
4巻の12話「安全なクスリ」でグレン率いるグレン隊との戦闘。
10巻の35話「裏切りのミカタ」で優を人間の元から救い出そうと30人強もいる人間の間を突っ切るシーン。
18巻の70話「従者のタイギ」で人間側の首都防衛兵に襲われた時の戦闘シーン。
19巻の77話「悪魔キュウサイ」で真祖を取り込んでしまったシノアを助けようと優は日本帝鬼軍に自分を差し出そうとします。
そんな優をミカエラは一刻も早くこの場から離れさせようとしますが、グレン・深夜・暮人に邪魔をされるシーン。
21巻の85話「揃うジッケンタイ」で斉藤率いる百夜教に連れ去られそうになった優の元に鬼化したグレンが現れます。
そして2人の近くで優を助け出すための算段をしていたミカエラの背後に真昼が現れ2人は戦闘態勢に……。
21巻の87話「共喰いカゾク」で鬼に取り憑かれたグレンの元から優とミカエラは逃げようとするが、戦闘になってしまいます。
ミカエラの戦闘シーンをまとめてみたのですが、あまり多くなかったので少し驚きました。
ミカエラは吸血鬼になった後も人間の血を飲まずに生活していたので他の吸血鬼より理性が残っていたのではないかなと私は思いました。
あとミカエラが戦うとき、優が関係しているなとまとめながら思いました。
まとめ
ミカエラについてまとめると…
- 元は人間だが、第三位始祖のクルル・ツェペシの血を飲み吸血鬼になった。
- 一般吸血鬼だが戦闘能力は貴族レベル
- 頭がキレるのは人間の頃から
ミカエラの戦闘シーンをまとめて改めて気づいたのは
- 無駄な戦闘をしていない
- 自分から攻撃は仕掛けていない
- 優への執着が強い
こんな感じですかね。